おはようございます。12月16日土曜日です。広島は曇り、昨日の雨は止み、温かな朝になっています。市足、本日は午後から気温は急低下してくるようで、寒くなるという天気予報になっています。県北地方では、雪が降りそうだとか。当地にも流れ雪が降ってくるかもしれません。東北地方や北海道地方では、多くの雪が予想されているようです。そろそろ寝雪になる頃でしょうか。
さて、今週の言い訳です。
FOMC結果が出たこともあり、大きく動いたドル円相場になったと思われます。
FOMCが、今後利下げに動くことが判明し、利下げ開始の時期を巡り、市場が少し騒がしくなったように感じています。
ある機関投資家は年3回で、1回目は2024年3月を想定し、別の機関投資家は、6月を想定、某地区連銀総裁は、3Qを想定など、いろいろな想定が出始めています。
ECBやBOEも据え置きを決めました。
来週になると、日銀会合結果が出てきます。植田日銀総裁が先の国会委員会で、「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」と発言していますので、この真意は何かを探ることになると思われます。
総裁がここまで言うということは、市場は、「何か修正がある」と考えるようになっており、政策では、まだ変更なし、現状維持かもしれませんが、今後の展開について、「○○と考えている」として、その内容はゼロ金利政策の修正になれば、市場は速やかにこれに反応し、ドル円相場は、ドル売り円買い傾向が鮮明になってくると思われます。
植田日銀総裁の発言については、発言が出たときに、為替市場は一旦これを織り込み急落させましたが、その後、これを「消し」に来て、相場を元に戻す動きをしています。
これも、日銀側からの「今回の会合では、政策修正を決めることはない」というコメントが出て、その動きになっています。
このようなことから、今回の日銀会合は相当の関心を持たれており、「肩透かし」を食らうと、相場の動きは相当なものになるような気がしています。
来週は、日銀会合以外にも、重要な指標結果が出てきます。
これらによっても、相場は動くと思われます。
昨夜出た、NY連銀製造業景況指数は前回や予想を下回るものとなりましたが、これが出ると、ドル買戻し円売りが再燃し、相場は上昇。
出るまでに相場に悪いということを織り込んでいた、ということか。
「噂で売って、事実で買う」動きになったか、、、。
しかし、反発しても日通し高値は更新せず。
そして、その後、再度押し込み始め、安値の方は更新しましたが、PBにはタッチせず仕舞い、、、。これは残念でした。
これからの動きとなると、日足の200MA・142.501円(現時点)が上値抵抗となる可能性が強くありそうです。ここを上抜いても、押し戻される展開になると想定しています。そして、少し時間がかかると思われますが、週足の52MA・140.2円レベルへ向けて押していくようになるとの推察はまだ継続中です。
来週からの相場は、スケジュール的に、クリスマス休暇の影響も受けそうです。
いずれ相場は、140円を割り込んで、137円とか130円へ向かうようになると考えています。その時期は来年になるかもしれません。
今年中に、そこへ行く可能性も無きにしも非ずと考えます。
また、来週、値を戻すこともあると思われますが、その戻りは絶好の「戻り売り」のポイントになると考えています。
日銀会合結果が待たれます。どの様な結果になるか。これによって当面のドル円の方向が決まると思われます。
日銀政策修正は、円買いに働くと考えられます。FRBが、インフレピークを考え、来年からは利下げに動くようになると推察されており、これはドル売りの材料になってきそうです。日銀政策に変更がなくても、コメントや記者会見での発言で、今後の政策について、修正を匂わすような「何か」がつけ加えられると、これにも市場は、反応するでしょうね。
今回の調整は早い、と考えるようであれば、年内にも140円割れをするようにもなってきそうですが、、、、いかに、、、。
下降トレンドは継続中と判断していますが、時間調整を行ってくるようになると、動き出し始めた場合、急落相場になる恐れがあるかもしれません。
昨夜の米国市場では、株式市場は3市場で小幅まちまちとなっています。
CMEN225も下げ、指数は32630付近。
来週はどのような展開になるか、この土日で少し詳細に考えてみたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌