「皆さま、本日はお忙しいところ、ヒマな順にお集まりいただきありがとうございます」
これは、渡邊タクさんが好んで使っていた開会のあいさつです。
タクさんが亡くなって15年目の命日、1月9日には例年のように仲間が集まりました。
会場はM編集長のお膝元、浜松町の中華「隋苑」です。
まるで新年会のように集まってワイワイ呑んで食べては思い出話をするだけ、「新年最初は俺のために集まって騒げ」とタクさんが言っているようです。
タクさんの名セリフをもうひとつ、「いいかげんなこと林のごとく、だらしのないこと山のごとし」と武田節の一節をもじってよく言っていました。
ちびっこマラソンで全国の子どもたちに愛され、そのご父母にも慕われていたタクさん、子どもたちには「人の話は目で聞け」と言ってはお母さん方からお礼と感謝の言葉が寄せられたものです。
こうして、毎年々々同じことをくりかえしていますが、「毎年同じことを繰り返す、これがシアワセなんです」と映画・日々是好日のお茶の先生が言っていましたっけ。
今年も健康で穏やかな年でありますように・・・・・。