このブログは2010年から初めて3年間が過ぎました。カトー折りがエコになるのか、エコになる知恵を考えることを続けてきました。これからもこのブログは続けますが、夜勤の仕事が1月から入ったことで生活リズムが変わり、落ち着くまでブログ更新どころではありませんでした。久しぶりに訪問者数を見ると、変わらない訪問者数でした。感謝申し上げます。
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さて、仕事先での弁当から出るゴミは相変わらずカトー折りの袋で片付けしています。夜勤で栄養をつけようとバナナを食べることもありますが、そのときもその皮をカトー折りの袋で片付けています。これは、エコというより、エチケットなのか、習慣的にやっています。またピーナッツを食べるのですが、これはカトー折りの箱、深い箱をつくって、箱の中で割ることで散らからずに食べることができて、便利です。
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この箱を作って、役立てる楽しさもありますが、確かに必要だから使う点では単に役立って、助かるわけです。そこに3Rに貢献しているのかという点では、正直、あまりないようです。貢献度は低いのですが、箱があることはそこで分別がしっかりできるということです。ごみ発生時にごみを捨てる最初の第一人者が責任を持って、分別するところ、つまり食卓などで手軽にできる点では貢献できると思いますが、それよりそういう意識を絶やさずに、習慣づける位置づけで、生活習慣の一つとして、分別の習慣化には貢献するのだろうと思います。
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3月19日に講演依頼が入りました。セキュリティ関連の団体で行うのですが、どのような講演にしようか練っているところです。そもそもきっかけは、カトー折りの袋が大事な鍵をしまったり、保護するのに役立つ、紙にすぐに仕舞えることで小さなものでも確実に保護できると説明したところからでした。また、使い終わったCDやDVDを片付けるのにもケースから出して、片付けるときにこのCD用の袋で仕訳するのも役立ちますね。放っておくとあとでわからなくなります。紙に入れることで書きやすくなり、他と区分けできますし、便利です。
非常用としては、紙で紙コップをつくって、水を飲む。毛布でバッグを作って、大きくて大事なものを収納する。また寝袋にする。ブルーシートを使って、雨をしのぐ場合、袋にして、濡れてはいけないもの、食糧、機器を保護する。夏で暑いとき、風があるときも虫や砂がこないように保護してくれる。
東日本大震災でボランティアに行きましたが、そのときに用意したもので役立ったのは新聞紙でした。それもカトー折りではなく、ただの新聞紙でした。これが汗や泥をふき取るタオルになったのです。カトー折りが役立ったのはせめて汚れ物をしまう袋くらいでした。実際の作業ではマスクで息苦しく、トイレがないのに、のどが乾くことを体験して、周りのペースを気にすると余計に呼吸が浅くなるのです。汗をかき、結局トイレに行きたくなることはありませんでした。仕事も自分のペースでできるところを探して、落ち着いてやれるところをしました。パニックのとき、災害時の行動というのは、自分で予想したとおりの行動がとれないことを痛いほど体験しました。
カトー折りを中心に講演することもできますが、これまでの講演内容からすると、ずいぶん畑の違う内容ではないかと思いますが、これを機会に勉強と準備をしているところです。それで気づいたのですが、他人がまとめたものを勉強して、それを講演に取り入れたものとしてもなんら面白くない、聞いている人に伝わらないものではないかと思います。せっかく、私を呼んで下さったのですから、私のオリジナルなものを提供したいものです。
そう、カトー折りは、いろんなところとコラボできる点が面白いのですが、これをイベント、工作、野菜入れ、ショーとして、遊びとして、ゲーム、ワークショップとして、教室として、講演として、役立ちます。なんといっても自分が作ったものを使うという場面は暮らしや仕事の中でもあまりないのではないでしょうか。みんな買ったものを使っています。使っているモノで自分がこしらえたものは意外とないものです。自分がつくった道具や用具で仕事や暮らし、自分に役立てることがどんなに心理的に満足感を得ているか、愛着があることに気づきます。
では、また。。