オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

沼津でレース・第3トラピーズ

2014-06-24 22:55:28 | 日記

 6月22日(日)は沼津のレース。 ここんとこ毎年参加していて、一昨年は「タモリカップ」で総合優勝までした、あのカッ飛び艇マジック25に。 今回、ダイゴロー選手が江の島を離れられない用事があるので、4人乗船・一人不足のままレースに参加した。
 オーナースキッバーSG本ちゃんにSN田父娘、それと私の4人。 本来であればトラピーズの鬼ダイゴローが入る第3トラピーズに私が入りメインシートと兼務になった。 

 雨もようの中、10時30分、アウター寄りのいい位置からスタート、往路はジェネカーの風、すぐさまアップしたがちょっとトラブル、3分ほどタイムロスしたが、途中いい感じのプレーニングを楽しむ。 第一マーク回航後は上りとなり、第1トラピーズのSN田嬢がハイクアウト、続いて第2トラピーズのSN田父がハイクアウト。 「お父さん出るのが遅い」とクレームあり、父上も負けてはいない。 「いいなぁ、こんなところで父娘ゲンカなんかして、羨ましいったらありゃしない」とSG本スキッパーと私。 第3トラピーズの出番はちょっとだけ、第3はかなり前方から吊られるのでバランスが難しいが出番が少なくてホッとする。
 前を行く何艇かを快調なスベリで捕らえてお昼頃にはフィニッシュした。 トレーニング不足の我が身にとっては早いペースで助かった。
 フィニッシュ後、SG本オーナーのお兄さんの快適な船内で昼食・雑談、成績はまあいいや、と表彰式はお兄さんとSN田父娘にお願いして、SG本っちゃんと私は早めに帰ることにした。 次回は8月、それまでに筋力トレーニングをしないと。

 新しく伊豆縦貫道が開通し便利になり、箱根超えで2時間で家にたどりついた。

仕事仲間の壮行会

2014-06-20 00:15:33 | 日記
 6月19日(木)、今日は3ケ月に一度の眼科検診の日。朝9時から御茶ノ水の井上眼科に行き、検査と診察があった。
 夜は仕事仲間のSG崎さんの壮行会なので、なつかしの銀座をブラブラした。 サテ昼飯は? いろいろ頭に浮かんだけれど、ガード下の喜多方ラーメンに決定、「青唐辛子の塩ラーメン」をいただく。お店のお姐さんに「あらしばらくね」と言われ、チョットうれしくなってしまった。


約束の時間まで待ちきれず店に行くと、ちょうどSG崎さんとバッタリ会った。先ずは二人で乾杯。 そのSG崎さん、どこへ行くかっていうと、内閣府のプロジェクトの一環で択捉島へ。 択捉島の住民に日本語を教える、という企画でそのツアーの責任者・団長だという。 7月の出発を前に仕事仲間でささやかながら壮行会を、ということになった。 SG崎さんは元内閣広報担当で、現在は我々と一緒に東京湾で船の仕事をしている。 卒業後もこういう仕事にご指名があるような重鎮だったとは・・・。いつも仕事帰りに赤羽のおでん屋さんで昔話をしながら呑んでいたのに・・・。


 続々と仲間が集まり、いつもの宴会となった。 彼の任務の話から仕事の話から、楽しい夜がすぎていく。 この仕事仲間は実に多彩な顔が揃っている。 プロカメラマンで昨年太平洋を横断したO場社長、S友商事OBで油壷●●レレグループのKW島さん、ISZ自動車OBでカヌーイストのM島さん、元新聞記者でフリーライターのKNさんなどなど。勉強家のKNさんの言うように、仕事仲間だけれど義務や権利、利益といった経済的な結びつき(ゲゼルシャフト)ではなく、地域社会や家族のような、極めて人間的結びつき(ゲマインシャフト)なんだよね、といういつもの結論にたどりつきお開きとなった。 SG崎さん、元気で行ってらっしゃい。

 

鎌倉高校同期会

2014-06-15 22:18:30 | 日記

 6月14日(土)、県立鎌倉高校の昭和38年卒業生の同期会が開催された。 もう50年が経過したことになるが、これが2回目だ。

 江ノ電藤沢駅改札口に集合、なつかしの通学路を通って学校に行こう、という趣向だ。
 同期会の目印を掲げた男がいた。 「ハテ誰だっけ」と考えているうちに声がかかった。「野球部のTK城だろ? 俺、水泳部のHYShiだよ」 来るヤツ会うヤツ皆んなわからない。 あれこれ話しているうちに段々わかってきた。
 土曜日とあって江ノ電は満員、江の島駅でお客が入替わってまたまた満員。鎌倉高校前駅で下車、なつかしい景色だ。駅近くの踏切は数々のドラマやCMに登場するが、昔はそんなこと考えもしなかった。

 学校へ到着すると教頭先生が待っていて、校内を案内してくれた。 この教頭先生は同級生のHY田の教え子だそうな。
 校舎からは今も江の島が見える。  昔は、授業中外を見ると、校長先生がステテコ姿で庭の手入れをしていたっけ、などと話合う。 再び江ノ電に乗り藤沢へ。 グランドホテルSHONANに集まり大騒ぎが始まった。 我等の37組はFK井先生、お元気な姿を見せてくれた。 アッと言うまに50年前にタイムスリップ。


 お酒も入って気分がほぐれてくるとクラスを超えてアチコチから声がかかる。野球部にいたことで覚えていてくれるようだ、ありがたいねぇ~。だけどみんな元気だねえ~。
 これからは1年おきに開催する、との約束で楽しい3時間の会はお開きとなった。
 「お前のダブルプレーはカッコよかったなぁ」には涙が出た。そんな50年前のことを覚えていてくれたなんて・・・。


 「人生70年、近来は稀ならず」font>

関東実業団選手権・スナイプ級

2014-06-10 09:56:25 | 日記

 6月7~8日の土・日は関東実業団レース、後輩たちの応援に江の島へ。
 7日(土)はあいにくの豪雨と強い風、おまけに視界不良でレースは中止になったが、キャビン内で、ディンギーチームの面々とじっくりと話することができた。 会社ヨット部の成り立ちから過去の戦績、大型艇のレースの話などなど、途切れていた交流がまたはじまったように感じた。

 8日(日)いざレース海面へと向かったが、一転して風が弱い。 午前中は北寄りの風で1レース。 雨とともに風が落ち、午後は南寄りの風でようやく1レース、2レースをもって終了となった。



 最終成績は「準優勝」。 まだ若い選手だからこの先の目標があるほうがいい、これからもっと力をつけてもらいたい。
 成績表を持ってあいさつに来た選手たちにはそう伝えた。 目標に向けて努力する現役選手は見ていて頼もしく、ついつい自分の若い頃を思い出してしまう。 自分も随分といろいろな方々のお世話になったし・・、いろいろな思いが湧いてくる。

 考えてみれば、私たちの会社チームの歴史も40年を超えた。 実業団の強豪チームである「HONDA」や「関東自工」といったチームを目標にやってきた。 我等の会社チームからも470級関東実業団優勝や、オリンピック日本代表も2チーム、世界選手権4位などの選手を送り出してきた。大型艇でもそれなりの成績と力のある選手が育っている。 長距離航海に関して言えば、四国~九州~南西諸島・奄美大島まで20年間毎年行った猛者が4人もいるし、これらの力をもう一度ひとつに合わせて、強い強い、そしてずっと続いていくオールラウンドのチームにしたいと考えている。
 こういう時代だからこそ、ネットワークや集結する力が大切だと思うのだが・・・。