ススキのみを食べてはいなかったようですが、この時期によく見かける光景です。
年末が押しせまる中、忘年会シーズンの到来である。中には掛け持ちでこなす御仁も多いと思う。街にはクリスマスソングが流れる中、終電を待つ酔客は、一時ほどではないが、シーズンとあって決して少ないとは言えない数である。電車内は普段と違う光景が目に映る。アルコールが入ると声高となり、騒々しいのである。忘年会の余韻が残っているのか、迷惑そうにしている客も多い。泥酔はほどほどにして、迷惑がかからない自制と行動を期待したい。
ある会合から忘年会開催の通知が届いた。開催日は新年に入ってから2週間目である。新年会の間違いではないかと思うが、意図することがあって、今年のイベントの反省会を兼ねた忘年会が日程の関係で取れなかったのが大きな理由である。単純に新年会でよいのではないかと思ったが、幹事にお任せすることにした。
幹事といえば、万年幹事をしていた同僚が、今回限りで幹事を降りたいとの申し入れがあった。次回からは輪番制となる方向で調整中ではあるが、年を重ねると、様々な事情で負担となる場合もある。体調を悪くしたのか、何か突発的な事情があるのか定かでないが、辞する理由を知りたいところである。
しばらくぶりで出席した別の会合で、マンネリ化しているので、新規に幹事を決めることになり、小生に白羽の矢が立った。幹事を引き受けたところ、一向に引継ぎがなされないことがあった。結局は、ご破算となり元の幹事集団が継続することになった。長年続けてきた地元の会合であったが、めったに顔を出さない者にはわからない事情があったのであろう。薄々はわかるが、どうも累積した残金があり、その配分を巡ってのことのようであった。そういえば、会食等にかかった費用の収支報告がなく、今思えばさもありなんと思い当るところもある。
幹事のご苦労は特定の者が担うのではなく輪番制がよいと思う。たとえ気の置けない仲間であっても、その場限りの精算が望ましいと思う。その場でできない場合は幹事が連名で収支の明細書をレシートともに郵送すべきと思うがいかがなものであろうか。せっかく盛り上がり、お互いの絆を深めることができる機会を、金銭のことで不信感を抱くようでは開催の意味が半減してしまうのも事実である。ご同輩には他山の石として胆に銘じられたい。