神代植物園で出会ったエナガです。何とも愛らしい姿はぬいぐるみのようです。ジートしていないのでカメラで追うのが大変でした。
大人とはなんぞやという視点で成人の日に論争を試みることが活発化しているように感じている。どの番組も、この手の議論は苦手なのか、的を射ているようには思えず、感情論や推測、期待感等多用な意見があり、隔靴掻痒感は否めない。自らの経験からすると大人への関門は階段を上るように進む、人材育成の問題を孕んでいるという結論にたどり着いた。
紙面を見ていると某酒造メーカーの広告に、成人となった方への賛美と共に、お祝いのメッセージが載っていた。伊集院 靜氏の文章である。ご参考のために一部を抜粋すると以下の通りである。
真の大人というものは己だけのために生きていない人だ。
誰かのためにベストをつくす人だ。
金や出世のためだけに生きない、卑しくない人だ。
品性のある人こそが、真の大人なのだ。
「メッセージの題名は、「むかい風を歩くんだ」である。全文を掲載できなかったが、大人という関門への達成像を語っているように自らは捉えた。
だが、このメッセージは確かに言い得ている部分もあるが、疑問となった、多用な意見の出る背景を知ることが出来ないため、釈然としないのである。20歳に至るまでの若者が置かれている現状を、幾つかの項目に分けて分析を行ってみた。
1.学校教育の知識偏重化と集団指導の弊害
2.家庭教育の限界または崩壊
3.企業内教育の縮小化または撤退
4.期待される大人像
(次回へ続きます)