おはようございます。12月28日木曜日です。広島は曇り、少し前の冷え込みは若干ですが和らいだようです。とは言いつつも、外で水を使い時は、冷たくて冷たくて、、、。
昨日、愛犬君仲間との会話で、「正月用のおせちは作るの?」という話題になって、「拙宅では、雑煮を除いて、今年は作らないことにした。」と説明。「どうして?」と問われるから、「単純にめんどくさくなったから。何か食べたくなったら、買いに行くか外食。娘家族も全員がインフルエンザに感染し、体調不良で動けなくなったとのことで、この年末年始の帰省がなくなったことも正月準備をしないことにした。」と返事。子供が家を出て、夫婦二人で生活していると、正月準備も女房は面倒くさいようだから、ここ数年「おせちは不要」と小生は言っていたけど、それでも、「子供たちが帰ってくるから」として、おせちを作っていた女房。このような所へ、娘家族全員がインフルエンザに感染した、という連絡が入り、女房が「おせち作るの止めた」と言ってきた。それで結構それで結構。三が日に食べる、スルメと紅白かまぼこ、そしてハマグリの入った雑煮だけは作る予定とし、あとは、ハマグリを用意するだけになった。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は上昇して引けたようです。昨日は利回り低下傾向にありましたが、ここへ、リッチモンド連銀製造業景況指数が出て、利回り低下傾向に拍車がかかり、さらに、米国債5年物の入札があり、需要が旺盛で、利回り低下傾向となり、利回りは3.7%台の取引に入りました。
この利回り低下傾向を歓迎して株式市場は上昇したようです。
CMEN225は33450付近で取引を終えています。昨日日経平均終値より、231ポイント下回っています。本日の寄付きは下げて寄り付きそうです。
利回り低下傾向は、ドル円をドル売り円買いに進行させています。
東京タイムでは上昇傾向が強く出ていたと思いますが、東京タイムでの相場引き上げもむなしく、欧州タイムになると、伸びきれず、下降傾向に転じ、NYタイムになってこれに拍車が付いたという流れになっています。
東京市場でドル円相場を持ち上げたという行為自体がもともと異常で、投機筋が利幅稼ぎのために、相場を引き上げ、上がったところで売り込んできたと考えるのが適切かもしれません。
現状相場は、FRBが利上げ停止し、利下げ開始の時期を探るようになっていますから、ドル売り材料が出てくると、下振れに拍車がつくと思われます。
昨夜はまさにこの動き。今後もしばらく同様の反応が出てくると思われます。
今夜は定例の新規失業保険申請件数などが出てきます。これが前回よりも悪いという結果になると、これはFRBが望んでいることかもしれませんが、ドル売りに拍車が付くかもしれません。予想では少しですが悪くなるようです。この状況を先取りして、本日の東京タイムでは、昨日安値突きも起き、ここで止まらず、141.00円へ向かっていくことも想定されそうです。結果が良ければ買い戻すだけですから。
本日の健太君の判定は、「買い」は、142.330円超、「売り」は、142.330円以下、「買い」は、141.679円以下の場合となっています。
FPVは、142.068円、R1は、142.592円、S1は、141.290円となっています。
昨日のブログにはいつも以上の多くの訪問者がありました。「時間軸効果」に関するものに読者の皆さんは興味をお持ちになったと思われます。
FRBも日銀も、物価動向を考えて、現状の利回り状況をできるだけ長く維持しようと躍起になっていることが伺えます。
市場側は、すでに来年合計6回で合計1.5%の金利低下を織り込みに来ており、これを反転させる気はないようです。そうなると、相場が少々反発しても、いずれは再度下落傾向に戻ると思われます。こうなった場合は「戻り売り」の絶好の機会となってきそうです。
本日ここまでの動きで、すでに昨日安値を割り込み、141.538円まで押してきています。これから141.00円狙い、そして、12月14日安値140.948円狙いになってくるかもしれません。週足の52MAが現在、140.601円付近を通過中です。狙われやすいレベルになってきたように思われます。
ショーターの辛抱はまだまだ続きそうです。
本日は一応、御用納めの日になります。相場は明日29日金曜日まで続きます。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 16時54分です。日通し安値が140.707円まで到達しています。この安値で3MINと20MINが一致してきましたので、ひとまず反発も出てきやすくなったと思われますが、反発しても、まだ下押ししていく流れは止まっていないと思われます。7月28日安値138.060円や7月14日安値137.238円付近を目指している感もあります。
週足の52MA・140.586円も位置も有力な下押し目標になっていると思われます。ここを割り込むと、週足の一目雲上限・139.579円や下限137.712円を目指すようになる可能性もありそうです。
これらを上から整理して記載すると、140.586円、139.579円、138.060円、137.712円、そして、137.238円というところになります。
これらをすべて通過点とすれば、これからの相場の目標は、2023年1月15日安値の127.216円かもしれません。
現在の相場は、140.00円~145.00円のレンジと思われますが、間もなく、135.00円~140円のレンジに移ってくるかもしれません。140.0円付近で節目を作りに来るかどうかチェック。作りに来るようなら、140円付近で少しもみ合うと思われます。
本日ここまでの下押しは、手じまい売りも出てきていると思われます。そして、今夜出てくる新規失業保険申請件数を先取りしているような動きと考えています。
ロンドン勢が取引参加してきていると思われます。現在値は、140.838円付近。
追伸 21時28分です。現在値140.862円付近。ここまでの動きで日通し安値は、140.648円まで到達。すでに3MIN20MINが一致形成しています。この後の動きは、間もなく出てくる新規失業保険申請件数頼りか。
来週からは1月が始まり、新年になります。経済カレンダーをチェックすると、取引開始は、1月2日火曜日から、そして、2日には米国指標でPMI改定値が、3日には、ISM製造業景況指数、と、JOLTS求人件数、そして、前回FOMCの議事要旨が公開されます。4日には、ADP雇用統計など、5日金曜日には、雇用統計、ISM非製造業景況指数が出てきます。
新年早々、重要指標が目白押しです。どうする投機筋? 今週の下押しは140.00円付近までか?