おはようございます。12月4日月曜日です。広島は晴れ、気温は低めの3度。住宅の屋根には霜が降りています。北国の方には悪いですが、当地の寒さはまだこのようなものです。除雪車が出動するようになったらしい北国の方の冬の戦いでの勝利を願いたいと思います。
この土曜日、菜園の大根などをチェック。大根の生育状況は良好で、そろそろ収穫時期になったようです。このような中でまだ収穫時期にならないのが、晩成キャベツ。球を巻き始めていますが、まだまだ幼い状況で、年内収穫できるかどうか、という状況。自然が育ててくれるものですから、自然にお任せしておこうと思います。天候は下り坂のようで、明日は雨が降りそうです。自然の恵み、です。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は、3市場揃って反発上昇しています。
特に反発上昇に勢いがついたのは、パウエル議長談話が始まってから。しかし、これにも異議あり、です。1時になると一気呵成に発言内容が出てきました。この状況を観ると、パウエル議長は発言レジュメをペーパー化して事前に配布し(多分公演開始1時間前頃)、1時までは公表しないように、との縛りをつけていたものと思われます。公演が始まるとすぐ、パウエル発言として速報で一気に流したと思われます。
パウエル議長の意図は、市場が「利上げはもうない、来年には利下げがある」と考えてきていることへの警鐘かもしれません。できれば利回り上昇を目論んだかもしれません。
しかし、市場は、これを信認しない、として利回り低下へと舵を切ってきたようです。
このような状況を受けて、株式市場も「利上げはない」と判断し、株の買い戻しに出てきたと思われます。利回りは低下傾向、そして、債券価格は上昇傾向になりました。
これと連動して、ドル円相場も動きますが、最初は、ドル買いが出て、パウエル議長発言を信認したかのように、147.6円付近まで反発しましたが、その後押し込まれる流れに。利回り低下傾向を受けて、ドル円は146.659円まで押し込まれ、引け前に少し戻して、引け値は、146.811円となっています。
CMEN225は、日経平均引け値より40程度上昇し、33475で引けています。
これらの状況から判断すると、本日の日経平均株価は上昇傾向になるかもしれません。そうなると、ドル買い円売り傾向になる可能性もありそうです。
日経平均の難しいところは、34000円へ行こうとしているのか、33000円割れに行こうとしているのか、現段階では決めるのは難しい、というところ。34000円台に乗ったとしても、そのまま強気でさらに上昇すると判断するのは難しく、その付近を天井として下降傾向になる、という判断が強そうです。まずは、これまで33800円付近で押し戻されているところを突破できるかどうか、です。突破できないと上値の重さを嫌い、下振れしてくることも想定されます。
これを考えると、ドル円の反発は弱く、戻りはあっても、その後は、売り方が動いて下降傾向になる、と判断するのが適切なのかもしれません。
ドル円相場の現在の流れは、144~145円付近へ向けての動きになっていると思われます、多少上下しながらも、そこへ向かっていくようになると思われます。
今週出てくる指標結果を受けてながら方向感を形成してくると思われます。
今週のドル円の振れ幅は大きくなる恐れがあります。取引しずらい。
思い出したことがあります。債券ファンドで大儲け中の人の話です。
10月頃から「債券相場が来る」として、債券を買い進んできた人物がいます。
そのころはまだ利回りが高く、価格は安いという状況でしたが、この人物は、「間もなく景気は後退し始め、債券価格は上昇し、債券利回りは低下傾向となってくる。」と判断し、債券買いに動いてきたと言います。これが見事に的中し、大儲けしているようです。まだ価格は上昇中ですから、利益は増殖中のようです。
債券市場にもいろいろな商品があります。投資対象になったのは、担保付翌日物調達金利先物という商品。これは米金融政策の見通しに密接に連動する商品。そして、大もうけしている人物は、債券王で名を成しているビル・グロース。この方の相場の見方は素晴らしいですね。彼は笑いが止まらないでしょうね。
10月と言えば、ピクテも公益債券ファンドが今は買いとして推奨していた時期。資金は今、債券市場へ向かっているようです。小生もこのブログに書いた覚えがあります。
高金利が製造業に影響しているようです。ISM製造業景況指数が下がったのも、これが原因かもしれません。
本日の健太君の判定は、「買い」は、147.578円超、「売り」は、147.578円以下、「買い」は、146.735円以下の場合となっています。
FPVは、147.271円、R1は、147.884円、S1は、146.199円となっています。
本日の動きは、傾向として、金曜日動向の影響を受ける恐れがありそうです。そう考えると、売り方優勢相場になることも想定できそうです。「戻り売り」が出やすいと思われます。
しかし、「G指数」は「売られ過ぎ」となってきました。そして、金曜日安値は3MIN20MINが一致形成しています。これを考えると、買い方が動きやすい相場状況とも考えられますが、、、。先週金曜日安値を更新してくるようだと、下振れ傾向が強くなってきそうですが、、、、。
相反する相場の見方、、、、。
小生はまだショートポジ保有継続中です。できたら雇用統計発表までには決済したいというのが本音です。FOMC結果が出てからの動きに賭けるというのはギャンブルになると思われますので。
今朝7時寄付きでは、GDし、寄付き値は、146.670円、日通し安値は、146.667円、安値を付けた後、キュッと上へ伸びて146.717円高値を付けるような動き方です。本日PBを割り込んで寄り付きましたから、買い方は動きやすかったかもしれません。
窓を開けて寄り付いた場合、窓を埋めた後は、元の流れに戻るという相場の見方があります。本日はどう動いてくるでしょうか。チェック。
少なくても先週金曜日終値146.811円を本日上値は超えてくると思っています。
本日分オプションNYカットは、上から、148.75円、148.50円、148.00円(サイズ大きめ)、147.75円、147.00円(サイズ大きめ)、145.00円にあるようです。146円台にはないようです。本日以降、MSQへ向けて先物主導で相場は動くようになると思われます。
146.60円や146.50円にはストップロス売りがあります。このストップロス狙いの動きが出てくる恐れはありそうです。
中東の停戦延長期待はなくなったようです。紛争状態再開のようですが、米国やカタールはまだ停戦へ向けて働きかけているようです。
ウクライナ情勢に変化はなし、、、。
今夜は米国の10月製造業新規受注が出てきます。前回よりも悪化するという予想ですが、、、。
OPECプラスでは、追加減産を決めることはできなかったようです。減産は自主的なものになる様子。原油価格は下がってくるかチェック。
間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時16分です。ここまでの動きでは、値幅からは売り方優勢になっていると思われます。昨日安値をすでに割り込んできましたから、これからは慎重に下値探りしてくると思われます。上値は重くなってきました。戻り売りが出やすいと思われます。チャートパターンからは、まだ下振れする可能性があるように見受けられます。これから、145.4円付近までの押しが出てくるかもしれません。
日経平均は33064円付近まで押し込まれています。日経平均は、本日は下振れ傾向かもしれません。これにドル円は連れて動いているような、、、。
追伸 16時02分です。値の戻しが146.893円まであり、その後、再度下押しが始まった感があります。欧州勢がこれからどう動いてくるか、、、ですが、ひょっとすると、146.00円狙いで動いてくる可能性もあるかもしれません。取引が146.50円を割り込むようになると、確率は高まりそうですが、、、。
今回の戻しのところで、146.80円ショートを追加保有しています。
追伸 20時48分です。今夜出てくる「製造業新規受注」がネガティブなものになると、相場は押しするかもしれません。その場合、145.80円付近までの下押しが出てくる恐れもありそうです。
この結果を観るのもありかもしれませんが、起きていても何もすることがありませんので、今夜はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌