FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2022-07-16 09:11:43 | 日記

おはようございます。7月16日土曜日です。広島は小雨がパラパラと降ったり止んだりしています。これから雨は上がるが、雲は多いという予報になっています。そうなると気温も上がらず涼しい一日になってくるか。今朝の早朝散歩では、なじみの愛犬君仲間と他愛のない話題で、話に花が咲き、その中で、最近、身辺で起きたことについて話題が広がり、楽しいひと時を過ごしました。こうやって、ご近所さんの連携の輪も広がるわけですが、このようなこともできないし、しない方が最近増えた、特に最近の若い世代は、自分が良ければいいという発想なのでしょうか。周りへの配慮ということはあまり考えないようだ、これも教育環境や内容、育った家庭環境にも影響を受けているという、というオチがついて、それぞれ帰宅の途につきました。朝はもっと軽い話題で盛り上がりたいものです。

さて、今週の言い訳です。

「山を付けたか、それとも、まだか」という環境になっていると理解しています。

140円台まで伸びるのか、それとも、139円台で終わるつもりか、神経質な売買攻防や判断が最近は続いていると思われます。

テクニカルで考えて、ここまでは来るだろうという標準的な判断のポイントになっていたところを上抜いてきていますから、これからは、上値最大値がどこになるかを探りながらの取引になってくると思われます。しかし、ぴったりとタッチする必要もなく、行き過ぎるかもしれないし、到達しない可能性だってあります。

昨日は小売売上高やNY連銀製造業景況指数、そして、ミシガン大学消費者態度指数が出ています。

総じて、これらは良い内容となったようですが、相場はこれを受けて上下に振れた後、下振れ傾向となっている感があります。多分これには、金曜日という要素もあって、買い方が手控えたのかもしれません。持ち高調整が加わり、このような動きになってきたと思われます。

相場自体は、まだ上昇トレンドを維持していると思われ、来週も、まだ買い方優勢相場になるかもしれません。

 

相場は、行き過ぎては調整し、調整しすぎて、値を戻してくる、という動き方もよくあるパターン。これで考えると、現在の調整は、どこまで行く?となります。

4時間足の20EMAが現在、138.180円付近を右肩上がりで通過中です。このラインタッチを画策する投機筋が出てくることも想定できそうです。

木曜日の安値と高値でフィボを考えると、半値押しは、138.29円付近。61.8%押しとなると、138.0円付近になり、どちらにしても、狙われやすいレベルになりそうです。

 

今朝6時前の大引け前に、投機筋の仕掛けらしき動きがみられました。138.377円まで下押しし、長い下ヒゲを付けて、終値が138.518円となっています。

自作自演の匂いが濃厚です。

来週になると、今度は住宅関連のデータが出てくるようになります。

住宅着工件数、中古住宅販売件数では、最近の住宅ローン金利の上昇傾向がある中で、どのような動きになっているかを探ることになりそうです。すでに報道では、住宅ローン金利上昇を嫌気して、販売が難しいとか、中古住宅を売ろうとすると、業者に買いたたかれて、希望価格からかなり下げて売却するようになっている、との情報もあり、不動産市場には不景気へ向けた対応変化が出てきていると思われます。

業者やアナリストの中には、不動産市場は一度バブルを弾けさせる必要があるという考えが強くなっているとか。

PMIも出てきます。

更に、ECB会合や日銀会合もありますから、この動向にも注目は集まりそうです。ECBは0.25%の利上げを決めそうだし、日銀は「動かず」だろうと考えられます。ここで日銀が動いてきたら、「サプライズ」となって、ドル円は急落するかもしれません。

 

財務省サイドからは、「急激な相場の変動は好ましくない」というリップサービス程度はあるかもしれませんが、この段階で終わっていますので、実質的な為替介入とはならないようです。次の段階、日銀サイドから、「現在のドル円相場はいくらか」というレートチェックのような問い合わせがFX会社へ入れば、介入へ一歩前進したと考えられ、市場は、ひとまず円売りを止めるようになると思われますが、最近、ここまで行ったケースはありません。140円台なれば、行くかもしれません。介入ということも要注意の段階にあると判断しています。

過去の例だと、1995年8月に、財務省は、G7の他の国とともに、円売りの協調介入を行い、その後公定歩合を下げています。

これの少し前の、1992年5月にはドル売り介入を126.70~145.0円の範囲で実施。この為替レベルから、現在のレベルでの為替介入があるのではないかという懸念が生じているわけです。

 

ひょっとすると、市場は、為替介入を心待ちにしているのかもしれません。ドル買い円安が進行するのは、一つには日銀へ利上げ督促をしている、とも考えられます。日銀対債券市場の対立構造が透けて見えてきます。

 

ユーロドルでは、パリティーを割り込んできたようです。ユーロ安が進行しています。21日のECBで0.25%利上げを行っても、市場はすでに織り込み済みとして、反応は薄いのかもしれません。

日銀が、何か新たな思考・手法を考えて、実質的に従来の考えを改め、利上げと判断されるようなことを打ち出してくれば、これまたサプライズとなって相場を動かすかもしれません。その時の動きは、円買い、、、、か、、、。期待は無理、、、、か、、、。だろう、、、な、、、。

 

最近米国では、逆イールド状態が発生し、継続しているようです。長期短期国債の利回りが逆転しています。過去の事例では、これは景気後退入りしている証拠となっていますから、現在のこのような状況で、景気後退懸念派は、重大なシグナルとして捉え、声を大きくしてきています。これもあって、最近の米国市場での利回りが押さえ気味になっているのかもしれません。

 

不確実要素の多い時期ですが、それでも相場は動いています。

その相場に対峙していくためには、リスクを取れるかどうかが、分岐点なのかもしれません。リスクが取れなければ、様子見し、リスクが取れれば、相場参加してポジションを持つ、ということになりそうです。そうするためには、資金管理が大変重要な要素になります。

保有ポジションの逆へ、どの程度なら動いても大丈夫、というような計算も必要です。強制退去にはならないようにする必要はあります。

暑い中です。体調管理も行いながら、相場へ対峙していこうと思います。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

追伸 19時ちょうどです。いろいろ考えた、、、、、。

まずフィボナッチでの判断。

①7月14日の安値と高値でフィボを考えると、半値押しは、138.29円付近。金曜日の下押しは、138.377円で、もう少しは下押しは出てきそうな気がします。でも近いから、来週は、少し値を戻す動きがあるかもしれません。戻しは、138.93円付近までかもしれません。ここをさらに上抜いてきて139円台に乗せるようになると、139.2円付近を超えてくると、高値チャレンジになってくるかもしれません。

しかし、半値戻しで終わった場合は、137.86円付近までの下押しが出てくる可能性があるかもしれません。これで終わればよいのですが、上昇過程で作っている数少ない節目が、137.759円にありそうですから、ここを意識した下押しが出てくることも想定されます。

②次に、7月12日安値と14日高値でフィボを考えると、半値押しは、137.93円付近となります。①でのフィボの61.8%押しの少し下となります。この付近では、厚めの買い注文が設定されてきています。短期の投機筋も相当意識しているのかもしれません。

また、13日に出たCPI結果を受けて、急反発したときの戻り高値である137.867円もあり、半値戻し137.93円付近は強く意識されているかもしれません。

このように複数のマークすべきポイントがあるときは、注目度は上昇します。

 

138.5円付近から下では、買い方が動いてくるような情報になっています。その状況は137.0円付近まで続いているようです。

これらの状況から、投機筋は、まだ上を向いていると判断できそうで、今回の下押しは限定的という判断になっているのかもしれません。

 

市場動向から

昨夜のダウ平均は大きく反発上昇しています。

出てきた指標が米国経済の好景気を示し、さらにFRBが急速な利上げの動くとの観測が後退し、相場上昇を支えたようです。

ミシガン大学が出してきた5年先の期待インフレ率では、前月よりも低下してきているようで、7月FOMCでの1%利上げは後退したようです。これも市場には安心材料と理解されているようです。

このような状況もあり、長期利回りの低下傾向を起こし、ドル売り円買いが進行したようです。

ドルはユーロに対しても売られ、ユーロが値を戻し、パリティを若干ですが上回って引けているようです。

このような判断が来週も継続するようであれば、円の買い戻しが生じる可能性もありそうです。

138.00円~137.90円を割り込むようになれば、7月11日高値137.752円が意識され、ここでは売買攻防が起きてくる可能性もありそうです。

コメント
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