>■『斎藤一人 愛される人生 (ロング新書)』KKロングセラーズの要約 >人の心に灯をともすリンク より
>その人が入ってくると、一瞬で、場がパーッと明るくなる人がいる。>ワーッと歓声があがったり、笑い声がたえなくなるような人だ。
太陽のような人ですね。
>反対に、その人が入ってくると、サーっと静かになり、みんな押し黙ってしまうような人がいる。>場の空気を冷たくさせる人だ。
北風のような人ですね。
>いつも上機嫌の人は、まわりを上機嫌にさせる力を持っている。>その人がいると楽しいからだ。>そして、まわりには楽しい人たちが集まる。
そうですね。気分・雰囲気の良し悪しの問題ですね。
>反対に不機嫌の人は、不機嫌をまき散らし、まわりを不機嫌にさせる。>だから、人が寄りつかない。
そうですね。これも、やはり気分・雰囲気の良し悪しの問題ですね。
>楽しさや上機嫌は伝染する。>同様に、不愉快や不機嫌も伝染する。
そうですね。機嫌はナウな感じのする事柄ですね。その場の空気・雰囲気のようなものでしょう。
山本七平は「『空気』の研究」のなかで、そのことを指摘しています。
「驚いたことに、『文藝春秋』昭和五十年八月号の『戦艦大和』でも、『全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う』という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人びとにはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確の根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至根拠は全くなく、その正当性の根拠は専ら『空気』なのである。最終的決定を下し、『そうせざるを得なくしている』力をもっているのは一に『空気』であって、それ以外にない。これは非常に興味深い事実である。」と書いています。
>仕事のコツは… >「人さまのお役に立つこと」に加えて「楽しい」こと。
人様のお役に立つことについては、社畜も家畜も同じですね。機嫌だけでは、アニマルと同じですね。人間としての楽しいことには、夢と希望が必要ですね。夢と希望の内容は持続する。考えを同じくする仲間に引き継がれます。
この国には何でもあるが、ただ、夢と希望がない。夢と希望は、未来時制の文章内容であるが、日本語文法には時制 (tense) というものが無いので、日本語の脳裏には未来時制が存在しない。だから、日本人には夢と希望がない。
>「楽しい」を加味してお役に立つことをやっていきたい。
それには、無哲学・能天気の状態を改める必要があるでしょうね。ナウな感じは無いけれども、来るべき社会の内容を念頭において毎日仕事に励む生活が、人の幸せのためには必要ですね。
使用言語に時制があると、人は世界観 (world view) を持つことができる。世界観は、各々独立した三世界 (過去・現在・未来) からなっている。だから、未来社会の内容も十分に考察できます。時制は、英語にあって、日本語にはない。それで、日本人には夢と希望がない。日本人には、夢と希望を求めた末の諦めばかりがある。それで、むなしい。機嫌の成因が非現実 (考え) の内容に基づかないところにむなしさの原因があるのでしょう。我々には、リーズン (理性・理由・適当) が必要ですね。我々には、リーズンに基づいた仕事が必要でしょう。我々日本人は、日本語と英語を良く学び、非現実 (考え) の内容の大切さを深く理解し、時制ある文章内容の制作技術をも獲得しなくてはならない。さすれば、我々は、考えの内容により相手に感銘を与えることができるようになることでありましょう。
>以上引用
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