オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

江の島スナイプレース応援・交流

2014-05-26 12:05:15 | 日記

 5月25日(土)、江の島スナイプ選手権?に会社のチームが出場、応援・観戦にディンギーチームと我等のチームと合同で出港した。


 レース海面に到着すると、既に今日の第1レースは始まっていて、私たちN社チームのKM谷選手がどうやらトップを帆走っていて、60艇くらいの艇団を引き連れている。 フィニッシュライン近くに行き観戦していると、そのままトップでフィニッシュ、見ている我等を興奮させてくれた。 「あっぱれ」をあげよう。
 続いての第2レースは、中団にもまれてのスタートとなったが、第1上マークまでに3番手に上がってきた。 そのまま抜きつ抜かれつしながら結局3位フィニッシュとなった。
 応援・観戦はここまでにして江の島に戻り、交流の宴の準備となった。


 すぐさま乾杯、とりあえず呑もう・喰おう、となる。
 本日のメニューは「ナンチャッテイタリアン」、チーズ2種、生ハム、オリーブのアンチョビ風味にフランスパンなどなど、
 N崎選手特製の「しらすのアヒージョ」に歓声が上がる。

 レースを終えたKM谷選手とYM下選手が登場。 そのタイミングを見計らってヨセフ特製「厚切りベーコンとキャベツのペペロンチーノ」が出されると、旨い美味しいでおかわりとなり、満場、笑顔につつまれた。

 かつては会社のヨット部として、みんなでひとつだったのが、人数が増えたり、大型艇でのレースが盛んになったりして、だんだんと活動が分かれていった。 それぞれの分野で実力のある人たちがいるのだから、もう一度ひとつになって力を合わせていくことが、これからの時代・社会に適しているのではないか。せっかくのネットワークを大事に育てていきたい、というのが今回の趣旨であり、今後も広げていきたいと考えている。

第19回ケンノスケカップ@三崎

2014-05-18 19:32:49 | 日記
 今年もケンノスケカップヨットレースが三崎港をベースに行われた。 今年で19回目、全国から林賢之輔さんの設計思想と人柄にホレたファンが集まって、ヨットレースと楽しい楽しいパーティで盛り上がった。

 

 毎年、仙台から回航してくる常連の「雪風」が今年も参加する予定だったが、先週の強風で、途中の大洗付近で回航を断念し、仙台に戻ったり、またやむをえない状況から数艇が不参加となり、今年は12艇の参加となった。

 昨年に引続き、私は本部船で運営のお手伝いをすることにして、江の島から我等の艇を回航した。
 16日金曜日、私とTO会長、ダイゴローの3人で11時江の島を出港、小網代湾に立寄り、スタート・フィニッシュの場所を下見してから三崎港に入港した。
 先に入港していた「あうん」のK里さんから、アウターマーク、旗一式、拡声器などを受取って準備を開始。 アンカーの確認・準備や旗竿のセットなど無事終了、お風呂屋さんのあと夕食を兼ねて三崎港内のマグロ専門店に納まり夕食、というか3日間のクルージングがスタートした気分だ。 

 翌17日土曜日は絶好のレース日和、予定どおり小網代湾を10時半にスタート、南西ブイ往復の4時間弱のレースだけれど、白熱したいいレースになった。 AQUAがケンノスケクラスのファーストホームで、小網代浮標からフィニッシュまで、リーチングスピンで見事な帆走りを見せてくれた。 その後、各艇続々と入り、無事終えることができた。
 このイベントはレース後のパーティがメイン、総勢100名の大宴会である。 各艇紹介では、本部船の我等が真っ先に紹介され、幻の焼酎「伊佐美」を一本いただいた。
 林さんは、各艇のテーブルを回って、既に相当出来上がっていて、司会の女性から「先生、しっかりしてください」などと気合を入れられる。 宴は次第に盛り上がっていく。
 ヨットで世界一周をした方が2人もいて、そのうちの1人は何と世界を7周の「酒呑童子」の斉藤実さん、レースにも乗っていた。 各艇からのユーモア溢れるスピーチが、この会の楽しさを更に盛り上げる。
 最後に全員で記念写真でお開きとなったが、そこから第2部、各々のキャビンで宴会となり、あちらこちら渡り歩く人も。
 我が艇には林さんが登場してくれて、最後までいてくれました。

 翌日、遠来の艇は早朝に出港、近隣の艇にはまたまた朝から呑む人もいて大騒ぎ。 我々は、朝市のマグロ丼、味噌汁つき500円をいただいて、文佐に行きたいというM編集長とともに8時すぎに出港、ヨセフの待つ江の島に向かった。

 江の島でまたまたマグロで軽く一杯のあと文佐へ。 日曜日とあってあいにく満員、少し待ったが断念、帰ることにした。
 が何と、伊豆高原のサウスフィールズのゲゲ夫妻とばったり出会ったのには驚いた。
 しばし立ち話のあと、また皆で行くのでよろしく、とお願いした。

 林さんの人柄を慕う人たちとの、ほのぼのとした3日間、ちょっと呑みすぎながら楽しく過ごしましたね。


 

今年のGWは仕事に

2014-05-04 18:03:12 | 日記
 例年、GWはクルージングに行くことが多い。 今年も我等のチームは東北組を含めて下田までの計画だけれど、私は東京港での仕事になった。
 今日の仕事場は羽田空港がよく見える西航路。 ここは2隻の船で24時間業務の2交代で、5月3日の朝7時出港、現地で僚艇から無線機を受取り交代した。 明日の朝7時半まで3人で乗務する。 天気は快晴、南風。
 運転は交代制とし、昼間は2時間運転の4時間はスタンバイ、夜は1時間運転の2時間スタンバイ。 スタンバイは何事もなければ寝ていることができるが、

 GWだからか早朝から羽田空港は離陸待ちの行列、3本の滑走路から3分間隔で飛び立っていく。 平行する2本の滑走路からは同時に離陸していくことも。 コンテナ船も次々と出港していくが、いつもより幾分少ないと感じた。

 南の風が徐々にあがり、10メートルに。 昼食は同乗のO場社長が船内で調理したスパゲティナポリタン、旨い々々。 夕方6時半、風が上がり、波も悪くなってきて一時待機の指示があり、中央防波堤の裏、東京ゲートブリッジの下に行き投錨。
 ここでゆっくり夕食をいただく。 夕食は、同じく社長がつくってくれた。 炊きたてのご飯に豚肉しょうが焼、温野菜に特製ドレッシング。 これがまためっぽう美味しい、あまりの美味しさに写真を撮るのを忘れてしまった。 ビールがないのが残念だけれど、もうクルージング気分だ。
 1時間ほどすると風が北に回り業務再開となった。
 夜も北の風が上がり、潮の流れも早いが、レーダーを見ながら交代で運転・休憩し、時々襲ってくる眠気の他は体調はいい。
 大島レースに比べたら、セールはないし競う相手もいない、同じ24時間でも気分が楽で、朝まで順調に過ごすことができた。

 朝7時半、昨日交代した仲間のC原さん、KNさん、MR田さんが到着し交代、業務終了となった。

 例年、4月~8月までは船の仕事はお休みになることが多いが、オリンピックも決まり、これから仕事は増えていくらしい。
 こうして、この歳になっても好きな仕事が続けられるのは楽しい。 美味しい食事を作ってくれる社長に感謝です。

 このチームは仲のいい家族的社会・集団(ゲマインシャフト)だ、と仲間のKNさんが言っていたっけ。KNさんは勉強家でいつも新しい斬新な考え方を提供してくれる。 KNさんとのお酒もまた楽しい。