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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

蜘蛛の糸量産化を祝して(2回シリーズその2)

2013年06月07日 00時00分01秒 | 紹介

 米国の映画界ではスパイダーマンを正義のスーパーマンとする物語が人気を集めている。
 蜘蛛のように移動には自在に使える弾力性の糸(ロープ)が登場する。将に蜘蛛の糸の弾力性と強靱性を兼ね備えていた。

 以前ジョロウグモの捕獲の様子を写真紹介したことがあるが、このときには、縦糸と粘着力を持った横糸の話をしたはずであるが、ジョロウグモの臀部には、二種類の糸を繰り出す糸の排出口を持っている。粘着力のある糸にふれないように足裁きをしており、8つも眼がついているのでよく見えるのかもしれないとの話をした。

 通常、蜘蛛の糸は上部から下部への移動用糸には粘着力の無い糸を使っている。獲物をとらえたときに巻いている糸も粘着力のない糸を使っている。蜘蛛の巣の中央部分にえさをつり下げ、身体を中央に移動したら、つり下げた糸をたぐり寄せていた。子供の蜘蛛は生まれた後、風が吹く日に枯れ枝の上まで行き、尻から糸をはき出し、風に乗って移動するといわれている。将にスパイダーマンの移動にも使えるかもしれない。

 発明・発見はまだまだ続くであろう。何時までもロマンを忘れないことが、成功へ結びつく鍵であると思った次第である。(このシリーズ最終回です)

以前掲載したジョロウグモの捕獲の写真を再掲載します。クリックすると拡大します。