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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

奥村歩氏  

2022-11-27 02:07:09 | 文化

>日本人の幸福度が低すぎるのは「遺伝子的な要因」にあった   >昨日 17:00  

>本記事は、奥村歩氏の著書『スマホ脳の処方箋』(あさ出版)の中から一部を抜粋・編集しています   

>■日本人の脳は慢性的に疲れている   

>「世界幸福度ランキング」というデータがあります。   >これは320日の「国際幸福デー」に合わせて国際連合が毎年発表しており、149の国・地域を対象に各国の国民がどれだけ幸福を感じているかを数値で示しています。   >ランキングは、国民の主観的な幸福度を数値化する調査データに以下の6項目を加味して決められています。  >11人当たりの国内総生産(GDP   >2)社会保障制度    >3)健康寿命   >4)人生の自由度    >5)他者への寛容さ   >6)国への信頼度   

>2022年に行われた調査では、1位フィンランド、2位デンマーク、3位アイスランドでした。   

 

これらの国々は幸福な国として定評がありますね。毎回調査で上位にランクされますね。   

 

>さて、日本は何位だと思いますか?   >なんと54位です。   >これは先進国のなかでは超下位です。   >アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど欧米諸国はもちろん、台湾やシンガポールなどアジア諸国・地域と比べても日本は下位です。   >このランキング調査は2012年から始まりましたが、当初から日本の順位は低く、その後も下降傾向にあります。   

 

日本も生活をエンジョイできる国になると良いですね。    

 

>日本は世界で最も長寿を誇ります。  >経済的にも豊かで、医療の国民皆保険が適用されるなど社会保障も他国に劣っていません。  >それなのに、なぜ幸福度が低いのでしょうか?    

 

我が国人は水と安全はタダだと思っている国ですからね。幸福な事など何もありません。      

 

>日本をよく知っている外国人は、この調査データをとても不思議に感じるようです。   

>実際、GDPや健康寿命などのデータでは、日本は外国と比較して文句なしの上位です。  >しかし、(4)人生の自由度と(5)他者への寛容さのスコアが低い。  >これらが、足を引っ張って、日本の幸福度が低いという結果が現れたと分析されています。   

>4)人生の自由度と(5)他者への寛容さのスコアが低いということは、日本人には次のような特徴があるといえます。   

>・人生の選択肢に幅広さがなく、縛られて生活している   

 

そうですね。日本人は不自由を常と思えば不足なしと考えていますね。   

 

>・人間関係を警戒して、心が開けない   

 

そうですね。人を見損なってはいけないと気配りをしていますね。日本人は礼儀正しい人間に成らなくてはならないのです。    

 

>人間は幸福を感じると脳内で神経伝達物質のセロトニンが分泌されます。  >セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、正常に分泌されているとポジティブな気分が湧き上がり、活動的な生活の原動力となります。  >しかし、人間関係のストレスや生活への不安・不満を抱えすぎると、セロトニンは分泌されづらくなります。  >そして、このセロトニンの減少が続くと身体の不調を引き起こす脳機能の低下をもたらし、脳は疲れた状態になってしまいます。   

 

日本人はストレスや不安・不満を沢山抱えていますね。   

日本語には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。だから難関出身者たちが社会で幅を利かせている。わが国が学歴社会であるというのも、実は序列社会の言い換えに過ぎない。だから、わが国の学歴社会は学問の発展には何ら貢献していないことを知っている必要がある。      

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。その程度は序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的には意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。   

日本人の政治家にも、政治哲学がない人が多い。だから、我々の未来社会の有様を相手に言って聞かせる術がない。それは非現実 (考え) の内容を盛り込むための構文が日本語に存在しないからである。序列人間は人間の序列を作っていて、上位の者 (先輩) と下位の者 (後輩) の間に自分を差し挟むことにより自分たちの存在を確認し合っている。だから、自己の所属する序列に並々ならぬ帰属意識を持っていて義理 (序列関係から生じる義務) を果たすことに懸命になる。そして、この種の仕事にやりがいを感じている。無哲学と序列メンタリティの相乗作用により派閥政治は無くならない。周囲の序列仲間が自分たちの序列に対する貢献度を評価する。これにより自己の順位は上昇する可能性がある。それが日本人の人生における楽しみである。だが正一位の獲得は難しい。    

 

>「世界幸福度ランキング」で長期的に低迷している実態を見ると、日本人は日常的に多くのストレスや不満を感じていることがわかります。  >それはセロトニンが分泌されづらい環境ということであり、日本人の脳が相当に疲れていると考えられるのです。   

 

日本人は酒に飲まれる (急性アルコール中毒) 人が多いですね。短調の演歌を好んで歌いますね。夢と希望が持てないのでしょうね。日本語の文法には時制がありませんから未来の内容は想定外になっています。    

 

>■セロトニンが枯渇しやすい日本人   

>日本人の脳が疲れているのには、いくつか理由があります。   

>まずひとつ目は、残念ながら日本人は脳内物質のセロトニンが枯渇しやすい遺伝子を持っています。   

 

それは残念なことですね。    

 

>脳が働くには、神経伝達物質と呼ばれるエネルギーが何種類も必要となります。   

>先ほども触れたセロトニンはその代表的なエネルギーのひとつで、心身の健康の安定やストレス抑制に深く関係しています。   

>そのセロトニンは神経細胞同士のつなぎ目に放出されますが、一部のセロトニンは回収されてリサイクルされます。   

>セロトニンを再回収する役割を担うのが「セロトニン・トランスポーター」と呼ばれるたんぱく質で、これまでの研究では次の3つの遺伝子タイプが存在するとわかっています。    

>1)ストレスに強いタイプ   >2)ストレスに強くも弱くもないタイプ    >3)ストレスに弱いタイプ   

>日本人の大多数は、(3)であると考えられています。   

>ストレスとは、環境変化のことです。   

>ストレスに強いか弱いかは、変化に対する順応性の高さの差です。   

>3)の遺伝子タイプを持つ日本人はストレスに対して過剰に反応。   

>脳内で放出されたセロトニンがリサイクルされず、脳内エネルギーを消費してしまうというわけです。   

>日本人はストレスに弱いことを隠す人が多くいらっしゃいます。   

>診察室で患者さんに「ストレスがありますか?」と聞くと、「そんなものは無縁です」と答えるものの、とても辛そうに見えることがよくあります。   

>「弱い人だと思われたくない」と人目を気にする日本人気質は、さらにセロトニンを枯渇させて、脳過労を加速させます。   

 

日本人は見栄と外聞を気にする質ですね。   

 

>ちなみに、ラテン系の国(スペイン・イタリア・ブラジル・アルゼンチンなど)は(1)の遺伝子タイプを持つ人が多いといわれています。   

 

ラテン系の国々はハッピーな国のようですね。   

 

>彼らは陽気な性格で、楽しいときには大笑いをします。   

 

私もイタリア人のグループと一緒の飛行機に乗り合わせたことがありますが、彼らは機内で大合唱をしていました。  

 

>辛いときには人目も気にせず思いっ切り泣きます。   

>人目を気にせずに感情を爆発させられる人は、ストレスからの回復が早いことがわかっています。   

>ストレスに強いと、脳内で放出されたセロトニンがセロトニン・トランスポーターによって効率的にリサイクルされるため、脳内エネルギーが足りなくなる危険性も少なくなります。   

 

どうもありがとうございました。   

 

>奥村歩(おくむら・あゆみ)   >脳神経外科医、おくむらメモリークリニック理事長。   >1961年生まれ。長野県出身。   >岐阜大学医学部卒業、同大学大学院医学博士課程修了。   >アメリカ・ノースカロライナ神経科学センターに留学後、岐阜大学附属病院脳神経外科病棟医長併任講師等を経て、2008 年におくむらメモリークリニックを開設。  >認知症やうつ病に関する診察を専門とする。   >日本脳神経外科学会(評議員)・日本認知症学会(専門医・指導医)・日本うつ病学会などの学会で活躍。   >著書に『その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』(青春出版社)、『ねころんで読める認知症診療』(メディカ出版)、『「うちの親、認知症かな?」と思ったら読む本』(あさ出版)などがある。   

 

 

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