オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

赤羽一番街の誘惑

2013-01-27 12:09:46 | 日記
新しいチャンネル

ここんとこ、仕事の関係でJR赤羽駅を利用することが多い。赤羽はN●●の支店勤務時代に7ケ月だけ勤務したことがある。若手のY田君と二人でこの地域の需要予測を担当したのだ。区役所でこの地域の歴史や地勢・成り立ち、マンションの建設計画などを調べ、年度末、3年後、5年後の需要を予測し設備計画に反映した、濃い時間をすごした懐かしい場所だ。月曜日に出社して、昼間は調査・連絡など、夜は予測モデルを創ってはディスカッションを繰り返し、金曜日まで家には帰らなかった。当然、夜の街にも繰り出して精神的にも体力的にもエネルギーを補充した。  この街は、バブル期の前、高度成長時代の匂いを色濃くのこして今に至っている。 新荒川大橋のたもとにある23区唯一の造り酒屋「小山酒造」も健在だ。ここの「丸真正宗」はぬる燗が旨い。この時期だけのにごり生酒は発泡していて、少し冷やして呑むのがいい。 先日、久しぶりに一軒「トロ函」を覘いてみた。客席に炭火が置かれ、好きなものを焼いていただく。まぐろのほほ肉、鮑の踊り、あなご一本、しいたけ、などなど、お店の兄貴が客席を回って面倒をみてくれるので焼き過ぎたりすることはないが、凄い活気でこちらも気合を入れていないとタジタジしてしまう。 ついでにもう一軒、旨そうな立呑みのおでん屋、ここには「丸真正宗」のワンカップが置いてあった。迷わず注文、久しぶりと言うか何十年ぶりの気分を味わったが、もう若くはないことも感じてしまった。昔は渋谷も新宿も神田も新橋もこういう街だったような気がする。次回は気合の入った仲間と再挑戦することにしよう。>

1月9日、渡邊タクさんの命日

2013-01-10 15:14:44 | 日記
新しいチャンネル

タクさんの愛称で親しまれた「渡邊卓保さん」が亡くなって9年の歳月が流れた。DD東京ヨット部(現NXX)を創設・初代キャプテンを務め強烈な個性で人を引き付け、また、請われて大手食品会社に移ってからはセールスプロモーション局長として全国を飛び回ってスポーツイベントを開催し、少年少女たちから「軍曹」と親しまれ、「人の話は目で聞け」などの教えに、ファンになるご父兄も大勢いた。全国のスーパーマーケットの社長さんたちは、毎年タクさんが来る日を待ち望んでいたという。   毎年1月9日はタクさんと親交のあった仲間が集まり、思い出話の小宴を開くことにしている。会場は新橋の隠れた名店「たから」で、ここのマスターは古くからタクさんやI原U次郎さんと
交流のあった方だ。午後6時頃から三々五々集まり、今年は11名となった。差し入れのお酒もいただきながら昔話に花を咲かせた。9年たってもまるで昨日のことのように・・・。 この日、遠く鹿児島でもタクさんと仲良しのS松さんが同様の会を催していて、途中、電話で交流を深め、今年は鹿児島に伺う約束となった。
個人的にもタクさんは私の恩人なのです。

1月5日(土)鶴岡八幡宮へ初詣

2013-01-05 17:58:11 | 日記
新しいチャンネル

古い御札が溜まっていたこともあり、八幡様に行くことにした。50年前、中学生高校生のころは大晦日の夜に行き、除夜の鐘とともに参拝し、海岸に出て焚き火を囲みながら初日の出を待つ、ということを毎年やっていたが、サラリーマンになってからは、たまに思いついたときに行くだけになっていた。鎌倉駅下車、小町通りは人の波、すぐに横に入って段葛へでる。ここから人の波にのって本殿へと向かう。両側の提灯の中にヘリハンを発見、もうひとつ、昔お世話になった鎌倉ハム富岡商会のも見つけた。だからどうってことはないのだけれど・・・。参拝客が多いためロープを張って入場規制。30分ほど待って参拝、お賽銭を投げて家族の安全・自分の健康・我がチームの艇の安全、そのほかたくさんのお願いをする。家内安全の御札1枚、海上安全の御札4枚、〆て諭吉1枚を納める。続いて何年ぶりかでおみくじを引いてみると、「凶」と出た。今が一番辛い時、腹を据えて耐える時、自分を磨け、とあった。また、病気は軽い、縁談は相手をもう一度よく見ろ、とも書いてあった。そうか、今が一番悪い時なのか、じゃあこれ以上悪くはなりようがないな、と思ったら気が楽になった。凶と大凶のおみくじはそれ専用の箱に入れ、その箱の上にある「強運掴み矢」を握れ、とあったので言われるとおりにした。おみくじの内容は世相にあわせて書かれているものと思うが、迷える庶民に希望を与える、という意味で神様に楽しませてもらっている気がした。  
帰り道、以前一緒に仕事をしていたABR田さんに教えてもらったそば屋「なかむら庵」に入ってみた。昭和の匂いがするお店で大勢の従業員を若い奥さんが仕切っていて、いい緊張感があり不快ではない。ビールに続いてお酒を、板わさ、天ぷらそばでいただく。多分パートさんだろうが、年配の女性が「お先に失礼します」と言ったら、奥さん以下全員が、小さく「お疲れ様」と声を
かけていた。気分がいいのでついつい「もり一枚」を追加してしまった。そばの味はいい方だと思うけれど、味とは別に、こういう店はまた行ってみたいと思ってしまう。

恒例の元旦初乗り

2013-01-02 16:44:54 | 日記
新しいチャンネル

平成25年元旦(2013)江の島の兄弟船3艇による元旦初乗り・初詣が行われた。行先は葉山の森戸神社・裕次郎灯台、それと我が艇は私たちの恩師である故渡邊タクさんの散骨場所である「タクちゃんポイント」。メンバーは私にのび太くん、トミー、タクさんの長男HIROと二人の子供。それに毎年参加の赤坂Yu’sBarのオーナーマスターのT中さんとその友人。11時にMプティ、Bラミと3艇そろって出港。MプティはY岸オーナーのピックアップに葉山新港に立寄る。我が艇はGPSをタクちゃんポイントに合せ1600回転4.8ktで一直線。ポイント到着後タクさんに新年の挨拶・献杯を行った。今年はHIROが2人の子供を連れて参加、孫の顔を見ることなく亡くなったタクさんに挨拶をさせていた。続いて森戸神社の海上の鳥居に近づきお賽銭を投げ、今年の安全・安泰を祈る。裕次郎灯台にも挨拶、「今年もタクさんをよろしく」とお願いする。兄弟の2艇は、また葉山新港へと向かったが、風が南西に振れて上空に強風の兆しが見えたので早めに江の島に戻ることにした。しばしデッキでビールを飲みながら雑談。ちびちゃんたちはおなかが空いたのでMACへと向かった。その後、これも恒例となった虎丸座で新年顔合せ会。寿司Mのお兄ぃの司会、IW田オーナーの挨拶、K池オーナーの乾杯でスタート。参加者が各々今年の抱負などを話し、和やかなうちに進行した。鴨のつみれ汁が美味しかった。途中、カラオケなどもあったが私は何とか免れることができた。
伊豆の山に沈む夕日、全員で「昴」の合唱、タミオさんの手締めでお開きとなった。 もの足りない人たちは洲鼻通のイタリアンへと向かったようだ。 ことしも欲張らず、健康で楽しく、安全に過ごしたいものです。