2月21日 日曜日
明日月曜日:GDして始まり、反発するか。それとも、GDなしで、もみ合いながら反発できるか。
105.35円付近までの下押しはいずれにしても出てきそう。
今週は、株式市場も為替市場も、もみ合い傾向になりそう。上値の重い展開か。
理由は、パウエル議長の議会証言や、副議長の講演などが予定されており、さらにインフレ傾向を見る、PCEコアデフレータのデータも出てくる。
米国債10年物利回りは1.2~3%台で推移してきたが、今週は再度1.3%台に乗ってきそう。
この利回り上昇傾向は、最近は、株価に影響を与えるような判断もあって、株価は押し下げ傾向になるようなことがあるが、長い目で見ると、利回り上昇傾向は、株価上昇傾向と整合していることは歴史的に見ても、確認できる。
現在の株価調整は、高値警戒感に名を借りた利益確定売りで、調整入りとは程遠いと思われる。
ドル円は、長い目で見ればまだ上昇傾向の最中にあると思われ、少しのもみ合いや調整を繰り返しながら、徐々に上を目指していくと思われる。
海外勢はまだ日本株への投資を継続中の様子。オプション売買では、31000円のコールの売買が出てきた。これには、JPモルガン、メリルリンチ、GSなど大手がこぞって参戦してきている。こうなると、押し目ができると、株式市場は買い場となってくる。
また、原油先物市場でも、原油価格は上昇傾向にある。こうなると、さらにドル需要が出てくる。原油取引はドルで取引されている。
債券利回りは、1.3%台がしばらく続くかもしれないが、いずれ1.5%~1.9%を目指すようになってくる。この範疇で取引がしばらく続くようになって、FRBは政策の変更を検討するようになるのかもしれない。それは早くて年末か。
今週の米国議会の動向にも注意。政権の経済追加支援策に関する動きが出てくるかもしれない。
債券増発による利回り上昇と、株価上昇による利回り上昇の両天秤でどちらが勝ってくるか。前者は悪い上昇、後者は良い上昇といわれる。
今のところ積極的な買い材料はない。もみ合いながら様子を見る時期か、、、。景気回復への期待は大きいものがありますが、、、。