おはようございます。9月6日月曜日です。広島は雲り、最近の天気は、スカッと爽やかな天気にはなかなかなりません。夏型の天気から、秋型への移行時期と思われます。風は北寄りのものが増え、肌寒さを感じるときもあります。この自然の変化を感じ取り、政治や経済の風向きも、にわかに動き始めたように感じます。今の時期、だれが政治をやっても、コロナ対策は難しいと思われます。
さて、相場です。
先週金曜日に出た雇用統計が低調なものとなったことで、先行きをいろいろと考えることになりそうです。
① テーパリングは少し後ずれするかもしれないが、FRBはほぼ予定通り協議し、年内あるいは来年初めの実施開始を決める。
② FRBはテーパリングと金融引き締めをリンクさせないとしているので、低金利政策はまだ継続される。
③ 求人は多いものの、雇用者数が伸びてこない。これは主に、コロナによる影響と思われるが、学校や保育所などへ子供を預けられない世代が就労できない状況になっていることもあると思われる。
④ さらにこの状況で、平均時給が上昇してきている。物価動向だけではなく、賃金上昇傾向も出てきているので、インフレ動向には注意。
⑤ 非農業部門雇用者数は、3か月移動平均で考えると、70万人以上を維持している。コロナの影響はあっても、雇用者数の増加は今後も継続すると考えられる。
などなど、がこれまでに出てきている主なもののように思われます。ポイントは、パウエル議長が、先に打ち出している基本的なスケジュールには変化はないだろうと思われます。
こうなると、これからの動きでは、ここからの下振れは限定的なものとなり、上値は重いものの、上を伺う動きが徐々に出てくるようになるのではないかと推察できるようになりそうです。
とはいうものの、今は、まだ夏相場の最中ですから、まだうろうろすると思われます。
市場関係者が待っていた雇用統計は出ました。次なるポイントは、MSQになるかと思います。9月10日が本邦のMSQ,9月17日がNY市場のMSQになります。
その次は、FOMCでしょうか。今回の会合では、ドットチャートも出てきますから関心はあるようです。そして、自民党総裁選挙になるでしょうか。海外の投資家の中では、河野さんの支持が多いようです。
今朝のここまでの動きでは、先週金曜日の安値を更新しましたが、8月31日安値109.585円ををまだ割り込んでいません。
この下突きがあって、素早く買い方が動いたり、売り方の買い戻しが出てきているように思われます。
先週金曜日もそうでしたが、109.5~7円付近では、買い方が動いてきているようです。
こうなると、下突きはそろそろ終わりかと思うようになってきますが、4時間足の800SMA が現在、109.564円付近を通過中ですから、底堅さの確認をまだ行うとみられ、その時には、このMAにタッチする動きがあると想定しています。
本日は米国はレーバーデイということで、株式市場や債券市場は休場のようです。この環境では、本日の本邦の機関投資家は動き辛いかもしれませんが、下値突きはひとまず終えたとすれば、反発の芽も出てきそうです。
FRBから見れば、「辛抱強く」現在の政策を継続していくことへの市場の支持を得たのかもしれません。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、109.888円超、「売り」は、109.888円以下、「買い」は、109.646円以下の場合となて知升。
FPVは、109.788円、R1は、109.987円、S1は、109.504円となっています。
小生は先週に引き続き、保有ロングの監視管理が業務となります。思うように動いてくれない相場ですが、プレッシャーやストレスを感じるときもありますが、それを楽しんでいる小生も心の中にいます。割り切りが上手にできていると思われます。
株式市場は底打ちをして、これから3万円台を回復してくるようになると思われます。そして35000円付近まで上昇してくるのかもしれません。短期株式売買では、この時期はねらい目になりそうです。少し前から保有している株式銘柄も上昇傾向を醸し出しつつあります。株式市場の方は少し動き始めが早いようにも思われますが、、、。
ドル円相場は、株式市場のような劇的な動きとはならず、上値の重い展開がまだ続きそうと思われます。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 13時17分です。現在値は、109.821円付近。このレベルは、金曜日の高値安値でフィボを考えると、半値戻し付近となります。東京市場での値の戻しはこの付近までかもしれません。本日はNY市場では、株式市場や債券市場が休場ですから、利回りが動かないと思われ、その分。ドル円相場も動きが少なくなると思われます。今夜は欧州市場が主導権を持つかもしれませんが、こちらは9日のECB前ということもあり、やはり動けなのかもしれません。ただ、こちらでも、コロナ緊急対策プログラムの縮小を求める声も出始めており、ユーロの動きにも要注意となりそうです。
ドル円の動きは、目先的には、反発傾向になってきていますが、4時間足以上では、上値の重い展開となっていますので、7日の米国市場での動きを待つ必要はありそうです。
追伸 14時56分です。ここからの動きでは、間もなく大引けを迎えるころなので、6時寄付き値付近までの下振れが出てくるかもしれません。欧州市場が開く16時頃には、一度更なる下ブレが出てきて本日安値を試すかもしれません。間もなく大引けです。日経平均は、29663円付近で取引中。本日も大きく上昇してきています。
追伸 17時13分です。ここまでの動きでは、欧州勢は、買い上がってきているようです。上値が、109.946円まで来ています。この付近まで値を戻してくると、いろいろなMAなどに遭遇するようになります。
ユーロを基にドル・円の動きを見ると、ドルは買われて、円は売られているようです。結局この状況がドル円の傾向を作っているようです。
チャネルライン上辺もこの付近を右肩下がりで通過しており、既にタッチしています。ここを上抜いてさらに上昇できるかチェック。
本日日通し安値を否定するためには、少なくても、3日高値110.073円を上抜く必要があります。そして、これより上にあるポイントを上抜いていって、1日高値110.419円を上抜くことで、上昇傾向を強くすることになってきます。
9月1日高値と本日安値でフィボを考えると、現在値109.88円付近は、38.2%戻し付近になります。このフィボでの半値戻しは、110.004円付近です。何か強い買い材料が出てくれば、今夜中に一気に110円台回復はあるかもしれませんが。今夜はNY市場は休場。欧州勢がそのような相場を作りに来るかどうか、、、。
追伸 19時20分です。N225指数先物が大証では30150円となっています。少し急激すぎると思いますけど、、、。
ドル円は、109.890円付近。今夜は債券市場は休場ですから、利回りは4日金曜日の1.3260%から動かず。