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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

後天的な影響(3回シリーズその2)

2014年04月20日 00時00分01秒 | 緑陰随想

  しかし、社会的に未熟な20代で生まれた子供と40代で生まれた子供の知能がさほど差があるとは聞いたことがない。優秀な両親の生活規範等生まれた子供がそれを学習し、次世代へ継承される可能性はあろう。これは後天的とも言える。先天的な要素と後天的要素とが相まって社会生活を送っていると見るのが自然であろう。

  一般的に考えると年齢を経るに従って学習能力は上がり、社会経験も増える。体力は落ちても知能は発展続けるという。性格については「三つ子の魂百まで」といわれるように年を経てもあまり変わらないようである。先天的要素は生命維持に係わる身体能力例えば、体型、持久力などの体力、記憶力、内臓器官の被患率などが主要な要素で、計算能力、読み書き、言葉、協調性など社会生活に必要なルールや善悪の判断などは後天的要素といえる。

  我が家で飼っている日本犬の雑種であるが、生後まもなく女房が貰ってきた犬で、既に8歳になっている。しつけや言葉による反応は将に後天的な要素が大きいと思うが、観察していると、最近は日本語を良く理解してきたようで、主人の言うことを良く聴いて行動するようになった。これは後天的なしつけによるが、犬にも遺伝的要素がたくさん持っており、既に5匹ほど飼った経験からすると、性格、食欲、性欲、運動機能、記憶力、喜怒哀楽の感情は勿論、犬によって異なる。幾らしつけをしても駄目な犬も居たが、このことは生まれながらに持っている遺伝子情報の違いだと思える。(次回へ続きます)