神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[SF] 探索者

2008-11-16 23:41:02 | SF
『探索者』 ジャック・マクデヴィット (早川書房)




2007年ネビュラ賞受賞作。ネビュラ賞といえば、文学的に優れているとか、SF的に新規性があるとかが売りで受賞することが多いのだけれど、これは文句なしの娯楽作品。

チャッチャラッチャー、チャッチャチャーと、頭の中でインディージョーンズのテーマが鳴り響く未来の考古学者の冒険譚。

舞台は今から1万年未来で、探し物はそこから9000年前の遺物。って、今から1000年も未来じゃん。未来のモノが考古学者に遺跡として発見されるなんて、ちょっと《センス・オブ・ワンダー》じゃないですか。そうでもない?

そんな未来の時代でも磨耗したピラミッドが残っていたり、月面に人類の第一歩が残されていたりするらしい。真空で守られたその足跡は、ある意味タイムマシンであるという表現にはしびれました。宇宙の難破船は海水で腐食したり、海草や固着性動物に覆われたりしないので、まさにタイムマシン。数千年前の宇宙船の紋章付きカップがマントルピースの上に骨董品として飾られてるなんて、ちょっといいでしょ。

で、この作品は歴史の中に消えた植民地を探すミステリーな訳で、あんまり中身は語れないんですが、今年のベスト級ですよ。

1万年後の世界が、今とあまりに変わっていないところは突っ込みどころなのかも知れませんが、マヤだかエジプトだか良くわからない遺跡を探す本家よりも、よっぽどサイエンス(笑)

エイリアンとか、政治ネタとか、思想ネタとか、細かいくすぐりネタも満載なわりに、いわゆるパンクに走らず、一本の太い物語でハラハラドキドキ、安心して初心者に進められる作品です。

これがヒューゴー賞受賞できなかったのはどれに負けたのかと思って調べてみたんだけど、ノミネートにも入ってないよ(笑)

応援自粛はいつまで続くのか

2008-11-16 20:50:18 | コンサ
10/26の川崎戦から始まったコンサドーレ札幌の応援自粛ですが、決着どころが見えないまま、今も続いています。

応援自粛といっても、これまでコールリーダーを担ってきたUS(Ultra' Sapporo)がリードをしないというだけで有志によるコールは続けられており、ゴール裏全体の行動となっていないため、ちょっとみっともないというか、みったくない状態になっています。

USの応援自粛はH.F.C.(北海道フットボールクラブ=コンサドーレ札幌)のフロントへ、来期へ向けてのビジョンを示すことを要求して行われているので、来期へのビジョンが示されれば決着することになります。

フロント側としても、報道にもあるように、これまでにいくつもの動きが出てきています。

・三浦監督の今期限りでの退任(個人的には辞任とは認めません)
・来期新人0人といいつつ、上原加入、ユース曳地の練習参加
・ユース強化の一環としての新寮建設計画
・女子サッカーチーム新設、女子U15チームの検討
・エジソンを筆頭とした外国人育成計画
・前倒し契約通達を選手会から要望
・GM職の新設(オシム用? 村野さんは?)

これらは来期のビジョンの一部といえるでしょう。

USが、応援自粛という態度で抗議を表すという当初方針のままであれば、これらの動きを来期のビジョンとみなし、応援自粛の早期解除があったかもしれません。しかし、他のサポからの反発や抗議により、USはH.F.C.および、選手へ文書によるメッセージを伝えました。その結果、おそらく、フロントなり、選手会なりから文書による回答が無ければ、応援自粛解除は難しい状態になったかもしれません。

もしかしたら、振り上げた拳の下ろし先を取り上げたのは、われわれを含むサポなのかもしれないなと思う今日この頃。

ただ、上記に上げたものは、三浦監督と上原の件を除き、スポーツ新聞などを経由した情報であって、H.F.C.の正式文書ではないんですよね。これらの育成計画が空手形に終わらないように、切に希望しますが、幹部の誰かの個人的考えであって、フロントの統一見解ではないのでしょう。

ところで、浦和レッズは、エンゲルス解任のような具体的行動も無く、札幌戦の前にサポーター向けに声明を発表しただけで、応援拒否を解除させました。

それに比べて、我らがH.F.C.の態度は、サポーター軽視ととられても仕方がありません。というか、明らかにサポーター軽視だと思います。

もし、H.F.C.が文書での回答なり、声明を出すとすると、最終節の鹿島戦直前くらいでしょうか。それまでに来期の監督が決まらなければ、そもそもこの件に対する声明すら出さないかもしれません。

11/23の東京V戦、11/30の名古屋戦は応援自粛のままでしょう。12/6の最終節、鹿島戦は応援自粛解除になるかどうかは、H.F.C.次第。完全無視だと、来期はUSの居場所も無くなるかもね。