日中の気温が25度にもなると野鳥の水浴びが盛んになります。水浴び後の羽ばたきをご覧ください。
古代エジプト人は農耕民族で、食生活の詳細まではよく分からないが、現在、エジプトの食生活での主食は、エイシという醗酵させない円形のパンである。それと豆類を多く食する。日本の技術援助で、デルタ地帯にあるタンタという場所で米作が行われ、栽培に成功して、今は近隣国へ輸出するまでになっている。しかし、ニンニクによる体力回復効果はさほどなく、科学的に立証されていない。食欲増進が最も影響していると思われる。
ニンニク臭とは刺激性の強烈なにおいをいうが、生のガーリックは乾燥したものに比べて刺激性の不快臭が強烈である。ガーリックを取りすぎると体臭を発散させる。餃子を食べた翌日は、ニンニク臭が残る。ガーリックはユリ科の多年草で、茎が肥大化した鱗茎を利用する。最近では茎をニンニクの芽と称し、炒め物などに利用している。生のものから粉末にしたもの、スライスして乾燥したもの、塩と混ぜ合わせたものまで各種ある。食欲増進の効果があるといっても、限度があり、多く摂取しすぎると胃もたれや胃炎を起こすので、適量をあらかじめ知って食すべきであろう。
中華料理や西洋料理に生のニンニクをスライスし、油で炒めると、新芽の部分が先に熱がとおり、果肉部との差があるため早く焦げる。出来るだけ低温で炒め、油に成分が溶け出せば取り出す。スパゲティをゆでるときに少し多めの塩を入れるが、スパゲティをゆでている間にフライパンにオリーブオイルを入れてスライスしたニンニクを炒め、ニンニク片に焦げ色が付く前にゆで汁を入れることによってあっさりしたニンニクソースが出来る。スパゲティがゆであがり、ソースとあえればおいしいニンニクスパゲティが簡単に出来る。
(このシリーズ最終回です)