オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

上架船底清掃・忘年会 ⇒翌日・ニューセールのテスト・今年の締め

2024-12-24 10:56:52 | 日記
 12月21日(土)から12月22日(日)の2日にわたって今年の最後のイベントです。
 今回も3日遅れの記事UPとなってしまいスミマセン。(胃袋も肝臓もクタクタに疲れました、でも楽しかったス)

 今回はチーム全員12名勢ぞろいの船内・船底大掃除です。
 船底は汚れていましたがフジツボはなし、水洗いとチョット剥げているところのタッチアップです。



 お昼にはM原副会長のお鍋2種、兄弟船より焼酎・おにぎりの差入れもあり、当然ビールということになりますね。



 下架したのち、江の島・洲鼻通にあるお店で忘年会、お刺身、鍋、お酒ともに期待以上の内容でした。 (また行こうの声)
 お店の日本酒は全部空っぽになった模様です。



 翌朝、新しいミディアムヘビー(MH)が納品され、さっそくテストセーリングにでました。
 これで今年はメイン・ジェネカー・MHと3枚のセールを新調したことになります、画期的出来事です。
 今年のEYCクラブレースでは年間総合3位に入ったこともあり気運は上向きです。

 風は弱いものの新しいセールに納得、すぐハーバーに戻りお祝いの乾杯をしました。



 その夜は、長い間お世話になっている「寿司 M」さんにあいさつに行くとともに今年の「本締め」を挙行(大袈裟)しました。
 福島からやってきた二人のメンバーも前々泊~前泊と4日間呑みっぱなしなのにまだまだ元気です。
 来年の活動の話、レースの話、昔からの因縁と話は尽きることがありません。



 一昨年に艇を新しくしてこの一年、新メンバーも加わり、希望の持てる充実したいい一年になりました。
 

忘年会・4 海彦山彦ゴルフ

2024-12-20 23:31:02 | 日記
 12月19日(木)、4つ目の忘年会は40年は続いている「海彦・山彦」というゴルフ仲間の忘年会です。
 元々は「渡邊タクゴルフ」としてスタートしたのですが、タクさんが亡くなってこの名称に変わりました。
 海彦は私たちの尊師のタクさん、山彦はタクさんの親友で昨年亡くなった山男・藤嶋弘徳さんです。
 藤嶋さんは以前にも紹介しましたが「山男」「ハーブの研究」「料理人」「ギターーの弾き語り」ほかたくさんの顔を持つ方でM浦U一郎さんのエベレスト登山隊の料理長を3回務められました。
 このお二人の大先輩の功績(航跡)を忘れぬようにとゴルフを続けている仲間たちです。

 会場はいつもM編集長の会社の近くの中華屋さんと決まっています。
 
 忘年会真っ盛りの日とあって全員出席とはなりませんでしたが以下のとおり集合しました。
 話はいつものとおりですがウィットに富んだ時事問題も多くたいへん盛り上がりました。


 

忘年会・3

2024-12-17 21:47:00 | 日記
 12月13日(金)、今期3つ目の忘年会がありました。 東京湾で働く小型作業船のチームです。
 会社勤めを終えたら小型船の運転の仕事をしようと決めていました。
 2011年3月会社勤めが終わり、運よく仕事が見つけることができました。

 東京湾は埋立地が多く、また日々多くの船が出入りするため毎日多くの工事が行われています。
 耐震補強工事、老朽設備の更改、航路の水深を測る業務などなど。
 それらの工事区域の安全を確保するため船舶を誘導する業務、作業する人たちを搬送する業務、などなど多岐にわたります。
 これらの仕事を厳しくも楽しく続けていたのですが、訳あってまた会社勤めに戻っていましたが、心には船の仕事がずっとありました。
 その仲間たちが忘年会に誘ってくれたのです。
 会場は豊洲駅近くの居酒屋、仲間にはヨットマンも多くいます。
 いろいろな現場でペアを組んで乗った人たち、話は大いにもりあがりました。 また機会があれば・・と思っています。



戯風忘年会

2024-12-11 21:58:34 | 日記

 戯風、風とたわむれる会、以前にも小欄でご紹介しましたが「ヨットマンのお茶の会」の名称です。
 北鎌倉・円覚寺には13の庵があり、その中の「龍隠庵」を拠点に裏千家のお茶のお稽古をしていますが、その仲間の忘年会が12月10日(火)のお稽古のあと大船駅近くの居酒屋で行われました。

 総勢10名、最年少のBNさんは毎年九州方面に1ケ月ほどクルージングに、H葉さんはインターナショナルジュリー、リーダー格はヨットデザイナーのHさん。 皆さんそれぞれヨットのオーナーでありクルーです。
 当然、話題はレース・クルージングが多いですがキャリアが豊富な方たちばかりで話は尽きることはありません。



 お茶は日本の伝統文化、「一座建立」 「和敬清寂」 う~ん、なかなかその境地には・・・・。

今年最後のEYCクラブレース

2024-12-09 21:51:13 | 日記
 12月08日(日)は今年最後のEYCクラブレースがありました。
 年間の成績で上位3艇に入っている我らの艇は、このレースの成績次第で年間総合優勝が狙える位置でしたが、とりあえずいつものとおり「ベストを尽くそう」という気持ちで臨みました。



 レースコースは江の島~烏帽子岩時計回り~江の島フィニッシュの行ってこいです。
 昨日は南西が結構吹いて大きなウネリが残っています。 そこに北北東20°~南180°までの風が強弱しながら振れまわっていました。
 10時30分、本部船寄りから先ずはいいスタートができました。  各艇早めのタックで烏帽子岩を目指します。
 南からの大きなウネリの中、西っ気の強弱を繰り返す風に各艇とも波に合わせるのに苦労しています。
 我らの艇はなかなかリズムに乗れずに高さが少しづつ開いていき苦しい展開になりました。
 烏帽子岩回航は大型艇では後ろの方でしたが、エボシの北側に新しい小さな定置網があり、トラブっている艇が見えます。
 欲張らず大外を回ってリーチングジェネカーUP、先行する艇をどんどん追い上げて行きました。 がしかし・・・・。
 11艇中5位で11時59分フィニッシュ、1時間29分のレース、中の下という結果でした。

 昨年10月に艇を入替えて今年から参加したクラブレースですが、年間総合では21艇中3位という結果でした。
 初めての参加でこの成績、来年への期待も込めて「まあよし」としておきましょうか。




 レースが終われば先ずビール~コクピットでの宴に、、、。 レースと同じくらい大切な宴会です。

 
 いつものように盛り上がりました。
 残す行事は全員集合の年末大掃除⇒船底清掃⇒チームの総会⇒忘年会です。 皆で来年の話をしようと思います。

  

恒例、東北復興支援福島温泉旅行

2024-12-01 21:53:25 | 日記

 東北大震災のあと「温泉に入るのも復興支援、お土産を買うのも復興支援」をテーマに毎年1泊ですが温泉旅行に行っています。
 私達のチームには二人の福島在住がいるので応援しようと初めは仲間うちの少人数でスタートしたのですが年々賛同者が増えて今年は16名の大ツアーです。

 東京駅新幹線ホームに集合、先ずはビールで乾杯です。



 今年は土湯温泉「大川荘」に宴席を構えました。
 遠くは関西から、秋田のKM田選手も登場、地元でしか手に入らない銘酒2本に加えて参加者全員に「いぶりがっこ」を持ってきてくれました。 全員大喜びです。

 宴席の模様は写真でご想像ください。 みんな50年以上の同志、短い人でも30年を超えています。



 翌朝の朝食は当然ビール、皆んな歳をとったのか今年は日本酒はなしでした。


 旅館前で集合写真、ヨッパライはいませんでした。



 大事なイベントのひとつ、福島駅近くの物産館でお土産をシコタマ買います。
 私のメインは「会津の味噌」、宅急便で自宅へ送るのが慣わしです。
 フィナーレは駅から徒歩10分のお蕎麦屋さん、もう一度ビールからスタートして天ぷらを突っつきながら福島の銘酒をいただきました、美味しい。 当然、〆はもりそば。



 こうして本来の目的・予定をカンペキにこなして駅へとむかいました。
 東京駅構内で来年の開催を確認して一本締めで解散、とても楽しいツアーになりました。



 

ルヴァンカップレース・江の島・11月17日

2024-11-19 22:28:25 | 日記



年間を通して行われる江の島YCのレース、11月は「ルヴァンカップレース」です。
 「ルヴァンカップ」のタイトルのつくスポーツイベントは2つしかありません。 ご存知、一つはサッカーの大イベントです。
 もう一つがEYCのヨットレースです。

 前置きはこのくらいにして、さてレースです。
 10時スタートの相模大三角コース、(江の島沖~上マーク~烏帽子岩(反時計回り)~相模3号ブイ~江の島)です。
 レース海面では北東11m、風は落ちる傾向とみてヘッドセールは#1・MH、早めに東海面の風をつかみたいので本部船寄りからジャストスタートできました。
 後続のライバル艇のタックとともに即タック、いい感じです。 次のマークアプローチはライバル艇より早くタックの予定が一瞬の遅れでタイミングを逃しケツをなめてタック、う~ん・ちょっと後悔が残りました。
 まぁまぁいい位置で3番手の回航で烏帽子岩へ向かいました。
 #1MHでリーチング、風が少し右へ振れて「リーチングジェネカー」アップ、いい感じです。



 振れ、強弱を繰り返す風の中、烏帽子回航~相模3号ブイまで6.1マイル、相模3号ブイも3番手回航でした。
 江の島フィニッシュに向けてはほぼスターボの一本でしたが後続艇が東へ伸ばしたため一応抑えに我々もチョット東へ出しましたが結果的にこの分オーバーセールになりました。
 でも抑えに入ったのだから仕方がありません。
 終わればいつものとおりデッキでカンパイ、いい一日です。
 
 12時半フィニッシュ、成績は2位でした。 トップは兄弟船のMプティ、彼らも久しぶりのトップで嬉しそうでしたね。



 我チーム、年間トータルではいい位置につけているので、来月のレースにはチームとしての練度を上げてガンバッてみようと思っています。
 「失敗」が次への「やるべきこと」を示唆してくれます。

ケンノスケカップ忘年会2024

2024-11-15 23:41:45 | 日記
 11月の半ば、今年の忘年会が始まりました。 トップを切ったのは「ケンノスケカップ忘年会」です。
 「ケンノスケカップヨットレース」は昨年の5月、第25回をもって終了となりましたが、これを惜しむ人たちで「忘年会は続けよう」の声が多数あり毎年続けることになっています。 これもケンノスケさんのお人柄ですね。

 会場は横浜駅前、この日のために清水から家族5人で駆けつけたチームもありました。
 ケンノスケさんのあいさつでスタートです。


 
 司会はレースの時からずっとM女史、この会には欠かせない名司会者です。

 乾杯のあとは各艇のエピソードなどの紹介、近況報告など話が盛り上がります。
 私も一言あいさつをさせていただきました。



 レースはなくとも仲間が集まる、ゲストも来てくれる、こういう会は他にはありませんね。
 「また来年もやろう」の声も多く全員で記念写真に収まりました。




秋になりました、いい日江の島

2024-11-04 22:09:52 | 日記

 11月3日(日)、3連休の中日、前日までの大雨も東の海上に去り快晴に恵まれました。 
 本格的な秋を実感、江の島ではインカレが開催中です。
 午前中は風強く、全国の大学チームも出艇待機です。



 我等の艇も出艇待機として朝から缶ビールを「プシュ」、ミニ懇親会です。

 

 快晴、気分よく建設的な話し合いができました。
 昼過ぎ、風もやや落ちてディンギーが出艇していきます。
 我々の艇も出港、インカレを見学に行きました。
 運営艇が寄ってきて「どこの大学の応援艇か」と聞いてきたので、思わず「S工業大学だぁ」と返しました。
 事実、S工大の合宿練習のお手伝いを先日やったばかりです。

 江の島に戻って呑みなおし、久々のプレミアムなお肉もいただき、いい日江の島になりました。


江の島ヨットクラブ60周年記念パーティ

2024-11-02 22:13:18 | 日記
 10月27日(日)、江の島ヨットクラブの60周年記念パーティが開催されました。
 20代の前半、私のヨットライフは江の島からスタートしました、パーティには当然の参加です。

 思い起こせば、何もわからない私に当時のEYCメンバーさんたちは基本から一つひとつ優しく・厳しく接してくれましたね。
 今でも身に染みて覚えているのは、「クルーとして船に乗る以上、絶対にオーナーに恥をかかせない」、出入港時にはサラッとスマートに。 係留時にはセールをキチンときれいにたたみ形を整える。 他の艇が出入りするときは必ず舫のアシストをする、、、などなど、セーリングを覚える前に叩き込まれました。  思えば遠くへ来たもんだ。
 お世話になった先輩方の多くは向こうへ行ってしまったけれど、お一人おひとりのことは全て覚えています。


 
 さて、当日の会場は横浜山下公園前の「ホテルニューグランド」という格調高い会場なので、60周年を心からお祝いすると同時に、「ホテルニューグランドを目一杯楽しもう」と思いました。
 歴史的建造物に指定された会場は落ち着いていてサービスも料理もお酒も最高のおもてなし、素晴らしいですね。
 パーティでは普段あまり食べないのですが、名だたる料理はみんないただきました。(私だけじゃないようでした)
 江の島YHができてしばらく2階にニューグランドのレストランがあったのですが、当時カレーライスが800円で時々先輩たちがごちそうしてくれました。 高くて自分では食べられなかったカレーライスを50数年ぶりにいただきました。

 パーティが終わってホテルのバーへ、お目当てのカクテルをいただきながらベテランのバーテンさんと雑談、ヨットマンも多く来店するようで、私が名前を挙げると、「よく来られました」と言ってました。

 パーティをこんなに楽しんだのは初めてです。  いい一日になりました。