FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX日本列島冷え込む 今週は日銀会合で「山」を付けるか。

2023-12-18 07:36:07 | 日記

おはようございます。12月18日月曜日です。広島は曇り、冷え込んでいます。今朝早朝は2度、寒い、真冬の体感。日中は8度くらいにはなるらしい。

先週土曜日の午後から当地でも雪がちらほらと降り始め、昨日日曜日の午前中も、北風に乗って細かく小さな雪が流れ降っていました。このような雪が降るときは、冷え込むんですよ。昨日昼間の気温は4度くらいで、全く気温上昇せず。最近の当地の日の出は、7時を過ぎてから。6時半頃でも、外はまだ暗いまま、これでは散歩も少し明るくなるまで待とうという気にもなってくる。

日本海側の山陰・北陸地方から北海道・東北地方は雪が積もり、気温も下がってさぞ寒かったことでしょう。これらの地方には、大雪警報も出ているらしい。その方たちから見れば、4度なんて温かい方だ、こっちはもう氷点下になり、氷も張りだした、と言われるかもしれません。今回の寒波は10年に一度くらいの強いレベルのものらしい。そして、クリスマス過ぎまで続くらしい。雪のクリスマスは若い恋人同士には、デートをする格好のシチュエイションかもしれませんが、小生のような世代にはもう関係のないこと、、、。

早朝散歩から帰宅して、愛犬君をケアするための水を外の蛇口で用意すると、それがもう冷たくて冷たくて、、、。湯を求め直すほど。「冬だ、もう完全に冬になった」と認識。

冬至はもうすぐそこ。柚子も用意済み。カボチャはあるか?黒ラブ・オリの防寒コートも用意済み。今日はどれを着せて出かけようか、ということになってくる。オリは何を着ようが気にしてない様子。ならば、迷うことはない。日替わり着せ替えで良いではないか。

小生の防寒着も、ジャケットからオーバーコートに切り替えた。

 

さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は小幅まちまちとなっています。ダウ平均は史上最高値を更新しています。

CMEN225は、少し大きめの下げ、32630で引けています。金曜日大引けは、32970円でしたから、本日はGDして寄り付つくかもしれません。33000円を目指して反発できるかどうか、というところか。

先週金曜日の利回りは少し複雑に動いたように思われます。下げたり上げたり、また押したり、、、。

この動きに、ドル円は翻弄されたと思われます。

 

NY連銀総裁は、「FRBはさほど利下げの議論はしていない。3月利下げを議論するのは時期尚早」と改めて言い、アトランタ連銀総裁は、「利下げは早くて2024年3四半期」と発言し、シカゴ連銀総裁は。「インフレとの戦いはまだ続いている。今後出てくるデータ次第」と発言し、皆さん利下げに先走る市場をけん制しています。何故、パウエル議長は利下げを煽るような発言をしたのか?市場は少なからず「困惑」。

このようなこともあって、利回りは反発傾向に、、。しかし、それは一時の反発かと推察しています。

先週一時的に4%を割り込んだ利回りですが、FOMCで出てきたドットプロットによれば、来年の利回り中央値は4.6%程度になりそうですから、4%割れが恒常的になるのはもう少し先のことになるかと思われ、4%台前半でしばらく推移するかもしれません。

 

今回のFOMCを受けて、GSは3月利下げ開始、JPモルガンシティーは、6月利下げ開始を打ち出して来ました。

どちらにしてもマーケットメーカーでもある両社や世界の年金運用機関投資家など長期資金運用者がこれからはドル売り円買いで動いてくることも想定できそうです。こうなってくると、短期の投機筋はドル売り円買いには抗えない立場となってきます。

時にドル円相場は上昇しますが、短期の投機筋は早めにポジションドテンを行ってくると思われます。そうしないと投機筋は、身の破滅を自ら招くようになる。彼らの資金はすべて買い入れ資金。これを溶かすわけにはいきません。

 

利回り動向を考える上では、債券市場からも目が離せません。債券市場では、今、債券買いが進んできています。近い将来、債券価格はさらに上昇し、今は高止まり傾向にある債券利回りは下げ傾向になると考えているようです。債券価格が下がる(利回りは上昇)局面は、絶好の買い仕込みか所となります。

 

もう一つ要注意項目があり、FRBによるバランスシート縮小の動き。現在、FRBは、これまでに買い込んだ膨大な量の米国債を、計画に沿って市場へ売却中で、バランスシートの縮小に取り組んでいます。債券売りは利回り上昇へ繋がります。現在の利回り高止まり要因にはこれがあるかもしれません。この債券売りに対して、債券市場は、この受け皿として機能しているように思われます。しかし、膨大な量の米国債売りがこれから続々と出てきます。値崩れしてくることもあるかもしれません。要注意。

スワップ金利市場は3月利下げを7割がた改めて織り込んできたようです。

金曜日のNYタイムでは、東京タイムにつけた日通し高値に接近はしましたが、更新できず仕舞い。こうなると今度は、安値確認に来て下押し開始となり、日通し安値はひとまず更新できています。

先週金曜日はレンジ内の動きになったと考えられます。

 

本日明日と、日銀会合があり、明日昼頃、結果が判明すると思われます。

市場では、日銀は、「今回の会合では、政策修正の動きはなく、現状維持を決めるだろう」とみられています。こうなると、結果が出ると、ドル円相場は、ドル買い円売り傾向に振れるという見立てばかりです。

しかし、12月7日だったと思いますが、参議院委員会での植田日銀総裁の「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」発言もあり、本日からの会合では、政策修正はなくても、なにがしかの、先々での修正に備えるための「地ならし情報発信」があるのではないかという考えもあります。国会での発言の真意も確認されると思われます。7日のこの発言を受けて、その時は、ドル円相場はドル売り円買いへ進んでいます。

今回、市場は、どう理解し、どう動いてくるか、、、。

 

日銀会合を考慮して、本日月曜日から反発傾向になってくるかもしれません。

ここで注意することは、「噂で買って、事実で売る」ということ。会合結果が出ると、売り方が動いてくることも想定し、買い方は下振れに要注意になってくると思われます。結果が出るまでに上昇する動きになった場合、先週金曜日の高値142.465円を上抜き、143.7~144.7円付近までの反発があるかもしれません。このような戻りは絶好の「売り場」になると思われます。

今週20日水曜日や22日金曜日には、オプションがらみで相場は先物主導で動いてくる恐れもありそうです。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、142310円超、「売り」は、142.310円以下、「買い」は、141.790円以下の場合となっています。

FPVは、142.015円、R1は、142.604円、S1は、141.656円となっています。

 

下降トレンドが形成されている場合は、141.790円を割り込むと、順張りとなって、「売り」優勢となってきます。たぶん読者諸氏はすでにお気づきのことと思います。そのような場合、目標は、PBより小さいS1もしくはS2を目指すようになると思われます。

現状は、下降途中でのもみあい中と思われ、一時的な反発とみるのが妥当かと推察しています。

 

現在のチャネルラインは、下辺は、14日安値と、15日安値を結ぶ右肩上がりのラインとなり、上辺は、15日高値を結ぶ、下辺に平行なラインになっていると思われます。チャートパターンからは、再度、安値突きが起き、安値を更新してくると判断できそうです。それは、22日金曜日頃かもしれません。

現時点での上辺の位置は、142.726円付近。これから考えると、本日の上値は、142.80円付近か? 下辺の位置は、141.506円付近。このようなレンジで相場は動くかもしれません。

 

「G指数」は、まだ「売られ過ぎ」と「少し売られ過ぎ」の混在レベル。

この「売られ過ぎ」状態から、買い方が動いてくることも想定できそうです。

今朝の寄付きは、142.022円、少し開けた窓を埋めた後、どう動いてくるかチェック。もし、株式市場が上昇する動きになれば、それと連動してドル買い円売り傾向になってくるかもしれません。現在値は142.108円付近。売買のスプレッドが開いています。これをどう理解して取り組むか。

 

今週も多くの指標が出てきます。住宅関連やフィラデルフィア製造業景況指数、、、。一喜一憂せず、見ていきたいと思います。景気動向、インフレ傾向、消費動向などチェックは怠れません。

 

間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 9時53分です。ここまでの動きでは、458円まで上昇しましたが、先週金曜日高値を更新できずに、反落し始めているようです。現在値は、142.171円付近。間もなく東京仲値公示タイムになります。株価は32600円付近まで低下。市場は動意薄のようです。これも、日銀会合待ちになっているためと思われます。

 

追伸 18時18分です。利回りが本日寄付きから4%を割り込み、一度も4%台に乗っていません。現在は、3.903%付近と、さらに下がっています。

ドル円は、想定通り、動きはあまりなく、様子見気分もありそうです。日通し高値は、142.546円。ここまでの上下値幅は、0.54円。日銀会合結果が出るまでは、このようなものではないでしょうか。

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