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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

日本の優等生

2019-01-26 08:41:21 | 教育

>日本では優秀とされる子は海外に行っても同様に優秀生として評価されるのか。

それは、難しいでしょうね。

>日本での優秀生は、知識の暗記力が優れている子や先生の言う事を忠実に守っている子。

自己の表現に欠けていますね。

>自分の考えを発信しなくても紙ベースの成績が良ければ優秀生として扱われる。

紙に何を書くかが問題でしょうね。

>そんな日本の優秀生も、海外に行ってしまえば、ただの人と同様の評価しかされないことも少なくない。

没個性では、仕方のないことです。

>実際に日本では最上位に位置する子どもでも海外に行って挫折したという例は少なくない。

‘井の中の蛙、大海を知らず’ ですね。知識不足だから、日本人には海外留学の人気がない。

>先にも挙げたように、日本では記憶力(知識の暗記)が優れている生徒や、先生の言うことに忠実に従う生徒が優秀生として、ペーパー上で評価されることが多い。

そうですね。日本人は、思考停止の状態にあるために暗記力だけに頼ることになっています。日本語では、自己の考えを述べることができないのです。
考えは非現実の内容であります。考えの内容は、頭の中にあって、見ることができません。
現実は、見ることができます。非現実 (考え) は、見ることができません。見ることのできる内容は、本当のことでありますが、見ることができないものは、嘘であります。
誰も、嘘つきになりたくありません。見て来たような嘘をつく気にはなれません。だから、他人の考えを受け売りだけをするようになるのです。となれば、日本人の教育は、暗記力の勝負をさせる作業になります。

>しかし、海外では、記憶力ももちろん必要ではあるが、それ以上に自分が得た知識を駆使して自らの意見を発信出来たり、先生に対しても様々な意見を言える生徒の方が注目され、優秀生として扱われることが多く日本とは全く逆の評価軸が存在している。

‘日本の常識は、世界の非常識’ですかね。

>教えられたことを単純に暗記するのではなく、自ら調べ、自ら学ぶことによって様々な知識を反芻し、自分の意見として発信する必要性を海外では求めている。

そうですね。自己の意見の発信が必要ですね。

>実際の授業でも「あなたはどう思いますか?」などの問いかけも多い。>日本ではそういった問いかけを見かける機会は少ない。>せいぜい「ここまでで分らない人は?」などの落ちこぼれのあぶり出しの質問が教師から出る程度。>だから日本の優秀生は海外では発信力の無い普通の人という評価になってしまう。

そうですね。非現実 (考え) の内容は、一人一人違いますからね。自己の考えが表現できないのであれば、没個性の人間ということになります。

>この状況を鑑みれば、日本の最高峰である東大が世界からみれば46位・京大が74位に甘んじているのも合点がつく。>むしろ東大は46位に位置出来ているということに驚く程だ。>産業界で近年叫ばれている東大・京大生は使い物にならないというのもこういう状況なのだから至極当然というべきか。>東大出身者は確かに知識の量は多いかもしれないが、ビジネスの場で必要な「君ならどう思う?」「君の意見は?」という要求に対して自信を持って答えられる人間は少ないのではないだろうか。>今の日本の優秀生では日本の社会は持たなくなる。

そうでしょうね。 <日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条> を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れます。その一例を以下に掲げます。
私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。 、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。 、、、、、 これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り)

>そうさせないためにも日本の教育に革命をもたらし、即戦力として活躍出来る人材の育成が急務となるのではないだろうか。

そうですね。その革命の内容が問題ですね。何かあなたに名案がありますか。

>現状の画一的な教育で、同じ様な人材を作るシステムでは限界が来ている。

そうですね。金太郎飴のような顔をした人間ばかりでは、役に立ちませんね。顔のない人間であっては困ります。

>改めて日本式の暗記力だけの優秀生ではなく、自ら考え、世の中の為に何が出来るのか?を本当に考えられる大人に育ってもらえるような教育システムを確立する必要がある。

そうですね。それで、あなたは新しい教育システムの構想をお持ちですか。

文章には意味・意義がある。ばらばらな単語には意味がない。非現実 (考え) の内容を文章にすることができれば、自己の考えの意味・意義が表現できる。英文法には、時制 (tense) というものがある。時制のある文章は、非現実・考えの内容を表すことができる。だから、英米人は、自己の考えを述べることができる。ところが、日本語には時制が無いので、日本人は、自己の考えが述べられない。それで、他人の受け売りばかりをする。ここが我々の問題でしょう。
我々は、日本語と英語を共に良く学び、時制の大切さを十分に理解して自己の表現力を非現実の内容により豊かにする必要があるのではないでしょうか。


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クリエイティブ

2019-01-25 11:31:51 | 言語

> 1、クリエイティブな発相―1
>日本人が持つ自由な発想、これが世界で注目されています。>世界の人々からすると、日本人は「世界で最もクリエイティブな人々」なのです。

クリエイティブにもいろいろありますけどね。日本人の注意力は物にのみ集中し、精神的なことはダメですね。

>これは、2012年アドビ・システム社が行った調査「最もクリエイティブな国は?」というアンケート結果によく現れています。>そこでは、「最もクリエイティブな国は日本」「最もクリエイティブな都市は東京」という結果が出ているのです。

それは、幸運な知らせですね。

>このアンケートの詳細はここでは省略しますが、世界で注目される「創造力の豊かさ」は、私たちの何気ない日常の中にも多く見ることができます。

日本人は、目先・手先の事柄に、神経を集中させますね。創意工夫が得意ですね。

>例えば100円ショップで、僅か100円出せば買える「便利グッズ」の数々、高性能な保温グッズ(ホッカイロ、特殊な素材の毛布など)、また最も外国人が驚くのが「高性能トイレ」です。

そうですね。

>これは、何も日本が寒がりゆえに無理やり生み出した、ということだけが理由ではないようです。>寒いのなら厚着をして布団を沢山かぶって寝る、というだけでは私たちは満足せず、もっと「効率」を重視する国民性があるのです。

創意工夫を楽しんでいますね。

>日本人は元からきれい好きで、整然とした美しさを好みます。

そうですね。

>無駄なものを排除するミニマリズムの精神が、「布団を沢山かぶる」のではなく、「起毛素材の温かい1枚の毛布」という発想に結びつくのだと思います。

物質的な日常生活が豊かになりますね。

>禅の精神に基づく私たちの思考する習慣は、実は効率の良さを追求し、様々なアイデアを生み出すことに繋がっているのです。

そうですね。

>クリエイティブな発想 -2
>日本人がいかに創造性に溢れているか、それを考えるときに、日本人に「宗教に縛られない自由」があることを忘れてはなりません。

日本人の自由に関する話ですね。
印欧語の文法には、時制 (tense) というものがある。時制を使うと、非現実 (考え) の内容を文章にすることができる。ヒンズー語の世界は、生死を境とする三世界 (前世・現世・来世) に分かれている。英語の三世界は、生死とは関係のない三世界 (過去・現在・未来) に分かれている。非現実の内容は考えに結び付いているから、宗教になる。日本語の文法には時制がないから、非現実の内容を文章にすることはできない。だから、内容のある宗教には結びつかない。これを自由というのであろうか。非現実が考えられないということは、思慮深くないということにもなると思いますが。

>私たちの歴史の中で、宗教紛争が起こったことはなく、日本に数多くある仏教寺院やキリスト教教会、或いはイスラム教徒のモスクは、全て共存の道を選んでいます。

日本人は、あまり宗教熱心にはなりませんね。だから、深刻な対立には至らないのでしょう。共存の道は、無視の道でもありますね。

>これは、「和の心」を重んじた結果であると思われます。

世界観に囚われないからでしょう。和の心で世界観を打ち消したとも考えられませんね。

>よく私たちは「日本人には宗教意識が足りない」といいますが、逆に言えば、そのことが異なる宗教の共存を可能にし、私たちの寛容さを示しているのです。

そうですね。宗教の共存は、世界観を否定することに寛容なのでしょうね。

>白無垢で結婚式を挙げたあとのホテルでのパーティーでウェディングドレスを着るという、神道とキリスト教式婚礼儀式をごちゃ混ぜにする光景は、日本人からすると、まさに「いい加減」に見えるのかも知れません。

これは、‘良いとこ取り’ なのでしょうね。しかし、これは上辺だけのことで、考え (世界観) の存在には注意が払われていない証でしょう。

>しかし、これが「斬新」にも見えるのです。

そうですね。風変りなのでしょうね。

>宗教に縛られていたら、恐らくこのような自由な結婚スタイルは実現できないでしょう。>私たちは、縦社会に則って、ある意味では個人を主張できず、抑圧された中で生活しています。

そういうことになりますかね。現実の内容は、頭の外にある。現実は、唯一の内容でご唱和できる世界である。現実は、見ることができる。見ればわかる。見ることのできるものは、本当のことである。見ることのできないものは、嘘である。
非現実 (考え) の内容は、頭の中にある。その内容は、人さまざまである。だから、多数あるが、見ることができない。ただの話である。わかるためには、文章内容 (考え) を理解することが必要である。非現実の内容の文章は、わが国においては、見て来たような嘘になる。だから、誰も自分の考えを述べようとしない。これは、思考停止の状態である。そして、皆が他人の考えを述べる受け売り専門の道を歩むことになる。天下の秀才たちも、このようにして作られる。

>しかし一方で、宗教観念に囚われずに自由でいられ、オリジナリティ溢れるものを生み出しています。

無哲学・能天気ならば、宗教観念にとらわれることもないでしょうね。しかし、自己の判断に基準を持たない人たちは、他人から信頼されますかね。我々の努力を重ねた先の行き着くところが見えていない。これでは、偉大な社会建設には至らない。協力者が出てこない。むなしい。

>また、日本人は伝統的な考えに囚われつつも、世界でも無類の「新しい物好き」です。

日本人は、窮屈な序列社会に住んでいますね。無哲学・能天気の退屈男・退屈女が大勢いるから ‘新しい物好き’ になるのでしょう。良い気分・雰囲気の開発にいとまがないようですね。

>古くからあるものの中に新しいものや最新技術を取り入れ、それを自国の新しい文化に作り変えてしまう、そんな創造性にも溢れているのです。

そうですね。日本人は、目先・手先のことに、神経を集中させていますね。精神的な進歩は少ないですね。
ただ今の日本は、深刻な人手不足に陥っていますね。しかし、頭脳不足であるという話は聞いたことがない。あくまでも、手足にこだわった働き方をしているのでしょう。考え直す余地がありますね。

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最良の教育

2019-01-22 13:51:18 | 教育



>非常に幼い頃から、日本の子どもたちはベストを目指して競争させられる。>幼稚園、小学校、中学、高校。>それぞれの段階は、成功するための最良の教育を受けていると見なされる。

ベストとは、どのようなものですか。

>詰め込み教育(放課後に長い時間学習する)はそれらのほとんどの段階を占めている。>最終目標は最良の大学に入学することで、そのときすべてが変わる。>学校がすべてだった数年間の後は、ついに自分の人生を謳歌し、がむしゃらに勉強する必要はなくなる。

生涯教育とは、つながりがありませんね。

>日本の教育の目標は未来の日本を創造することであり、この点から言ってこのシステムは実によく成功している。

そうですかね。未来の日本はどのような内容になるのですか。

>日本の学生が18歳となったとき、彼らは真の日本人は日本語以外話せないということに強い確信をもつようになる。

国際社会で、日本人は口がきけないということですね。困ったことですね。

>nihonjinron(日本人論)や日本人のユニークさに完全にくるまれ、日本国外の事柄を無視し、彼らの今後50年の生活のためにどうすればよいか完全に精通し、ほとんどすべての認識の技術を欠き、外国人恐怖症となり、目立たず、出る杭にならないよう精神的に完全に訓練されている。

超国家主義 (国粋主義) の人になるのですか。

>日本の教育システムでは、いかに日本人となるかが第一のゴールとなる。>ときが経つにつれ、若者はより保守的になっていった。

島国根性の人になるのですか。資源小国の日本は、生きてゆけませんね。

>外国に対する興味は驚くほど欠如しており、ロボットとなる以外のいかなる望みも持たない。

最近の日本人は内向き志向の人になっていますね。ロボットになりきってしまえば、自己の意思を他人から詮索されることもない。だから、心の安寧を得られます。

>これはインターネットの情報に簡単にアクセスでき、旅行費用は安く、大部分の日本人が裕福であることを考えると不思議なことである。

心の安寧が、何よりも大切ですね。それ以外の事柄は、あまり気にならないことでしょう。

>実際にはほとんど学習が行われない――生徒たちは、成功に必要な批判思考(クリティカル・シンキング)の精神をほとんど与えられない。

日本人は、頭を働かせることが苦手ですね。

>日本の教育制度は、ほとんどの人が高卒で工場で働くような時代にデザインされたものだ。>この種の教育は、大量生産と大量消費が経済の原動力となるような工業化された社会ではよく機能する。

ただ今わが国は、深刻な人手不足に陥っている。だが、頭脳不足と言った話は、聞いたことがない。日本人は、頭脳労働を人手によって補っているに違いない。だから、人手不足だけが起こるのでしょう。

>しかし、世界は変化している。>アイデアのクオリティや、問題解決の創造的な能力が経済世界や個人の成功を決定するようなポスト消費者主義社会へと。>いくつかの国はこのことを学習したが、日本は明らかに理解が遅く、さらに教育世界がこの現実に適応するのはさらに遅い。

そうですね。日本人は、考えることが苦手ですからね。

>日本経済が減退していることのいくらかはこれによって説明できる。

そうですね。経済に適応できなければ、衰退しますね。

>教育問題と社会問題を混同しているかもしれないが――日本の教育システムの失敗を世界発展の観点から見ると――創造性の欠如、独創性の欠如、グローバルな領域で交流が不可能であること、世界の仕組みに関する部族的な理念(石器時代のようだ)、意思決定や方向決定に対する無能性や無意思、完全な受動性が存在する。

創造性の欠如: 非現実 (考え) の内容を現実の世界で実現できれば、それは創造である。日本人には、非現実 (考え) の内容がないから創造は難しい。

独創性の欠如: 個人的な考えの内容を作成できれば、それは独創である。わが国では、個人主義が理解されていないから独創性にも目が届かない。それで、猿真似になる。

グローバルな領域で交流が不可能であること: 日本人には、世界観がない。日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、非現実 (考え) の独立した三世界 (過去・現在・未来) を脳裏に描くことができない。だから、目先・手先の内容には注目するが、全地球・全宇宙規模の構想を自己のものとして語ることができない。

世界の仕組みに関する部族的な理念(石器時代のようだ): 上下判断に基づいてもっぱら序列構想のみを展開する。だから、世界の端にまで達する構想の内容が述べられない。

意思決定や方向決定に対する無能性や無意思: 日本人には意思がないから、意思決定は無理である。哲学もないから、未来の方針に関する方向性の決定も難しい。

完全な受動性: 日本人には、意思がない。だから、受動性はあっても、能動性はない。これにより、完全の受動性ということになる。

意思は、未来時制の文章内容であるが、日本語文法には時制 (tense) というものがない。だから、日本語の脳裏には未来時制は存在しないし、日本人には意思がない。

>特筆すべきは筆記形式の入学試験である。>このことが日本教育について何を語るだろうか。

自己の発想がないところで筆記をするのだから、暗記した内容を書くしかない。他人の考えの受け売りの得意な人間ばかりが増産される。

>これは学生たちに次の段階の教育へ橋渡しするために、十分な装置なのだろうか。

次の段階は存在しないでしょうね。

>この国の塾Jukuの必要性について対処してはどうか――だいたい、なぜ子どもたちは魂を破壊するようなところへ行かなければならないのだ。

この国には人間の序列がある。だから、その順位を優位な条件で決定する為に塾に行く必要があるのでしょう。

>学校における画一的な教育についても対処する必要がある――言いかえれば、批判精神の欠如や問題解決能力が行われていないことに対処すべきだ。

その対処法はあるのか。
現実の内容は、ただ一つである。だから、現実の内容だけを述べる人たちは異口同音で、個性がない。それで、画一的になる。
非現実 (考え) の内容は、人さまざまである。だから、その内容は多数あり、それぞれが個性的である。
現実の内容は、頭の外にある。その内容は、見ればわかる。日本人の判断によると、見えるものは ‘本当のこと’、見られないものは ‘嘘’ である。
非現実 (考え) の内容は、頭の中にある。その内容は、見ることができない。ただの話である。話がわかるためには、内容を理解する必要がある。考えの内容は、見ることができないから ‘嘘’ であると判定される。考えを述べることは、嘘をつくことになる。だから、誰も自己の考えを述べることをしない。見て来たような嘘をつく気にはなれないのである。そして、他人の考えの受け売りばかりをする。
矛盾を含んでいない文章は、すべて正しい考えを示している。矛盾を含む文章も、その矛盾を取り除くことにより正しい考えとなる。だから、相手との対話が役に立つ。対話のできない人は、独りよがりに陥りやすい。’だって、本当にそう思ったのだから、仕方がないではないか’ と事後に考えて自分を慰めている。非建設的なこと限りなし。
無哲学・能天気の人には、批判のよりどころは得られない。思考停止では、問題を解決する文章内容は得られない。自己の頭を働かせることが、問題解決のカギになる。
では、どうしたら自己の頭を働かせることができるのか。
それには、非現実 (考え) の内容を文章にする方法を獲得すればよい。
日本語には、文法に時制というものが無いので、非現実の内容を文章にすることができない。だが、英語にはある。だから、英米流の高等教育は価値がある。日本からの留学生は英語ができないから授業についてゆけない。だから、挫折する。わが国には、留学の人気がない。
我々日本人は、日本語と英語の両言語を学んで時制の重要性をよく理解して、時制のある文章の作成を習得すべきである。さすれば、我々も自己の考えを表現できるので、国際社会においても意思の疎通が可能になる。
自己の意思を表現すれば、その人は当事者・関係者になる。表現できなければ、傍観者にとどまる。わが国は、世界の中にあって世界に属して ‘いる’ のか、それとも ‘いない’ のか。答えが出る。

>現在の教育システムは、標準試験の要求に向けてすべてが調整されている。

標準とは何ですか。誰が調整しているのですか。



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日本の自立

2019-01-21 04:51:11 | 政治

>●日本は自立を迫られている

そうですね。我々には、自主・独立が必要ですね。

>日本のお上は2つに別れている

上下思考の日本人には、常に ‘お上’ が存在しますね。
日本語には、階称 (言葉遣い) というものがある。だから、上下判断が必要である。人を見損なってはいけないという想いから、上下判断は日本人の強迫観念にまでなっている。
日本人の礼儀作法は序列作法に基づいているので、世俗的な上下判断のできないものは礼儀正しい日本人にはなれない。島国根性の人間には、よそ者・外人・非国民になることが恐ろしい。

>・アメリカの顔を立てつつロシア/プーチンに追従する安倍政権。

ロシアは、日本を助けないでしょうね。助けられた覚えがない。

>・アメリカに従属したままの官僚機構とマスコミ。

相変わらずのアメリカのポチですね。力は正義である。Might is right.

>マスコミ報道から見ると、日本のマスコミはまだアメリカの軍産の指示に従っている(安倍・トランプタタキ、韓国の対応を騒ぎ対立を煽る・・・)。

マスコミも、無哲学・能天気ですからね。商売は、庶民に迎合します。

>いずれにしても、日本のお上は、いままでのパターン認識⇒従う先を探すしか能が無い。

猿真似には、お手本がぜひとも必要ですね。

> (利権に塗れ、自分たちの利益追求ばかりで暴走を重ねる安倍政権と勉強脳・暗記脳の官僚では、この新たな事態に対処できないことは明らか。)

そうですね。思考停止の状態では、今まで通り勉強脳・暗記脳の活用になるでしょうね。新たな事態は、恐ろしい。お変わりなきことが、何よりなこと。

>日本の集団本能を覚醒させ、民族的生き残りを探り、民族意識を統合した政権でなければこの事態に対応できないだろう。

わが国には、個人主義が必要ですね。集団本能・衆愚政治では、生き残りは難しいですね。無哲学・能天気に基づいた民族意識には、改善が必要ですね。
現実は、頭の外にある。その内容は、見ればわかる。
非現実 (考え) は、頭の中にある。その内容は、見ることができない。ただの話である。その納得には、理解が必要である。
日本人には、現実があって、非現実がない。つまり、考えがない。
日本人は、嘘・本当の世界に住んでいる。見えるものは、本当のことであり、見ることのできないものは、嘘である。だから、考えの内容にも信頼を置いていない。それが、無哲学・能天気の原因になっている。
現実の内容は、ただ一つである。
非現実の内容は、考えの内容であり、人ごとに違っている。だから、一つではない。だが、日本人は、人ごとの違いを認めることができない。だから、個人主義というものを理解できない。利己主義と間違えることも多い。
矛盾を含んでいない文章は、すべて正しい考えを示している。だから、正解は、一つではない。幾らでもある。矛盾を含んでいる文章も、その矛盾を取り除けば正しい考えとなる。だから、相手との対話は役に立つ。対話のできない人は、独りよがりになる傾向がある。それを恐れて、従う先を探している。これは、子供の情景である。’independent’ 自主・独立) は、アメリカ人の子供の対する褒め言葉である。我々日本人も、早くそのような人間になりたい。

>・・・ロシアが強烈な態度に出てきているのは、旧秩序に安住する日本の覚醒を促しているように感じられる。

日本人には、意思がない。意思は、未来時制の文章内容であるが、日本語文法には、時制 (tense) というものがない。だから日本語脳には未来時制がなく、日本人には意思がない。優柔不断・意志薄弱に見える。日本人は、常に静観か。鳴かず・飛ばずの日本の態度に、ロシアは業を煮やしている。
意思のない人間には、責任もない。我々日本人は、日本語と英語を良く学び、時制の重要性を理解して意思の表現を獲得し責任の果たせる人間にならなくてはならない。さすれば、国際社会においても、信頼が得られる。
時制のある文章が作文できると、その人の考えは非現実の三世界 (過去・現在・未来) に分かれる。各世界の文章内容を細かく吟味できる。その考察をもとにして自己の世界観を論ずることができる。そうでなければ、目先・手先の事柄にとらわれて、時流に流される。浅はかな人間にとどまる。昔ながらの山桜かな。

>(by Hiroshi)


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日本人の連帯

2019-01-19 00:16:40 | 言語

>国家主義が日本人の「常識」を支えつづける

日本人の常識は、序列ですね。わが国の相対序列は、排他的です。自己の属する序列を中心にして内外に関する考えを巡らしています。国家主義は、序列を基礎に据えた内外の区別を強調します。

>日本は明治時代以降、西洋の「常識」にさらされ、日本人の「常識」への懐疑を持っただろう。

立憲主義・人権・民主主義など西洋の常識が喜ばれましたね。でも、日本人の体質に合わないでしょう。

>しかしそれを回避したのが天皇を中心とする国家主義である。

天皇を頂点とする序列制ですね。序列に縛られた滅私奉公で国家を支えましたね。

>西洋の植民地化を避けるために、国家主義のもと、実質的に江戸時代から続く階級制度を維持しつつ、一丸となって経済発展を目指す絶対主義体制である。

そうですね。絶対主義体制でしたね。序列協力には、昔から日本人は慣れていますからね。

>西洋の産業技術はどん欲に受け入れながら、西洋から持ち込まれる民主主義、特に左翼思想は弾圧された。

民主主義は、衆愚政治に置き換えられていますね。自由・平等・個人は、成り立たないから違和感がある。
自由: 自由とは、意思の自由のことである。しかし、日本人には意思がない。だから、自由にも意味がない。しかし、日本人には、恣意 (私意・我儘・身勝手) がある。恣意の自由は、どこの国でも認められない。これは、’自由のはき違え’ と言われている。だから、’不自由を常と思えば、不足なし’ である。
平等は、差別のないこと。序列社会は、序列差別で成り立っている。序列が通れば、平等が引っ込む。
個人主義は、利己主義と間違えられている。個人の区別は、考えの内容による。日本人は、無哲学・能天気であるから考えには内容がない。だから、個性がなくて没個性がある。これが、ご唱和の世の中である。

>市民革命を回避するためだけではなく、日本人の連帯を疎外する「常識」への懐疑を排除するためである。

日本人の連帯は、序列で成り立っている。外来の常識を利用して日本人の序列 (連帯) への懐疑を排除する必要はない。それは、日本語 (階称・言葉遣い) そのものの排除になります。

>このような国家主義傾向は昭和を経て戦後になっても続く。

そうでしょう。国家主義的傾向は、序列国家主義的傾向のことですね。

>なぜ米国が戦後も天皇制を継続したのか。

天皇制を廃しても、第二・第三の天皇制ができることでしょう。

>その一つがすでに始まっていたロシアとの冷戦構造において、日本を左翼化させないためである。

左翼には、人間序列と現人神が存在しない。わが国における根無し草です。

>すなわち天皇制を否定することで日本人が「常識」への懐疑に陥らず、継続して国家主義を維持するようにする。

日本語と序列は、日本人の常識ですね。だから、天皇制もついてくる。

>当然、それまで国家主義を推進してきた軍部は解体されたが、制度的な民主主義は取り入れられつつも、天皇制は継続、そして財閥は実質的には維持された。

日本人の連帯は、序列体制ですからね。姿を変えても序列は残ります。

>戦後、国家主義は財閥などの大企業を中心とした会社社会として生き延び、日本の経済復興を推進した。

序列社会の協力によるものですね。序列体制の下で、大勢の社畜が育てられました。

>国家の庇護の元、大企業を頂点とした下請けへと広がるピラミット構造による護送船団である。

‘玉すだれ’ のような社会構造ですね。縦に連なる人間関係が、日本人の国家への帰属意識を強めていますね。
幕末において、江戸幕府と薩摩藩はフランスとイギリスの外国勢力を組み入れることなく、江戸城を無血開城した。これが外国であれば、列強の勢力をお互いに自己の側に組み入れて党利党略に明け暮れることであろう。
現在のシリアでは、ロシアに組みする政府勢力とアメリカの支援を受ける反政府勢力との間で、血を血で洗う内戦にいとまがない。永遠に続く関ヶ原の戦いか。これでは、国民は難民にならざるを得ない。

>これによって終身雇用を基本とした会社社会の中で、また日本人は懐疑することなく「常識」を信じ続けることができた。

日本人の常識は、階称 (言葉遣い) に基づく序列ですね。無哲学・能天気の没個性による滅私奉公。代々仕える忠義な家臣 (家元制度)。昔からの日本語に基づく仕来りに慣れ親しんでいるようですね。


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