神代植物園揚水場隣接池の水面に映った景色です。
秋晴れに恵まれた今日、久々の横浜ベイサイドマリーナへ行って来た。駐車場は満車、土曜日の混雑かと思ったが、漸く駐車場に車を止め、カメラを準備して、ヨットハーバーへ向かった。いつもと異なる雰囲気で、やたらとフラッグがたなびいている。来場者も多く、イベントを行っている雰囲気であった。昨日から始まった、横浜ボートフェアである。
岸壁に接岸した多くのヨットやプレジャーボートに、無料で好きな船艇へ乗ることが出来、住宅展示場を思わせる活況であった。新造船への乗船が可能とばかり、多くの来場者がいる。船艇は一見して1千万円は超えると思われた。どの船も自由に乗ることが出来る。裕福な層が華やいだ雰囲気を醸し出す。到底自分の所有物になるとは思えないが、雰囲気だけでもその気にさせる光景であった。
毎年この時期に行われているそうで、晴天の中、海へ誘うに相応しい天候は、別世界にいるようであった。テントが多く張られ、それぞれ海洋に関係する商品の販売や、ボート免許取得を宣伝する所等、将にイベント会場である。ハワイアンソングにフラダンスのグループもイベントに花を添えていた。
ヨットやプレジャーボートは、免許さえ有れば、レンタルボートもあり、自らが管理しなくても手軽に利用出来るようである。自分で持つとヨットハーバーなどの繋留や、天候の急変にも対処しなければならず、繋留したとしても定期的に陸揚げして、船艇の塗り替えや、メンテナンスに相当の時間をかけなければならない。
海洋は国外にも通じ、夢は拡がるが、贅沢な遊びである。勿論、気象のこと、海図の読み方、航行ルールを知らなければならず、海洋へ出れば、死との隣あわせの場合もある。近海での海釣りも魅力であるが、、ベテラン漁師とのいざこざもあるようで、一筋縄ではいかない世界である。プレジャーボートは遊び専門であり、生活をかけた漁師とは別世界であることも知っているし、手の届かない世界に置いておく方が賢明と思っている。
自分は、写真の世界だけとしてヨットハーバーへ訪れ、四季それぞれに表情を変えるヨットハーバーが好きであり、空想の世界で遊ぶことに満足している。横浜ベイサイドマリーナは、三井が持つアウトレットも魅力の一つである。これからも写真を通じてハーバーの状景を収めたい。