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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

個性を重視

2018-12-06 14:01:29 | 教育

>世界一幸せな国、学力世界一、男女平等世界一など、日本でも北欧の国々の生活・文化や教育・福祉について、多くのメディアでも紹介されるようになりました。>民主主義や子どもの個性を重要視した教育のあり方は、これからの日本の教育を考えていく上で、とても重要な示唆を与えてくれます。

北欧の説明を、よろしくお願い致します。

(略)
>■権力を疑う
>日本の教育ではいまだに年配の人や権威を持っている人を敬い、その指示、意向に従うように教えられているように私には思えます。

そうですね。日本は権威主義の国ですからね。上意下達で事が運びますね。

>ですがこの本の中では、例えば「権力って何だろう?」と権力の構造を紐解いた上で、権力を使って皆の役に立つ決定をすることもできれば、逆に権力を乱用し、民衆を押さえつけることだってできるのだ、と大人の社会にはびこる問題や欺瞞を子ども達にも包み隠さず見せるのです。

権力者がいなければ、我々国民は烏合の衆ですね。民の力を発揮できません。

>■変わるべきなのは学校だけではなく社会も
>先生から生徒への一方通行型の授業ではなく、子ども達が積極的に発言、参加するアクティブ・ラーニングが日本の教育にも必要だと盛んに議論されてきたように思えます。

そうですね。Spoon-feeding (生徒に自主性を持たせずに押し込むように教えること) は良くないですね。

>ですが実際、今の日本の社会で、主体的な個人が活躍できるのでしょうか? 

それは、難しいでしょうね。言語の問題がありますから。

>うるさい奴だと足を引っ張る人はいないでしょうか? 

足を引っ張る人はいるでしょうね。’下におれ、下におれ’ と掛け声をかけるのがわが国の習わしでしたからね。

>主体的な個人を受け入れる度量が、権力者にあるでしょうか?

権力者は、自主・独立の人を好まないでしょうね。黙ってついてくる者を良しとします。

>社会のトップに立つ人達は、個人の声に十分耳を傾けようとしているでしょうか?

わが国には個人主義がありませんから、個人の声は重要視されませんね。

>私が北欧の児童書が好きなのは、本音と建て前がないところ、それに子どもにこうしなさいと一方的な教訓、忠告をただ投げかけるのではなく、大人の社会はどうだろう、自分達は今のままで本当によいのだろうと、大人自身も自省するところです。

そうですね。本音 (私意・我儘・身勝手) と建て前 (言い訳・口実) は、わが国の陋習ですね。

>日本でも、子どもに積極的になれ、主体的になれと言うばかりではなく、大人が積極的に他者とコミュニケーションをとり、意見を交換し、主体的になれる社会を作るべきです。>私達大人は自分達のことは棚に上げて、子どもに理想を押しつけていないでしょうか? 

そうですね。だがしかし、日本人には意思 (will) がない。意思は未来時制の文章内容ですが、日本語文法には時制 (tense) というものがありません。従いまして、日本人の脳裏には未来時制はなく、日本人には意思がありません。意思のあるところに、方法 (仕方) がある。Where there’s a will, there’s a way. 意思のない日本人には、積極性も主体性もありません。 積極性も主体性も、日本人には難しい。

>私には小学生の娘がおり、保護者の立場にありますが、つい学校や先生に様々な期待を寄せてしまいます。

そうでしょうね。他力本願・神頼みですね。

>でも変わるべきなのは、学校だけではなく、親、大人、社会もだと捉え、常に内省しながら生きていきたい――それが、私が北欧の子どもの本から学んだことです。

北欧の子供の本は役に立ちますね。


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国際貢献・人材育成

2018-12-06 08:42:07 | 教育

(略)
>もう一つの出稼ぎ手段となっている「技能実習制度」についても本書 [ルポ ニッポン絶望工場] では詳しくのべている。>この制度は80年代後半から深刻となった中小企業の人手不足が発端で、受け入れる職種も拡大し続けているが、政府は「国際貢献」や「人材育成」を制度の趣旨だと今もいい張っており、企業も政府と口裏を合わせなければ受け入れを認められない、「裸の王様」のような制度だという。

国際貢献に、相手国からの感謝は必要ですね。人材育成にはお金がかかりますね。

>実習生の失踪は早くから問題となっており、受け入れ先企業による「人権侵害」がとりざたされてきたが、著者[出井康博]はそこに疑問を呈している。>理由の一つは月10万円程度と他の労働者と比べて半分以下の手取りになる点だ。企業側の負担は日本人を雇う場合と大きく変わるわけではないが、実習生の場合、「監理団体」と呼ばれる斡旋団体が入り、紹介料や毎月の管理費、組合費などをピンハネしていく構造があることから、実習生の手取りは格段に安くなるという。

実習生からのピンハネは禁止すべきですね。

>監理団体には元国会議員など政治家がバックについているケースも多い。

時流に流される人たちばかりですね。

>著者は、ピンハネ構造には官僚機構も加わっていることを告発している。>実習制度を統轄する公益財団法人「国際研修協力機構」がそれだ。

研修は、教育ですかね。それとも、徒弟制度ですかね。今更ながら、外国人に滅私奉公の練習をさせるつもりですかね。

>この組織は実習制度が現在の形になる2年前の1991年に設立され、法務、外務、厚生労働、経済産業、国土交通省の5つの中央官庁が所轄している、法務省出身の鈴木和宏理事長、厚労省出身の新島良夫専務理事をはじめ、各省庁の天下り先でもある。>ここが受け入れ先企業や監理団体などから年間13億円近くを徴収しているが、何の役にも立たない、単なるピンハネ機関と化しているのだという。

わが国で行われる教育には、政府が金を出すべきですね。

>受け入れが認められた約70の職種の多くが単純労働ばかりで、「国際貢献」や「技能移転」など建前に過ぎないと指摘する著者は、新たな監視団体をつくるよりこのピンハネ構造を改めなければ、すでに日本を離れていった中国人のように、今後世界各国で人手不足が見込まれるなか、日本は彼らから見捨てられることになると指摘している。

分かっちゃいるけど、やめられないのでしょう。

>本書では介護士受け入れの失敗や日系ブラジル人の問題など各方面にわたって詳しく論じている。

失敗の十分な反省はなされたのでしょうかね。

>「留学生30万人計画」や「技能実習制度」など、嘘と建前で塗り固め、外国人を都合よく利用し、食い物にし続けるのなら、いずれ日本が見捨てられていく―。

日本人は、嘘と建て前 (口実・言い訳) が好きですね。これが、外国人から信用されない原因ですね。

>そう指摘する著者の言葉には説得力がある。

そうですね。無哲学・能天気の日本人の脳裏には、’あるべき姿’ の内容が存在しない。
ピンハネをする人たちの姿勢は、猫背をしている。ピンと背を伸ばしていない。彼らは姿勢を正す必要があります。
現実は、頭の外にある。非現実 (考え) は、頭の中にある。両者は所在が違うから、その内容も同じにならない。
文章があれば、その意味もある。矛盾を含んでいれば、その指摘も可能である。文章がなければ、意味も無く、矛盾もない。
日本語は、写生画のような言語であるから、ただ現実を表すのみである。ただ、事の次第・成り行きを述べ立てるために役立っている。しかし、その内容は、’あるべき姿’ (考え・非現実) の実現には到達しない。非現実の内容を現実に変えることができれば、それは人間の持つ創造力を発揮したことになるのだが。
日本語には、非現実の内容を文章にする構文がない。非現実の内容を文章にするには、文法に時制 (tense) というものが必要である。時制は英語にあって、日本語にはない。日本語は、非現実 (考え) の内容を表現しないので、日本人は浅薄に見える。現実の世界にある建前 (言い訳・口実) と本音 (恣意) ばかりを述べ立てていたので、国際社会に通用しない。恣意とは、’私意・我儘・身勝手’ の事である。
我々日本人は、日本語と英語を熱心に学んで、時制のある文章の長所を理解しなくてはならない。さすれば、我々は国際社会に自信をもって堂々と出られる説得力のある人間になる。

>(株式会社講談社、189ページ、840円+税)


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