取水口近くで流れてくる餌を盛んについばんでいました。
冬型の気圧配置となり、初冬ではあるが、真冬の準備が始まった。この時期での四国や北陸地方の大雪は孤立集落が出来るほどの被害が報道されている。大型トラック130台が山道で動けなくなり、日頃、道路の状況をよく知っているドライバーであっても被害を受けた。大雪に閉じこめられ、さぞかし不安な時を過ごしたことであろう。車の場合は燃料が続く限り、空調は稼働するので心配はないが、排気部分が雪に埋まるとガス中毒となり死亡することもある。
家庭では発熱媒体の違いによって、ファンヒーター、エアコン、電気・ガスストーブ、床暖房、スチーム等、各種あるが、それぞれを使い分けて使用している。幸い、燃料となる灯油が値下がり傾向にあるため、灯油が主流となるかも知れない。停電となると電気を使う暖房機は使えない。昔ながらのオガ炭・薪ストーブや、暖炉が見直されているのも、停電を意識した対策なのかも知れない。
北海道での冬場の生活を経験したが、外気温がマイナス20℃にもなると、関東での生活と一変する。小形のガスや灯油ストーブは役に立たない。電気コタツでは部屋は暖まらないし、上半身は厚着をしても薄ら寒い。引越で持参した暖房器具の使用は止めて、燃料が灯油のポットストーブを購入した。火力はさほど強くないが、部屋に置いて、煙突を付けるタイプであった。これを一日中点けるのである。とろとろ燃えるため、部屋が暖まるまでは時間がかかるが、部屋全体を温めるため、薄着でいても暖かい。
忘れてはならないのが布団乾燥機である。大きさは50センチ大であるが、帰宅すると直ぐに布団の中に乾燥器の熱風を送り込む。1~2時間ぐらい送ると煎餅布団もフカフカになり、湿気も取っていてくれるので、快適な睡眠が可能となる。さほど値段が高いわけではなく、関東のように冬でも屋外に布団を干すが、それが出来ない北国の冬場の生活には必需品である。
先日、女房が友人から使わなくなった布団乾燥機を譲ってもらった。多機能を持つ優れもので、冬ばかりではなく夏場にも利用できるようである。夏場は熱風が終わると送風モードとなり、熱気を取るようになっている。また、熱風を送る袋はつり下げることによって、少量の衣類もハンガーに掛けて乾燥することが出来る。そこまでの利用は必要ないと思うが、布団を干せない日もあるので、これから本格的な冬には布団乾燥機が活躍することであろう。