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機嫌取り 2/2

2020-04-04 17:31:38 | 社会

>  会談翌日の新聞各紙は朝刊・社説で「“5月決着”できるのか」(毎日)、「5月決着は実現できるのか」(読売)、「たった10分の日米首脳外交でいいのか」(日経)、「鳩山首相にもう後はない」(朝日)と書き立てた。>報道記事でも「首相責任論焦点に」(日経)「普天間五月決着絶望的」(朝日)と報道。 

各紙の日米首脳外交に対する建設的な提案には意欲が無いのですね。

>『産経』も「このままでは同盟関係が空洞化し、日本の平和と繁栄が損なわれかねない」とし「首相は昨年11月の日米首脳会談で、“私を信頼してほしい”と大統領に約束しながら、決定を先送りした」と報道した。

鳩山首相にはアメリカの信頼がないのですね。’民信無くば立たず’ ということでしょうね。

>  岡田外相はルース駐日米大使に電話をかけ実務者協議入りを依頼したが、ルースは拒否。>鹿児島県徳之島にヘリ部隊の一部を移転するなどとした日本側の移設案は、受け入れ先自治体の同意を得る見通しが立っていないとした。>  米紙ワシントン・ポスト(14日付)は核安保サミットに関連して「このショーの最大の敗北者は断然、哀れでますますいかれた日本の鳩山由紀夫首相だった」と酷評。

鳩山首相は、アメリカが対話するほどの価値のある人物とは評価されなかったのですね。

>「首相は夕食会の席での非公式な会談が慰めとして与えられただけだった」。>そして「ますますいかれた」との表現は、「オバマ政府高官たちの評価」だとした。

鳩山首相の発言は支離滅裂だったのでしょうかね。

>  民主党の渡部衆院副議長は、普天間基地問題で「(日米で合意した移設先を)全然別なところに持っていけると考えていた人たちが間違いだ」と発言。

わが国の首脳は、勝手な解釈をしていたのでしょうね。論理的な解釈ではなかったのですね。

>民主党内からは民主党総裁を菅直人副総理や仙石由人国家戦略相にすげ替える声も浮上し始めた。

総裁の首を何回挿げ替えても、我が国民のメンタリィティはそれほど変わった内容にはならないでしょうね。

>社民党の重野幹事長も、米軍普天間基地の五月末決着について、「いえばいうほど、そうならなかったときにどうするかという度合いが強くなる」と鳩山の責任論に言及した。

口先だけではどうにもなりませんね。実行を伴わない発言は時間の空費ですね。

>  また自民党の谷垣総裁は「鳩山首相自身が五月末までに政府案を決め、現地(移設先)と米国側の了解も取ると明言してきた。 >解決しなければ当然退陣するべきだ」と強調。 

国民に向かって空手形を振り出すのは良くないですね。かつての大本営発表のようなものか。

>そして核安保サミットの非公式会談をめぐって「米国から相手にされず、首相としての当事者能力を失っている」と批判。 >  メディアも各政党も一致して「アメリカから認められない首相は終わり」という対応である。

わが国の首相は、アメリカのお墨付きばかりが身の上ですね。日本人からも信頼されていないのでしょうね。

>日本の首相はアメリカが任命する役人であり、日本国民の首相であってはいけないというのだ。

日本人は、自分自身の考えがないからですね。相手方の言うとおりにする。あい変わらずの日本人の卑屈な態度ですね。’上と見るか・下と見るか’ の序列作法に専念している様子がうかがわれますね。機嫌取りも作法の一種なのかもしれませんね。

>自民党も民主党も社民党も、どの政党もアメリカの機嫌ばかりを伺って、基地などなくして独立せよという国民の意志を代表するものはいないという現実である。

序列人間には、自主・独立の精神は敬遠されていますね。あくまでも序列を求める根性ですね。伝統的な他力本願・神頼みか。

>これが戦後の日本社会をデタラメに破壊している構造なのだ。

各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 政治家に政治哲学は必要である。そうでなければ夢遊病者のような国になる。 

(略)




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