>ヒロシマで平和を希求する人々 被爆体験伝承へ新たな一手 >2022.8.17 >御前崎支局 木村祐太
> 広島市主催の記者研修「ヒロシマ講座」(7月28日~8月7日)に参加し、77年前の被爆の実相に触れた。 >ロシアのウクライナ侵攻で核兵器が現実的な脅威となり、核抑止論が国内でも浮上する中、被爆地は「核兵器は廃絶こそ唯一の解決策」との訴えを一層強くした。 >凄惨(せいさん)な記憶を継承し、平和を希求する人々の取り組みや思いを報告する。 >(御前崎支局・木村祐太)
凄惨さを脅しに利用して侵攻を企てる政治家もいますからね。我々は用心しなければなりませんね。
(略)
>記録、証言次代へ 静岡県も工夫 AIや映像 活用 > 戦争体験者が年々減少する中、記憶と記録をどう後世に伝えていくかは被爆地の広島、長崎に限らず重要な課題だ。 >本県でも関係団体が工夫を凝らす。 > 浜松市遺族会は語り部の育成に注力する。 >昨夏、会員向けに開催した研修会を、来年以降は一般市民に対象を広げ、市と共同で事業化する方向で調整している。 >人工知能(AI)を使って浜松大空襲などの体験を語り継ぐ取り組みも始めた。
太平洋戦争初期に、フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も早々と投降して、75000人以上の将兵の命を救った。
太平洋戦争後期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるして、1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、死者10万をこす被害を出した。
日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はなかったのか。
人命の尊重はどのように考えられていたのであろうか。
>大石功会長(77)=同市東区=は「戦争の体験者が減っていく中でもやるべきことはある。 >持続可能な取り組みをつくって次世代につなぎたい」と力を込める。 > 静岡平和資料センター(静岡市葵区)を管理運営する静岡平和資料館をつくる会は、「証言映像部」が戦争体験者の証言を映像に記録し、DVDを希望者に貸し出している。 >県遺族会は県の委託で戦争体験者らの手記などを集めた冊子を2月に発行し、各市町遺族会に配布した。 >第2巻の発行へ準備を進めている。 > 平和教育や平和啓発事業に詳しい京都教育大の村上登司文名誉教授(67)は「戦争体験の伝承を『自分も担うんだ』という当事者意識を市民が持てるような取り組みが必要だ」と指摘する。
残念ながら戦争はまた起こるでしょうね。なぜ戦争を起こしたかの説明がありませんからね。全てが闇の中。無知な人たちが再び戦争を起こすことになるでしょうね。
国民が思考を停止している国にはどのような特徴があるでしょうかね。
'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。' (カレル・ヴァン・ウォルフレン)
‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’ ( グレゴリー・クラーク)
'日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている。' (ウスビ・サコ)
‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)
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