鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

空気清浄機

2015年01月05日 00時00分01秒 | マニュアル

  室内の空気を循環し、加湿機能を持つ家電製品である。加湿には水道水を使い、送風はファンで室内空気をフィルターを通して取り入れる。加湿器とサーキュレーター(送風機)をあわせたもので、プラズマイオン発生の機能を持つ機種もある。湿度の調整は、人間にとって快適といわれる、温度20℃、湿度60%前後である。エアコンと違うところは除湿機能がないことと、冷房機能はない。

 プラズマイオンは自然界にも存在する。ダニなどの死骸や、カビの胞子表面に作用し、酸化力が強いOHラジカルに変化するといわれているが、その真偽は別として、表面のタンパク質から水素を取り去り分解するという。衣服に付いた汗臭やハウスダストも除去するといわれている。

  定期的にフィルターの交換が必要で、水道水を用い、加湿フィルターを通すため、この部分の加湿フィルターとトレーを月に1回は掃除をする。放置しておけばトレーにカビが発生し、たまった水道水は水垢がトレーに沈着する。カビが生えれば増殖し、空気清浄化どころかカビの胞子をばらまくことになり、アレルギー性の過敏症や、花粉症に似た疾患を引き起こす。

 フィルターの交換時期は、稼働時間にもよるが、指示された期間がある。それに従えばよいが、次回の交換時期を見やすい場所に表示しておく。通常、脱臭フィルターと集塵フィルターを交換する。ポリエチレンで梱包されているので、必ず、梱包された袋を除去することが必要である。袋のままであると、当然であるが空調機能が発揮されない。詳しくは購入時に配布される取扱説明書を参照されたい。

 つまり、構造を知った上でこれらの家電製品を使うべきで、必ずといってよいほどメンテナンスフリーなどの製品はなく、誇大広告と思われる。掃除機などと同様に、強制的に空気を吸引し、排出するメカニズムは、フィルターで濾すわけであるので、フィルターが詰まってくれば吸引機能は低下する。フィールターの交換とフィルターの清掃は欠かせない。エアコンも同様なので、別稿で述べたい。