おはようございます。9月12日土曜日です。広島は雨、久しぶりに本格的に降っています。この雨により、熱かった大地は冷やされて行き、秋への足を速めていくようになってきます。涼しくなってくれば、また、出かけやすくなり、ドライブの遠出を考えるようにもなりますが、コロナの影響で、これは控え気味になっています。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものです。このまま本格的な秋を迎えることができれば、この夏の暑さやコロナに打ち勝ち、年を重ねていくことができそうです。この夏場に感染拡大があった新型コロナを考えれば、冬場にはもっと感染拡大してくる恐れもあるのかもしれません。要注意はまだ継続です。
さて、今週の言い訳です。
週間で見れば、月曜日始値:106.227円、今週高値:106.384円、 今週安値:105.788円、金曜日終値:106.135円 となっています。上下値幅:0.600円です。動きが少なく、稼ぐチャンスが少なかったと思われます。特に小生のように、スイングトレードを中心にすると、決済タイミングは訪れず、スイング、さらにスイングとなってきます。今は大局観と目先の動きが異なる時期で、ロングは逆張りとなりますが、年末高へ向けた上昇傾向という事を期待できる時期でもあり、これへの期待もありますので、逆張り不安というものは今はありません。
今週の動きを見ていると、火曜、水曜、木曜と安値は106円を割り込みましたが、そうなったときの反発は素早く発生し、106円台を回復していると思われます。金曜日を観ると、下押しは106.057円までで、106円割れはありませんでした。
これを観ると、押し目ができると買い方が動き、ポジション取りをしてきていることがわかります。今週5営業日の平均売買値は、106.158円ですから、金曜日引け値から見れば、上にあり、ポジションは少しショートに偏ったまま引けていることになります。
日足でチャートを観ると、引き値106.135円付近には、これから下値支持帯になる、あるいは上値抵抗になる複数のMAが収束してきており、結局、相場が動かなかったことによって、このような状況になったと考えられ、動意付く材料がこれといってはなかったという事になりそうです。
あれもこれも来週のFOMC待ちという事になると思われますが、先のジャクソンホールでのパウエル議長の講演内容などを少し思い起こしてみたいと思います。
新型コロナによる影響は、まだ不透明感があり、不確実性が市場に不安感をまだ抱かせている、経済指標では、最悪期は4月~6月期で、これから反発傾向は出てきそう、しかし、当初の想定よりも、回復には時間がかかりそうで、これまで年末にはコロナ前まで戻ると考えていたが、来年へずれ込みそうだ。金融政策のみでは雇用や物価状況を改善していくのは困難で、追加の財政政策が必要になっている。政治的側面では、米中対立構造も、不透明感や不確実性を助長している。
これらを考えると、低金利政策は当初の2022年末を超えて、さらに長期にする必要があると思われる。そして、インフレ率も上昇も芳しくなく、これまで2%を目標としてきたが、これでは頭を2%に抑えられる恐れもあるので、新たに期間平均で2%という考え方を導入し、2%を超えてインフレ率が上昇することを容認する、としています。
この結果、CPIコアと長期国債の利回りがこれから注目される経済指標となってきました。CPIコアでインフレ動向を、長期国債利回りで金利動向を見ていくことになります。
長期金利が上昇し、短期金利があまり動かないとなれば、イールドカーブのスティープ化が進みます。これもチェック項目になります。
これまでに少し話題になっていた、フォワードガイダンスの見直しという点については、必要ないという考え方が強くなってきているようです。
低金利政策の継続は、株式市場にはプラスに働き、株価上昇を呼び込みます。住宅ローンや自動車ローンなどの貸付利率も低くなっていますから、ローンの借り入れもしやすく、住宅販売等は活況を帯びてくると思われます。
しかし、これとは逆に、銀行などは低金利によって収益を圧迫するようになっており、低金利状況が長引けば、銀行の倒産という事もありうる環境です。これからは銀行株の動向にも要注意になってきます。地方銀行は多すぎる、とか、銀行再編の話題が起きてくると、どこかの銀行では、倒産の危険が出てきており、取り付け騒ぎなど金融不安を惹起せしめるようになるという事が水面下にはあるという事になってきます。これを未然に防ぐためのものと思われます。
最近、みずほ銀行が、通帳の有料化などを打ち出してきましたが、悪化する収益状況を打破するための一石のようです。電子通帳にすれば、収入印紙を添付する必要がなくなるという事で、これからはこれを推進していくとしています。
残るは、直に米中対立構造です。大統領選挙前ですから、トランプさんが今、この取り組みを弱めることは想定できません。米国では、中国を嫌悪する国民が増加してきていると言います。世界の経済的、軍事的構造を変えようとする中国の意図が、危機感を持って米国民に受け入れられてきているようです。
この状況は仮にバイデンさんが大統領に選出されても一気に変化することはないだろうというところまで行っているようです。
最近の世論調査では、全体では、バイデンさんがリードしているようですが、重要州となるところでは、非常に僅差となっており、どちらがこの重要州を取れるかで勝敗が決まりそうです。重要州はわずか5つのようです。ですから、現在の予想では、まだどちらともいえないのが実情のようです。トランプさんのコアな支持者は、ブレませんから強いようです。
9月29日に第1回目のTV討論会があります。バイデンさんが認知症状を出さないで、無事にここを通過できるかがポイントになりそうです。原稿なしで話せるかどうか、、、。トランプさんが反撃に出てきたとき、すぐさま適切にこれに反論できるかどうか、チェックです。できなければ、バイデンさんに当選の芽はなくなりそうです。強い大統領を選挙民に植え付けることができるか、、、。
このように、FOMCではコントロールできない項目が市場へ不透明感を醸し出しています。大統領選挙結果が出る11月上旬まで、この状況は続く恐れもありそうです。
それでも経済の需給から経済動向が改善してくるようになれば、大統領選挙を傍らに置き去って、市場は動いてくるかもしれません。小生はこの理屈に立っています。
長期資金の投資家は今何を考えているのか、短期の投機筋は、一般大衆投資家は、、、などと考えつつ、ポジション取りをしている小生です。
現在、ユーロが高値圏にあるように思われます。高値圏での上下動になっている感もあります。そうであれば、ユーロはこれから下降へと向かうようになり、その影響は、ドルをはじめとするほかの通貨にも出てきそうです。
ECB会合結果はすでに出ています。そして今週出てくるFOMC結果を併せ考えて、ポジション取りに動いてくると思われます。
欧州勢のトレードスタイルは、順張りですから、トレンドがすでにあるとか、あるいは、新たなトレンドができるとなれば、その方向へポジション取りをしてきます。
ECBもFOMCでも政策に変更はないとなれば、世界の金融政策の大筋が決まったことになりますので、考えられる方向へポジション取りをしてきそうです。ユーロドルについては、目先的には投機筋がポジションドテンを何回か繰り返し、相場を上下に振ってきそうですが、いずれ、ユーロ売りドル買いに動いてくるかもしれません。その時、ドル円は、、。
今はこのような状況にあると思われますので、ディーラーも動きようがないというのが実情のようです。来週早々も同様で、FOMC結果が出るまでは動きようがないという事になりそうですが、結果が出るまでに、「FOMCでは変更はない」とする短期の投機筋が先に買い動いてくる可能性もあります。この動きには要注意。FOMC結果が出てくると、「噂で買って事実で売る」という動きをしてくるかもしれません。あるいは逆の動きもあるかも知れません。押し込んでおいて買い戻す、という事もあるか、、、。
ドル円での当面の上値としては、106.71円付近を想定中です。日足での75SMAが、当面、頭を押さえるという考えです。ここにタッチすると逃げ足は速いのかもしれません。日足のBB2σは106.649円付近です。これも上値を重くする材料、、、。新たな買い材料が出て来ないと、更なる上昇は難しいか、、、。新規の長期資金はどこで何を材料として、どう動いてくるか、です。長期資金の投資家の深慮遠謀はどのようなものか、、、、早く知りたい、、、、。
現在10時32分です。今も雨が降っています。大地へ相当しみ込んでいると思われます。3時間程度でも雨が止めば、菜園の耕作を行うつもりです。雨で少しは畑も柔らかく掘り返しやすくなっていると思います。今の予定では、明日午前中に一時、雨は止みそうです。
天気が悪ければ、室内で、釣りの準備でも始めようかと思っています。そろそろ、釣りに行きたくなってきました。今月中に行くか、それとも来月にするか、、、。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
さて、今週の言い訳です。
週間で見れば、月曜日始値:106.227円、今週高値:106.384円、 今週安値:105.788円、金曜日終値:106.135円 となっています。上下値幅:0.600円です。動きが少なく、稼ぐチャンスが少なかったと思われます。特に小生のように、スイングトレードを中心にすると、決済タイミングは訪れず、スイング、さらにスイングとなってきます。今は大局観と目先の動きが異なる時期で、ロングは逆張りとなりますが、年末高へ向けた上昇傾向という事を期待できる時期でもあり、これへの期待もありますので、逆張り不安というものは今はありません。
今週の動きを見ていると、火曜、水曜、木曜と安値は106円を割り込みましたが、そうなったときの反発は素早く発生し、106円台を回復していると思われます。金曜日を観ると、下押しは106.057円までで、106円割れはありませんでした。
これを観ると、押し目ができると買い方が動き、ポジション取りをしてきていることがわかります。今週5営業日の平均売買値は、106.158円ですから、金曜日引け値から見れば、上にあり、ポジションは少しショートに偏ったまま引けていることになります。
日足でチャートを観ると、引き値106.135円付近には、これから下値支持帯になる、あるいは上値抵抗になる複数のMAが収束してきており、結局、相場が動かなかったことによって、このような状況になったと考えられ、動意付く材料がこれといってはなかったという事になりそうです。
あれもこれも来週のFOMC待ちという事になると思われますが、先のジャクソンホールでのパウエル議長の講演内容などを少し思い起こしてみたいと思います。
新型コロナによる影響は、まだ不透明感があり、不確実性が市場に不安感をまだ抱かせている、経済指標では、最悪期は4月~6月期で、これから反発傾向は出てきそう、しかし、当初の想定よりも、回復には時間がかかりそうで、これまで年末にはコロナ前まで戻ると考えていたが、来年へずれ込みそうだ。金融政策のみでは雇用や物価状況を改善していくのは困難で、追加の財政政策が必要になっている。政治的側面では、米中対立構造も、不透明感や不確実性を助長している。
これらを考えると、低金利政策は当初の2022年末を超えて、さらに長期にする必要があると思われる。そして、インフレ率も上昇も芳しくなく、これまで2%を目標としてきたが、これでは頭を2%に抑えられる恐れもあるので、新たに期間平均で2%という考え方を導入し、2%を超えてインフレ率が上昇することを容認する、としています。
この結果、CPIコアと長期国債の利回りがこれから注目される経済指標となってきました。CPIコアでインフレ動向を、長期国債利回りで金利動向を見ていくことになります。
長期金利が上昇し、短期金利があまり動かないとなれば、イールドカーブのスティープ化が進みます。これもチェック項目になります。
これまでに少し話題になっていた、フォワードガイダンスの見直しという点については、必要ないという考え方が強くなってきているようです。
低金利政策の継続は、株式市場にはプラスに働き、株価上昇を呼び込みます。住宅ローンや自動車ローンなどの貸付利率も低くなっていますから、ローンの借り入れもしやすく、住宅販売等は活況を帯びてくると思われます。
しかし、これとは逆に、銀行などは低金利によって収益を圧迫するようになっており、低金利状況が長引けば、銀行の倒産という事もありうる環境です。これからは銀行株の動向にも要注意になってきます。地方銀行は多すぎる、とか、銀行再編の話題が起きてくると、どこかの銀行では、倒産の危険が出てきており、取り付け騒ぎなど金融不安を惹起せしめるようになるという事が水面下にはあるという事になってきます。これを未然に防ぐためのものと思われます。
最近、みずほ銀行が、通帳の有料化などを打ち出してきましたが、悪化する収益状況を打破するための一石のようです。電子通帳にすれば、収入印紙を添付する必要がなくなるという事で、これからはこれを推進していくとしています。
残るは、直に米中対立構造です。大統領選挙前ですから、トランプさんが今、この取り組みを弱めることは想定できません。米国では、中国を嫌悪する国民が増加してきていると言います。世界の経済的、軍事的構造を変えようとする中国の意図が、危機感を持って米国民に受け入れられてきているようです。
この状況は仮にバイデンさんが大統領に選出されても一気に変化することはないだろうというところまで行っているようです。
最近の世論調査では、全体では、バイデンさんがリードしているようですが、重要州となるところでは、非常に僅差となっており、どちらがこの重要州を取れるかで勝敗が決まりそうです。重要州はわずか5つのようです。ですから、現在の予想では、まだどちらともいえないのが実情のようです。トランプさんのコアな支持者は、ブレませんから強いようです。
9月29日に第1回目のTV討論会があります。バイデンさんが認知症状を出さないで、無事にここを通過できるかがポイントになりそうです。原稿なしで話せるかどうか、、、。トランプさんが反撃に出てきたとき、すぐさま適切にこれに反論できるかどうか、チェックです。できなければ、バイデンさんに当選の芽はなくなりそうです。強い大統領を選挙民に植え付けることができるか、、、。
このように、FOMCではコントロールできない項目が市場へ不透明感を醸し出しています。大統領選挙結果が出る11月上旬まで、この状況は続く恐れもありそうです。
それでも経済の需給から経済動向が改善してくるようになれば、大統領選挙を傍らに置き去って、市場は動いてくるかもしれません。小生はこの理屈に立っています。
長期資金の投資家は今何を考えているのか、短期の投機筋は、一般大衆投資家は、、、などと考えつつ、ポジション取りをしている小生です。
現在、ユーロが高値圏にあるように思われます。高値圏での上下動になっている感もあります。そうであれば、ユーロはこれから下降へと向かうようになり、その影響は、ドルをはじめとするほかの通貨にも出てきそうです。
ECB会合結果はすでに出ています。そして今週出てくるFOMC結果を併せ考えて、ポジション取りに動いてくると思われます。
欧州勢のトレードスタイルは、順張りですから、トレンドがすでにあるとか、あるいは、新たなトレンドができるとなれば、その方向へポジション取りをしてきます。
ECBもFOMCでも政策に変更はないとなれば、世界の金融政策の大筋が決まったことになりますので、考えられる方向へポジション取りをしてきそうです。ユーロドルについては、目先的には投機筋がポジションドテンを何回か繰り返し、相場を上下に振ってきそうですが、いずれ、ユーロ売りドル買いに動いてくるかもしれません。その時、ドル円は、、。
今はこのような状況にあると思われますので、ディーラーも動きようがないというのが実情のようです。来週早々も同様で、FOMC結果が出るまでは動きようがないという事になりそうですが、結果が出るまでに、「FOMCでは変更はない」とする短期の投機筋が先に買い動いてくる可能性もあります。この動きには要注意。FOMC結果が出てくると、「噂で買って事実で売る」という動きをしてくるかもしれません。あるいは逆の動きもあるかも知れません。押し込んでおいて買い戻す、という事もあるか、、、。
ドル円での当面の上値としては、106.71円付近を想定中です。日足での75SMAが、当面、頭を押さえるという考えです。ここにタッチすると逃げ足は速いのかもしれません。日足のBB2σは106.649円付近です。これも上値を重くする材料、、、。新たな買い材料が出て来ないと、更なる上昇は難しいか、、、。新規の長期資金はどこで何を材料として、どう動いてくるか、です。長期資金の投資家の深慮遠謀はどのようなものか、、、、早く知りたい、、、、。
現在10時32分です。今も雨が降っています。大地へ相当しみ込んでいると思われます。3時間程度でも雨が止めば、菜園の耕作を行うつもりです。雨で少しは畑も柔らかく掘り返しやすくなっていると思います。今の予定では、明日午前中に一時、雨は止みそうです。
天気が悪ければ、室内で、釣りの準備でも始めようかと思っています。そろそろ、釣りに行きたくなってきました。今月中に行くか、それとも来月にするか、、、。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌