おはようございます。9月1日水曜日です。広島は曇り、蒸し暑い、、、。気温は32度程度まで上昇するという天気予報。今日から9月です。気温は徐々に下がってくるとは思います。海水温度を見ると、例年、8月中下旬に表面温度が山を付け、これから下がってきます。表面と海底の温度差が少なくなり、さらに、海底の方が温かくなるという逆転現象が出てきます。魚も、過ごす最適海水温度を探して、上へ行ったり下へ行ったり、落ち着かなくなります。落ち着かないと、魚は餌を食べません。季節の変わり目は、魚にとっても生死をかけた大変な時期となります。これを為替相場へ当てはめてみると、短期の投機筋は、過ごしやすい温度を求めて、今、上へ下へと動いているのかもしれません。落ち着かないレベルとなると、資金を投入する気にはなりませんね。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、3市場とも、少し下げて引けています。総じて小動きだったようです。
昨夜、ドル円は22時から23時台で少し大きな乱高下をしているようです。調べてみると、いろいろな観測が出ています。
ECB高官がタカ派発言をし、これを受けて欧州市場でユーロ買いが生じた、また、ドイツなど国債の利回りが上昇し始め、この影響で、NY市場でも、ドル買戻しと、利回り上昇が出てきた、といいます。
あるいは、8月末日であったため、この月末調整が出て、ドル需要が起き、米国債利回りが上昇したという観測もあります。
ドル需要が出て、利回りが上昇し、その分国債価格は下がり、となれば、株価は上昇するはず、、、ですが、ここまでは整っていないようです。
ECB高官のタカ派発言が市場へ伝わったのは、日付が変わってからのようです。市場が動いたのは前述のように、22時台の動きから始まっています。
この時間差を考えると、23時ロンドンフィックスを迎えるにあたり、FOMCによるテーパリング開始も近いと考えたロンドン勢は、持ち高調整を開始し、国債を売り、相場が動き始めたように考えられます。これでまず利回りが上昇し始め、ドルの買い戻しが起きてきたと考えられそうです。この影響で、円売りが加速し、24時頃には110円台へ入ってきています。そして上値としては、110.078円を付け、その後は少し調整中というところでしょうか。その後、細かく上下していますが、現在値は、110.001円付近。
今夜は、ADP雇用統計やISM製造業景況指数などが出てきます。このデータ結果次第で、相場は少しは上下すると思われますが、東京タイムでの動きは総じて小動きではないかと推察中。
目先の動きでは、やはり上値が重くなるよ9うなパターンにありつつあるように思われます。こうなると、利益確定の動きも出やすくなりやすいと思われます。
BBが拡大してくるようになると、昨夜付けた高値を突きに来ることも想定できるようになります。そうなったときは、再度の110.124円狙いの動きが出てきそうな気がします。要は、最近の物価動向を踏まえて相場を考えると、利回り上昇傾向が出てきて、いずれもっとドル高になってくるということから、ドル買戻しが継続し、利回り上昇を株式市場がどこまで容認できるか、ということになるのかもしれません。
FRBはインフレ傾向については2%を超えてきても容認するとしています。そして、これは達成できると認識しているようです。残るは雇用状態と思われます。
雇用の戻りが順調であれば、FRBは2大目標を達成できたということになります。この金曜日に出てくる8月分雇用統計は、やはり重要なものになると思われます。
今後のスケジュールで、雇用統計発表と、FOMC開催時期を見ると、11月2日3日にFOMCがあり、10月雇用統計は11月5日に出てきます。この開催順番では、11月FOMCでは、10月分雇用統計が確認できていないため、テーパリング実施を決定しない可能性があります。12月FOMCは14日15日、11月分雇用統計が出てくるのは、12月3日。この順番だと、雇用統計結果が良ければ、テーパリングを決定する可能性が濃厚になってくると思われます。
年内決定で、年内即実施として来るのか、それとも、翌月から実施とするかは判断が必要と思われます。
市場参加者は皆、このようなスケジュールのようなことを考えながら、今打つ手を考えていると思われます。
この後どう動いていくと、最大利益を手にできるか、などを考えていると思われます。それよりも、どうなると最大のリスクとなるかを考えているのかもしれません。こちらを考えることは必須と思われます。
今週の動きとして、相場は本日か明日、安値を付けるか、と考えていましたが、昨日安値がそうなる可能性も出てきました、下振れしてきた場合、109.79円付近まで行くのかもしれませんが、日足で上昇傾向が昨日よりも強まってきていますので、長い足の動きに従うと、押し目は買いとなってきます。
また、押し目らしい押し目ができるかどうか、ということも脳裏に出てきます。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.035円超、「売り」は、110.035円以下、「買い」は、109.789円以下の場合となっています。
FPVは、109.885円、R1は、110.185円、S1は、109.692円となっています。
株価は軟調に推移するのかもしれません。小生は保有ロングの監視管理が本日の業務となります。今朝早く、昨日、新規に保有した分も含め、保有ロングの少数一部を110.004円で決済しています。大部分はまだ残しています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時24分です。日足で見ると、一目・雲下限が110.095円付近、上限が110.108円にあります。この薄いところに差しかかっています。上抜けできるかチェック中。ここまでの日通し高値は、110.133円、雲を上抜けしてきています。継続できるかチェック。また日足BB2σの位置は、110.579円付近、節目として110.50円は狙われやすい、、、。
株価は、米国株に比べて出遅れ感からの買い戻しの様子。28378円付近まで上昇し取引中。
追伸 9時35分です。上値が110.158円まで来て、3MAXを形成済み。4時間足のBB2σは、110.173円付近。これを拡大できるかどうかチェック。拡大できれば、日足のBB2σへ向かうと思われます。
追伸 10時31分です。日通し高値が110.236円まで来ています。今夜出てくるADP雇用統計結果が良いものになると、さらに反発してくる可能性はありそうです。その後出てくるISM製造業景況指数結果で、下押しが出てくるかもしれません。現在保有しているロングについては、110.50円付近では、決済予定です。雇用唐家発表までは反発上昇してくるかもしれませんが、その後は再度下ブレが出てくることも想定しています。9月中下旬の下値が、年末高へ向けた出発点となる可能性がありますので、そこを狙ってロングを再度保有する予定でいます。
9月27日までに米国議会で、インフラ投資法案が下院議会で、可決通過する予定も忘れないようにします。
追伸 15時05分です。日経平均大引けです。28451円です。大きく上昇してきました。明日は利益確定売りが出てくるか、、。ドル円は、上値を110.254円まで伸ばしてきて、現在値は、110.182円付近。株高を好感して円売りが出てきているようです。今夜のADP雇用統計の先食いが出てきているのかもしれません。まだ完全には「中に入ってきていません」ので、もう少し時間調整をしながら、BBの拡大を待つつもりかもしれません。
値幅から考えると、まだ少ない状況と思われますが、最近の動きは少ないことから、そろそろ本日分の上値到達を考える必要があるのかもしれません。本日のドル円の動きは上昇に偏っています。直近12時間の売買均衡値は、110.098円付近と思われ、この付近までの下押しが出て、その後はADP雇用統計発表を待つつもりかもしれません。およそ6時間での売買均衡値は110.175円付近。少し前にこの付近にタッチして今は反発し始めたか、というような動きになっています。
目先の相場はうろうろと上下すると思われますが、まだ売りシグナルは出ていません。押し目ができると、買い方が動いてきそうです。110.35円付近まではいきそうな、、というように考えながらチャートを観ているところです。
追伸 15時58分です。現在値は、110.214円付近。本日高値圏です。間もなく取引参加してくる欧州勢がどう動いてくるかチェック。ひとまず押してくるかどうか、、、。
16時になりました。現在値は、110.222円付近。動きはさほど良くありません。ユーロを中心にドル・円を考えると、ドルは買われて円は売られているようです。この結果まだ、ドル円は上昇傾向を維持してくると思われますが、欧州勢、特にロンドン勢が相場を下押ししてくることも考えられます。押し目作りかと思われます。トレンドは上昇ですから、これに逆らうような動きはしてこないと思われます。特に、今夜はADP雇用統計が出てきます。予想では先月よりも良い内容のようですから、相場が動くことも考えられますが、その後に出てくるISM製造業景況指数は先月を下回るようなものになっていますので、予想通りになると、利益確定売りも出やすくなると思われます。ただ、ISM指数は50を超えていると問題のない範囲となりますから、予想のようになっても、相場は反発してくる可能性もあります。要注意。
追伸 16時13分です。上値が110.310円まで伸びてきています。現状を「ゴン太指数(独自の価格レベル指数です)」で見ると、「居心地の良いレベル」となっています。まだ買われ過ぎレベルにはなっていません。これを考える限りは、まだ上昇傾向は継続すると考えるようになりますが、果たして、、。小生保有のロングも相当値幅を稼いてきました。そろそろ一度決済することを具体的に検討中です。今は、「強欲と恐怖」が戦っています。
追伸 20時29分です。ADP雇用統計発表時刻が近付いても、相場は強い期待で支えられて、崩れてきません。こうなると、今夜の発表で、どの付近まで行くかと計算してみると、110.85円付近というものが出てきました。別の計算では、110.901円というものも出てきています。これらはADP雇用統計とISM製造業景況指数との合わせ技になると思われます。111円が近くなると、まだ押し込みも強くなってくると想定できるし、金曜日の雇用統計までは、もう少し下の方でうろうろさせたいと思っている投機筋もいるかもしれません。
今夜の23時のオプションNYカットは、109.40円と109.00円にあるようですから、そこまで下振れするかどうかは別として、22時以降は下振れのリスクを考えておく必要があるかもしれません。
これから出てくる経済指標結果が予想を上回るものとなれば、上ブレ決定となり、算出できた数値付近までの反発が出てくるかもしれません。
フィボのR3の位置は、110.678円です。ここを上抜くようになると、相場は更なる上昇が期待されるようになってきます。
追伸 21時02分です。上ばかり見ていると足をすくわれますので、下振れすることも考えておこうと思います。経済指標結果を受けて相場が下振れを始めた場合、その下値目標としては、単純計算で、109.53円付近というものが出てきます。ADP雇用統計発表まであと10分です。
追伸 22時16分です。ADP雇用統計が予想を下回り、これを受けて相場は下振れ。少し前に110円割れをしましたが、現在値は、110.037円付近。この動きはひょっとすると、これから出てくるISM製造業景況指数の悪さ加減による下げも織り込みに来たのかもしれません。
ドル円現在値は、109.956円付近。
追伸 22時43分です。昨日安値と本日高値でフィボを考えると61.8%押しには到達しているようです。そして、109.903円まで下押ししてきていますが、チャネルライン下辺が、この付近を右肩上がりで通過中です。本日FPVが109.885円。そして1時間足の800SMAが109.889円付近を通過中です。この付近で下押しは止まるのかもしれない、、、。
日足ではまだ相場は崩れていません。調整は目先的なもので終わるのかもしれません。これを期待しますけど。
追伸 23時03分です。ISM製造業景況指数は予想を上回るものとなったようです。これを受けてドル円は再度反発を開始したようです。これからは、NY組の取引が中心になってきます。NY組はこれから上へ行っても相応のPIPSを稼げそうです。このまま反発していった場合、本日高値付近までは値を戻していくかもしれません。
というようなところですが、本日はここまでとします。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌