オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

やっと船底塗装ができました。

2020-09-21 22:28:28 | 日記

 今年3月、春分の日に船底の清掃・ペンキ塗りをする予定がコロナ騒動で身動きができなくて延期になっていましたが、やっと秋のお彼岸休みになってキレイにすることができました。
 7月にサトちゃんの散骨式のため汚れ落とし、そのままベイサイドへ1ケ月のお引越し、ベサイドでも汚れ落としだけをして江の島に帰ってきて、早くきれいに船底塗料をしないと、と思っていました。
 今回は「逗子レガッタ」に参加する仲間もいたので4人でフル稼働でしたが何とかやりきることができました。

   ↓ Before


 19日土曜朝に上架、圧力ホースで水洗い、⇒ 乾燥の後ペーパーかけ ラダーとキールのみ塗装ができました。
 翌日20日は雨の予報がでていましたが何とか持ち堪えてくれて無事完了しました。
 34ftの船底は4人ではちょっとキツイですね、でもよくガンバリました。 会長いわく「ガンバッた自分を褒めてあげたい」などと何処かで聞いたことのあることを言ってました。

   ↓ at JOB


   ↓ After


   以下、いつもと同じ


 「野田の湯」さんでは、我々は「ヨット部さん」と呼ばれていて、受付のオッカサンとは50年のお付き合いです。
 「ヨット部さんがいちばん古いお客さんだよ」と大切にしてくれます。 我々の専用ロッカーがあり石鹸・シャンプー・髭剃りがいつも置いてあります。時々お孫ちゃんが受付にいますが、そのお孫ちゃんが私の顔を見て「ヨット部さん」と言ってくれました、何だかうれしい気持ちです。

 古い船ですが船底がきれいになってスッキリしました。 酒が美味いっ・・・。

江の島に戻りました。

2020-09-06 22:15:13 | 日記
 9月5日土曜日、横浜ベイサイドマリーナから江の島に回航、ホームポートに戻りました。

 今年の夏も猛暑が続き海水温度が上昇、水面下の生き物の活動が活発だったようです。
 2週間前、チームのM副会長のレポートによるとエンジン2000回転で4kt、このままあと2週間経つとどうなるのか? 
 4kt以下では江の島に帰れません、回航直前にベイサイドで上架して船底をキレイにしよう、ということになりました。
 5日朝一番で上架したところアリャリャ、船底はスゴイことになっていました。



 見たこともない長く垂れ下がった「藻」がビッシリついています。これではスピードは上がりません。
 この現象、我々の艇だけではないようです。 先週上架した「レイア」も、先々週回航した「Mプティ」もそうだったようです。
 手伝いにきてくれた「レイア」のHG原選手、回航に乗る「Mプティ」メンバーも一緒になってテキパキ船底をお掃除しました。
 マリーナのスタッフの協力もあって10時20分には出港することができました。



 出港に際しHG原選手がウクレレ演奏でお見送りしてくれました。


 北東~東の風6kt前後、メインセール1枚とエンジンで快適な走りです。
 「Mプティ女子」の手作りのおつまみで軽く乾杯。 (飲酒運転はイケマセン、よいこはマネをしないように)

 観音崎~あしか島~剣崎と順調に進み、三崎港を通って相模湾に入ります。 MAX 8.2kt 超快適。
 「やっぱり相模湾はいいね」、みんなで納得です。安心感がちがいます、  水もキレイです。



 1ケ月のベイサイドマリーナ滞在でしたが、素晴らしいサービスを体験して、ちょっとしたクルージングで異文化に触れたような気がします。
 でもやっぱり江の島に着くとホッとしますね。
 ごく自然な流れで「野田の湯」~「成ちゃん」に足が向かいました。



 結末はいつも同じですね。
 でも、なるべく早く船底の塗装をして仕上げをしないと・・・・。