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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

テムチルト代表  

2022-11-12 19:56:37 | 文化

>産経新聞   >「中国が文化的ジェノサイド」南モンゴル会議代表 日本の関与訴え   > 2022/11/12 18:17  

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>中国・内モンゴル自治区でのモンゴル民族の自決権確立を目指す国際組織「世界南モンゴル会議」のショブチョード・テムチルト代表が亡命先のドイツから来日し、12日までに産経新聞のインタビューに応じた。   

>同自治区は教育現場などでモンゴル語の使用が制限され、抗議する人々が中国当局に拘束された。   

>テムチルト氏は自治区の一部が戦前の満州国だったことなどに言及し、「非人道な中国の政策を止めてほしい」と日本の関与を訴えた。   

 

自由と人権は見逃すことができませんね。    

 

>--2020年秋以降、自治区の小中学校で標準中国語の使用が決定された   

>「モンゴル人は抗議活動を起こしたが、5千人以上が刑務所に入れられた。   

>モンゴル帝国の始祖、チンギスハンの肖像画が教室から撤去され、看板に書かれたモンゴル語が消された。   

>今もモンゴル人社会は心理的圧力を受けているが、家庭で子供にモンゴル語を教えるなど手法を変えて抵抗を続けている」   

>--中国語教育の強化に抵抗する理由は   

>「『文化的ジェノサイド(集団殺害)』だからだ。   

 

文化的な根無し草になるのは奴隷と同じ状態ですね。   

 

>モンゴル語が話せなければ、モンゴル人の心理的な架け橋が無くなる。   

>祖先から伝わった文化の志を子供たちに伝える道が閉ざされる」   

 

そうですね。民俗文化喪失の危機ですね。わが国におけるアイヌ語のようにならないことを願いますね。他国の失敗から自国の危険を学ぶことが重要ですね。         

 

>--1960年代の文化大革命(文革)でもモンゴル語の使用が制限され、中国当局の公式見解で3万人のモンゴル人が殺害された

>「49年の中国の建国に伴い、南モンゴルが自治区として扱われて以降、中国政府は計画的に文化的ジェノサイドを行っている。   

>満州国時代に日本語教育を受けたモンゴル人の価値観を変える狙いだろう。   

>文革で私の祖父も殴り殺された。   

>文革はモンゴル民族を消すための活動だった」   

>--習近平・中国共産党総書記(国家主席)が異例の3期目続投を果たした   

>「習政権に意見をいうのは時間の無駄だ。  

 

そうですね。習近平氏は全土を漢族優位の社会にしようと、その実現にまっしぐらですからね。   

 

>ウイグル人の強制収容のように、もっとひどい政策をモンゴル人に行うのではないか」   

>--日本に求めることは   

>「政治的対話で中国政府による非人道的な行為の拡大を阻止してほしい。   

 

そうですね。義を見てせざるは勇無きなりですね。日本人もノンポリ・政治音痴ではいられませんね。世界の指導者たるものは未来の方向を指し示さなくてはならない。 

自己の意思を示せば当事者・関係者となる。示さなければ傍観者にとどまる。日本は孤高の国になるべきではない。        

 

>日本は戦後、アジアで初めて人権や法の支配、民主主義を確立した国だ。   

>戦前の満州国建国を通じ、モンゴル人と自由と民主の国を作ろうとした歴史もある。   

 

五族協和: ()・韓・満・蒙・漢() の五民族が協調して暮らせる国を作ることですね。満州国の民族政策の標語ですね。      

 

>民主的な国と一緒に中国の脅威に対抗しないと人類が中国に食われてしまう」   

 

そうですね。権威主義国脅威に対抗するには民主主義国の団結が必要ですね。       

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)      

 

>(聞き手 奥原慎平)   

 

 

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カリー女史  

2022-11-12 05:04:43 | 文化

>zakzak   >有本香の以読制毒 「日本は世界に取り残されている感」強く…欧州会議「国際ウイグル・フォーラム」参加 自由と人権は最上位の価値、カリー女史の姿勢に感銘   > 2022/11/11 06:30  

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>8日から、ベルギーのブリュッセルにいる。   

>私ごとで恐縮だが、9月末に交通事故で骨折した右足には、まだ添え木を着けている状態だが、いくつかの条件付きで医師の許可が出たので、渡欧した。    

>目的は、ケガの前から招かれていた「International Uyghur Forum(国際ウイグル・フォーラム)」への出席だ。   

>開会式と前半のパネルは、ブリュッセルにある欧州議会の中で行われる。    

>観光コースとしてではなく、欧州議会の中を見、体験することは、私が参加を断念しなかった理由の一つだった。   

>主催者は、世界ウイグル会議と、ドイツ・ケルンに本部を置く「ハセネ・インターナショナル」というイスラム系の人道支援団体などである。   

>とはいえ、会場を提供し、複数の議員が開会の辞を述べたことから明らかなように、欧州議会の面々が強力に支援している。   

>会場には、世界中のウイグル人活動家、強制収容所の体験者のほか、欧州議会、カナダ、英国などの議員も出席した。議員以外にも、国際的に知名度の高い人権のエキスパートらが顔をそろえた。   

>私が特に注目したのは、ドナルド・トランプ米政権時に、世界女性問題担当大使・国連女性の地位委員会代表に任命され、ニッキー・ヘイリー国連大使の右腕として活躍したケリー・エッケルズ・カリー女史が参加していたことだ。   

>カリー氏は、ミャンマーの人権問題に精通している人として知られているが、ウイグル問題とも縁が深い。   

>その縁を詳述する前にもう少し彼女の経歴を紹介すると、1990年代に共和党のジョン・ポーター議員の政策アドバイザーを経て、ジョージ・ブッシュ政権(父)では、ポーラ・ドブリアンスキー国務次官の政策アドバイザーも務めた。

>専門はアジア政策だ。   

>自由と人権を最上位の価値とするカリー氏は当然、中国の人権問題も鋭く批判、矛先は自国のバラク・オバマ政権にも向けられた。   

>そんな氏が、世界中のウイグル支援者の注目を集めた「事件」は2018年に起きた。    

>同年3月、ニューヨークの国連本部で開催された「先住民会議」に出席する予定だった世界ウイグル会議のドルクン・エイサ総裁を、中国が「テロリストだ」と主張し、国連本部ビルへの立ち入りを阻もうとしたのだ。   

>そのときカリー氏は自らドルクン氏をビルの入口に連れて行き、ヘイリー大使に連絡、当時のアントニオ・グテーレス事務総長に入館許可を発行するよう求めて認めさせたのだ。   

>「ドルクン氏がテロリストだというなら、米国が彼を入国させて自由に活動させるはずがない」   

>カリー氏は敢然と、そう主張したのだ。   

>政治的には保守派といえるのだろうが、人権派。   

>そして、国際的な人脈と、何より原則を貫き、主張する強さがあること。   

>日本政界には残念ながら見当たらない存在である。

 

日本人はノンポリ・政治音痴ですからね。   

 

>そんなカリー氏が9日の朝一番、集合場所の欧州議会正門に現れ、旧知の間柄である在米、在カナダ、そしてドルクン氏らと親しくあいさつを交わしていた。   

>私もカリー氏に紹介されたので、彼女に、後日改めてインタビューをお願いしたいと頼むと、二つ返事で「いいわよ。   

>ここに滞在している間でも」と気さくに受けてくれた。   

>カリー氏を含む人権派の法律家らは今回のフォーラムで繰り返し、中国のウイグル人ジェノサイドを看過することは「グローバルリスクだ」と強調した。   

>この会場に、日本の政治家や人権派弁護士は一人もいなかった。   

 

日本人は思考を停止していまからね。無哲学・能天気になっている。同じアジア人と言えども国際的な話合いに応ずるわけにはゆきませんね。     

 

>私は、よく左派が言う、「日本は世界に取り残されている」論には常日頃、懐疑的だが、このフォーラムではその感を強くした。

 

政治には未来の先取りが必要ですね。ところが日本人には世界観がない。未来の世界の内容は想定外になっている。だから日本は世界に取り残されている。        

 

>第一次世界大戦後のパリ講和会議で、世界で初めて人種差別の禁止を主張したわが先祖、古の日本人は草葉の陰で泣いているだろう。

 

その後日本人は名誉白人になりましたけれどもね。   

 

>この期に及んでは、政治家に期待するより、一人ひとりの国民の善意を信頼して、さらに自らの発信の声を高めて参りたい。   

 

日本人には哲学が必要ですね。個人があるべき姿の内容を自作する必要がありますね。それには英米流の高等教育が欠かせません。    

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

>■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。   

>1962年、奈良市生まれ。   

>東京外国語大学卒業。   

>旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。   

>国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。   

>著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。   

 

 

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