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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

刈払い機の取り扱い(4回シリーズその1)

2013年06月20日 00時00分01秒 | マニュアル

 刈払い機(苅払機)とはガソリンとオイルの混合燃料を使い2ストロークのエンジン動力を用い、草や小径木を刈る動力機械である。草刈り機とも呼んでいるが、エンジンの排気量によって通常25cc~40ccのものを刈払い機、25cc以下を草刈り機と呼び、区別している。

 この時期、雑草が繁茂するため、草刈り作業をこの機械を使って行われているが、取り扱いを誤ると事故を起こし、怪我をすることがあり、注意を怠ることなく、安全な作業を行わなければならない。過疎地域における高齢者や初心者が仕方なく刈払い作業を行うことなどの事故が起こりやすい状況もあるが、事故を未然に防ぐには、以前も述べたように、労働災害の経験則であるハインリッヒの法則があり、1つの重大事故や災害を起こす前には、29の軽微な事故や災害があり、300のヒヤリ、ハットする予兆が必ずある。その割合は1:29:300で、1:29:300の法則ともいう。ヒヤリやハットすることがあれば、その原因を調べ、機械の取り扱いについては自己流を改め、重大事故を引き起こさないように、正しい安全作業を試みる。安全指導を行っている多くの団体があるので、初心者は講習に参加することをお薦めしたい。

 単独で作業する場合には、他者へ被害が及ぶことはないが、だからといって自分が傷つけば痛い思いをするのは自分である。複数で作業を行う場合や、作業者の家族等が作業範囲(約直径15m以内)へは近づかないことが大切である。家族等が作業者に声を掛けても耳栓をしているため、作業者には聞こえない。連絡等の手段を事前に決めておくと良い。現場ではホイッスルを鳴らすこともある。(次回へ続きます)