つり客が捉える鮎も20cmぐらいに成長しているので、いずれミサゴが捕まえる機会もあるでしょう。
ラグビーのフルバックでキッカーの五郎丸歩選手のポーズが話題となっている。スポーツ選手によく見られる行動である。大リーグのイチロウ選手、相撲では琴奨菊など試合に臨む前に行っているポーズで、平常心を保つ、精神を集中させ、勝敗につながる行動が、成功へのきっかけとなって、成功体験がポーズとなって現れたのであろう。ルーティンという言い方もする。
意味や使い方は異なるが、「験(げん)を担ぐ」という言い方がある。験とは何かをするに先立って、その前途の善し悪しを示すような出来事をいう。縁起がよい場合にも験がいいという。験は確かめるという意味を持っていて、効き目や効果(霊験)などををいうが、不確かなことに対し、もっともらしい意味づけを行う行動をとるなどの場合に使われる。
例えば、鬼門に当たるため、その方向へは行かないなど。また、修行を積んだ人でなくては治せない不思議な働きについても(難病を治す等)使われる。加持、祈祷には関係ないと思うが、修験道などにも通じるのかもしれない。
ジンクス(jinx)縁起が悪い物事で、ルーティンとは逆の意味になるのであろう。ある物事と他の物事との間に、偶然かもしれないが、動かしがたい対応関係があると認められることである。通常はジンクスを破るなどと言い表される。
ポーズにしろルーティンにしろ、精神性と関係している。成功体験は、実際には失敗を克服する段階での工夫なのであるが、五郎丸選手がラグビーというスポーツの中で行われたことが、どこか滑稽で、場違いと思ったことは自分一人ではなかったのであろう。早速このポーズを取り入れる笑いの世界や、動物が行う仕草に似ているとのこと等でその人気は広がる一方である。、どこか憎めない、ほほえましいポーズが多くの人の心を動かしたのであろう。
仕事のできばえはその取り組む姿勢に影響してくるのは事実で、おいしい料理には作り手の精神性まで求められて来るが、目に見えない力が込められるのであろうか。このあたりは科学的に証明されていないが、おそらく、愛情がこもった料理やおいしくなれと願う気持ち、今回の五郎丸選手のポーズは、丁寧な仕事に繋がり、成功へと導くのかもしれない。ただ単に上手に出来ればよいだけではない世界があるのも事実である。