gooブログはじめました!

日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

屋上屋  

2024-09-23 04:48:22 | 文化

>デイリースポーツ   >石破茂コバホークをド迫力喝破「今のままでいいなんて誰も思っていない!」自身主張の防衛省創設を「無駄」にカチン   >デイリースポーツによるストーリー・   >1時間・   

> 自民党総裁選が告示された12日、9人の候補者がフジテレビ「イット!」で討論会を行った。   

> ヒートアップしたのが石破茂氏だった。   

>自身が主張する防災省の創設について、小林鷹之氏が「屋上屋(屋根の上に屋根をつけるように、無駄なものをこしらえること)」と表現したことにカチン。   

>「今のままでいいなんて、世の中の人は誰も思っていない!」と声のボルテージを上げた。   

> 小林氏は1日、神戸市で「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」を視察した後、「防災省」の創設について「屋上屋を課すことになる。   

>必要性を感じない」と否定した。   

> このやり取りに対して、討論会で石破氏が小林氏に「全国知事会がこれは必要だ。   

>6割以上が必要だと。   

>屋上屋といって否定する根拠は?」と問いただした。   

> 小林氏は「屋上屋と申したのは、防災対応は多くの場合、自衛隊が派遣される。   

>最高指揮官は総理ですから、本来なら、指揮命令系統は、官邸の総理-官房長官のラインで迅速にやるべきと思う。   

>その意味では、いま内閣防災の機能、企画立案能力がまだまだ弱い。   

 

そういう事に成りますかね。   

 

>そこを強化することがあるべきやり方なのでは」と釈明した。   

 

それも一案ですね。   

 

> しかし石破氏は「避難所が100年前のままで本当に良いんですか。   

>実際にそういう任にあたっている市町村長たちが『頼むからそういう役所をつくってくれ』と言っているのを、どうして無視するんですか」とド迫力で息巻いた。   

 

選挙民がそれを聞いて判断するでしょうね。  

 

> 小林氏が「人員の話について言えば、わざわざ防衛省をつくらなくても、各省の連携はいま、比較的よい体制が構築できていると思っています」と対応すると、石破氏は「はぁ」と深いため息をついて呆れ顔。   

 

それは専任の大臣を置かなくても良いという事ですね。各省の連携という一言で、全ての問題は解決するのでしょうかね。      

 

>「今のままでいいなんて、世の中の人は誰も思っていない!」と断じると、小林氏は苦笑した。   

 

やり方はいろいろありますからね。正解はいろいろある。箱もの志向でなくてもやっていける場合もありますね。箱モノは為政者の実績としては分かりやすいが、後でお荷物になる場合もある。        

 

 

 

 


八牧浩行氏  

2024-09-23 04:07:14 | 文化

Record China   ><自民党総裁選候補者9人が論戦> 対中対話重視は共通、安全保障・抑止力では濃淡   >Record Chinaによるストーリー・   >1日・   

>自民党の総裁選挙(12日告示、27日投開票)に立候補した9人が日本記者クラブでの公開討論会(914日)などに臨み、外交や安全保障政策、対中姿勢でも活発な論戦を繰り広げた。   

>米国は11月の大統領選を控えて内向き志向を強め、中東ではパレスチナ自治区ガザで交戦が続く。   

>隣り合う大国・中国の経済・軍事両面での台頭も顕著だ。   

>新総裁は首相就任直後から外交の手腕が問われる。   

>自民党総裁選討論会では中国への対応を巡り活発なやり取りが展開されたが、対話を重視する姿勢は各候補とも共通だった。   

(略)   

>総裁選候補者の主な発言   

>■高市早苗経済安全保障担当相   

日本は核不拡散条約を批准しており、「持たず」「つくらず」。   

>これを守らなければいけない。   

>ただ、米国の拡大抑止の下にあるのであれば「持ち込ませず」という部分についてはどう考えるのか。   

>これをしっかりと議論しなくてはいけない。   

 

そうですね。我が国は平和国家です。必ず戦わずして勝つでなくてはなりません。ですから、わが国には膨大な抑止力が常に必要です。      

 

>■小林鷹之前経済安全保障担当相   

中国が南シナ海や東シナ海の現状変更を進めている。   

>日本の防衛力を抜本的に強化する。   

 

そうですね。戦争に対する保険金は、支払われなかった時に我々の幸せは最高になる。      

 

>■林芳正官房長官   

>私は知中派。   

>己を知り、敵を知れば百戦あやうからず。   

>中国と向き合っていくためには中国のことを知っていることは一つのポイント。   

>また農産物の輸出一つをとっても、規制緩和解除についていろんな交渉をしているが、相手を知って交渉しなければ結論を得ることは難しいだろう。   

>中国と仲が良いからといって、譲ったことはない。   

 

中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 () う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

・・・・・

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。   

 

朕は国家なり。国を愛せ。朕をも愛せ。個人崇拝・権威主義者より。  

「中国には地球の人口の約6分の1の人が住むが、実際は秦朝時代から中国はずっと『1人』しかいない、驚くべき専制国家。高速で物を運べる機械のようなものだが、逆に言えばとても危険な機械だ」 艾未未(アイ・ウェイウェイ)   

 

>立憲民主党代表選挙 候補者4 「裏金問題」自民党の対応を議論   

 

>■小泉進次郎元環境相   

>(中国訪問の経験は?)台湾は多くある。   

>自民党青年局長のときに、自民党青年局は基本的に台湾との窓口をやっていたから。   

>中国には当時、私の父が総理で2001年から務めていて、そのときに靖国参拝で大変なこともあり、リスクを取ることは賢明ではないだろうと…。   

>中国には行ったことはない。   

>中国は今、一党独裁から一人独裁になりつつある。   

>トップ同士での会談ができない限り、さまざまな懸案事項に大きな前向きな打開はないと思う。   

>父の純一郎元首相が金正日総書記と会談している。   

>歴史の中で関係を築いた礎の下に、同世代同士で新たな対話機会を模索する。   

 

北朝鮮のロケットマンは同世代の会話を望んでいるのでしょうかね。   

 

>■上川陽子外相   

>安全保障戦略の第一の要諦は外交にあると思っている。   

>抑止力を発揮していくのが大前提。   

>そのためには平和的外交をいかに進めていけるかが問われている。   

>日本は伝統的に中東で大変バランスの取れた外交をしてきた。   

 

我が国は中東において平和の使者になれるのでしょうかね。   

 

>■加藤勝信元官房長官   

>日朝首脳会談で拉致問題に答えを出す方針で取り組んできた。   

>時機を見極めて話ができる関係をつくる。   

 

加藤勝信氏の計画は遠大な計画のようですね。   

 

>■河野太郎デジタル相   

>いかに中国の過剰生産問題に当たるか、中国の半導体その他の問題に当たるか。   

>民主主義の国々でしっかりと同じ戦略を持って当たっていくことが、中国に対しての力になっていくと思う。   

>日本はパレスチナの2国家解決にずっとコミットし、いずれ条件が整えばパレスチナの国家承認をすると言ってきた。   

>日本がこの2国家解決にコミットしているというのを今こそ示すため、パレスチナの国家承認をすべきだ。   

>少なくとも在京の公館の地位を高める。   

>それを今こそやるべきではないか。   

 

日本人に意思決定ができるのですかね。優柔不断・意志薄弱ではないですかね。   

 

>■石破茂元幹事長   

>アジアで集団安全保障を模索していくべきだ。   

>国連が機能しない時代にアジアに集団安全保障の仕組みを作るのは喫緊の課題。   

>アジア版NATOの創設を検討すべきだ。   

 

アジアは一つですかね。一つは大東亜戦争の幻ではないでしょうかね。     

 

>日米同盟の対等性は常に希求されるべきものであり、日米地位協定の改定を目指す。   

 

日本人には忖度がある。忖度 (推し量ること) は相手の意思を期待している。だから日本人には自発性が無い。   

求めよさらば与えられん。(自ら積極的に求める態度が必要であるという事。)   

 

>(トランプ氏が米大統領に返り咲いた場合、日本防衛などの条件として在日米軍の駐留経費などの負担増を求められる可能性を問われ)負担増は正当性を持たない。   

>(日本がすでに十分な負担をしており)論理的に数字で説明する。   

>■茂木敏充幹事長   

>アジア版NATOは現実的ではない。   

>欧州と異なりアジアは多様な価値観、体制の国があり、アジア集団安保は現実的ではない。   

 

そうですね。アジアには西洋の哲学体系がない。心ここにあらざれば視れども見えず。   

 

115日の米大統領選で次期大統領が決まれば早期に会談する。   

2025120日の大統領就任式に先立って意思疎通し、日米が共通の認識を持つ状況にする。   

>候補者は総裁選を勝ち抜いて首相に就けば「日本の顔」として外交の舞台に立つ。   

11月にはアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や20カ国・地域(G20)首脳会議があり、新首相と習近平国家主席が顔を合わせる可能性がある。   

>対等に渡り合える候補は誰なのか、論理構成力、アピール力、胆力などが問われる。   

 

神は死んだ。もはや我々は上からの指導を必要としない。我々は、自分自身の指導者でなくてはならない。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国の有権者はあらかた高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。

当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。それで入試地獄が存在する。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。  

 

>■筆者プロフィール:八牧浩行   

1971年時事通信社入社。   

編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役、編集局長等を歴任。   

()  

 

日本人は思考を停止している。それで、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を流しても、それが社会の木鐸 (世人を教え導く人) の役割を果すことはない。

‘それがどうした、それでどうした’ の問いに答えが出せない。我々日本人は自分自身の見解を述べる訓練をしてこなかった。だから日本人は個人として価値が低い。      

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)    

 

 

 

 

 

 

 


ホリエモン氏  

2024-09-22 04:39:50 | 文化

>スポニチアネックス   >ホリエモン「団塊の世代は日本の将来に全く興味ない」自民党総裁選にコメント   >スポーツニッポン新聞社の意見・   >5時間・   

>実業家・堀江貴文氏(51)が21日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、今回の自民党総裁選について言及した。   

> 堀江氏が手がける配信サービス「ZATSUDAN」のYouTubeチャンネルで「僕は完全に(小泉)進次郎陣営なんで」と明言している堀江氏。   

 

そうですね。わが国には若者を中心とした政治が必要ですね。   

 

>自身のYouTubeチャンネルでも、小泉氏との対談動画をアップしている。   

> そして、今回の自民党総裁選については「団塊の世代vs団塊ジュニアの最終戦争の様相を呈してきてる」とコメント。   

 

我が国は序列社会で出来ていますから古い人間の圧力が強いですね。これは日本語の文法に階称 (hierarchy) というものがあるからでしょうね。      

 

> 「後期高齢者の団塊の世代は日本の将来とかに全く興味なく 現状を如何に快適に過ごすのかしか考えてない」と持論を展開していた。   

 

そうですね。日本人は現実にしか興味を持ちませんね。それは日本語に時制 (tense) というものが無いからでしょう。過去・現在・未来の独立した三世界を並べて考えることが無い。ナウな感じのする人たちですね。        

 

日本語の文法には時制 (tense) というものが無く、日本人には世界観 (world view) も無い。未来時制の構文がないので、日本人には意思(will)の表現がままならない。それで優柔不断・意志薄弱に見える。  

意思のある所に方法 (仕方) はある。Where there's a will, there's a way. 意思の無い日本人には仕方が無い。座して死を待つのか。 

求めよさらば与えられん。 (自ら積極的に求める態度が必要であるという事) 他力本願・神頼みでは我々は助からない。  

 

日本人には意思が無い。だから大人しくじっとしている。自発性が無い。ひとえに忍耐が大切だと信じている。   

常に上からの賃上げを望んでいる。だから会社の意向を重んじた賃上げに応じている。賃上げに自らの力を示す交渉はしない。

上からの昇進に人気がある。だからエスカレーター方式の昇進に人気がある。自ら転職を繰り返して高位の職責に就くことを好まない。   

上からの補助金に、蟻が集まるように人が集まる。自らの寄付により社会活動を高めようとする努力には人気がない。  

国民は常に上の指示を待っていて自主性が無い。上からの指示はハッキリしない。ヒットラーもスターリンも毛沢東もいない極めて穏やかな社会である。

やって見せ 言って聞かせて させて見せ 褒めてやらねば 人は動かじ (山本五十六)     

だから社会は下降線を辿る。‘天は自ら助くる者を助く’のではなかろうか。我々はもはや思考停止ではいられない。 

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。公文書のフリガナを ‘振りローマ字’ に変えるだけでも、それ相当の進歩に成りますね。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。能率の良い言語の習得には音読が欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)          

 

 

 

 

 

 

 

 


金子勝氏

2024-09-21 23:24:14 | 文化
>集英社オンライン   ><総裁の顔を変えればいいのか?>いまや”所属の約半数が世襲議員”の自民党が日本経済に与えた「7つの負の連鎖」   >13時間   
>総裁の「顔」を変えたところで、自民党の根っこは何も変わらない――。   
>民主主義を破壊し、国際競争力を低下させた背景にある世襲支配の実態とは。   
>『裏金国家 日本を覆う「2015年体制」の呪縛』(朝日新聞出版)より一部抜粋・再構成してお届けする。   
>世襲支配と政治家の劣化   
>実は小選挙区制度が導入された1996年総選挙以降の総理大臣を見ると、岸田文雄首相まで12人が総理大臣についているが、そのうち3人(28年間のうち3年半だけ)を除けば、すべて世襲議員である。   
>ただし森喜朗の場合、父親の森茂喜は国会議員ではなく9期連続で、石川県の根上町(現能美市)の町長であった。   
>すでに日本は北朝鮮と遜色がない世襲政治になっている。   
 
そうですね。   
 
>その背後には、係累が地方自治体の首長や地方議員であることを含めると、自民党の衆議院議員258人(2024年2月)の中に少なくとも109人(42%)もの世襲議員がおり、根深い基盤を築いている。   
>小選挙区の数が289であることを勘案すると、世襲議員の多さは尋常ではない。   
>実際、インターネットのサイト(「自由民主党国会議員覧」)や『國會要覧』『新訂政治家人名事典』などで拾っていくと、おびただしい人数の世襲議員が自民党を占拠していることが分かる。   
>もちろん、世襲議員だからいけないのではない。
>これほど多くの世襲議員が国会議員を占めていることは、社会的流動性の低さを表すだけでなく、彼らを数多く生み出す再生産の仕組み(メカニズム)が存在していることを示唆している。   
 
そうですね。   
 
>問題はその仕組みである。   
>世襲議員であることでジバン、カバン、カンバンを持つがゆえに優位に立てる。   
>xxそのうえで、金でつながる地域の利益共同体を作ってしまえば、同じ選挙区で競い合う必要がない。   
>その結果、同じ自民党内部の他派閥の候補者と政策やビジョンを競い合う必然性はなく、しだいに切磋琢磨して身に付ける政策形成能力も答弁能力も必要性がなくなっていく。   
>こうした劣化した世襲議員の代表者が、三世代目の安倍晋三であり、麻生太郎であり、岸田文雄なのである。   
>そして、こうした劣化した議員たちが威張っていられる仕組みを作ったのが、「2015年体制」なのである。   
>官僚制をつぶし、メディアの批判能力を奪っていき、しかもできるだけ国会を開かず、すべてを自公両党の協議と閣議決定で決めていけば、彼らのように劣化した能力レベルでも国会議員でいることができるようになったのである。   
>自民党政権が企業の救済目的で行う7つの国家事業   
>もちろん、それで地域経済がうまくいくわけではない。   
>うまくいかないがゆえに、余計に締め付けが強く効いてくる。   
>中央のおこぼれで生きていき、地域経済の自主性を失っていくと、ますます自由も失っていく。   
>若い人たちは地域から中央に向かって出て行くばかりで、地域経済はますます衰退する。   
>裏金でつながる地域政治の支配と同時に、集団的自衛権の閣議決定を契機に「2015年体制」ができてくる。   
>実は、これから述べる集団的自衛権という概念は、現行憲法上の戦争放棄との関係で自衛権の行使としては認められないという立場から、これを行使するためには憲法改正のための国会の発議と国民投票という手続きが必要であるという政府見解を歴代内閣はとってきた。   
>自民党総裁選 実効性ある対策は 裏金再調査には否定的   
>そうした政府見解を前提にして、自衛隊の存在は「合憲」であるとの立場を正統化してきた。   
>ところが、こうした憲法に基づく秩序をたかだか「閣議決定」という内閣の行政処分によってひっくり返してしまったのである。   
>その意味で、「2015年体制」は「静かなクーデター」によって誕生したと言ってよいだろう。   
>そして「2015年体制」は、前述した地域政治の支配を全国化した面を持っている。   
>中央(支配)と地方(従属)の関係が、同心円のようにアメリカ(支配)と日本(従属)の関係に拡大しながら、日本全体も経済の自主性の喪失と衰退とともに、民主主義と自由を失っていくのである。   
>衰退する地域経済が中央からのおこぼれで生きていくのと同じ構造が、中央でも繰り返される。   
>国際競争力がなくなっていく経団連企業は、せっせと自民党に政治献金を出していけば、厳しい国際競争で勝てなくても、国内で自民党政権は衰退する重化学工業を救済するような国家事業を展開してくれるのである。   
>いくつかを列挙しておくだけにとどめるが、   
>①アベノミクスは政府の大規模予算と日銀の金融緩和を続ける円安インフレ政策であり、輸出大企業を中心に未曾有の利益をもたらしている。   
>さらに円安バブルで表面上の企業決算をよくする。   
>②安倍首相(当時)は「世界で一番企業が活躍しやすい国にする」というかけ声の下で、法人税減税を行って、(本来社会保障に充てるべき)消費税増税分をかなり食ってしまった。   
>③国際的にはエネルギー価格の抑制には燃料税の一時的軽減が一般的だが、石油元売り企業や電力大手といった独占企業に直接補助金を与えて莫大な利益をもたらしている。   
>④地域独占を維持する電力大手を守るために、安全性でもコスト面でも問題が多い原発の60年を超えた運転を行う。   
>⑤自民党に多額の政治献金を出すJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)に参加するIT企業に4桁の暗証番号のプラスチックカードを作らせて多数の個人情報をひも付けさせ、市場だったらたちまち潰れてしまうような欠陥だらけのマイナ保険証のカードを全国民に強制している。   
>⑥国際競争力が低下した日本の重化学工業企業のために防衛費倍増政策でアメリカ製兵器のライセンス生産などを拡大する。   
>⑦国土強靱化計画の下で、学校統廃合や耐震化などで大手・中堅ゼネコンに大規模公共事業をばらまく。    
>衰退すればするほど支配を強める仕組み   
>このような取り巻きの財界企業を潤すような大規模な予算ぶんどりを続けていき、結局、情報通信、ゲノム創薬など医薬品、再生可能エネルギーと蓄電池、EV(電気自動車)と自動運転などの先端産業ではどんどん後れを取り、貿易赤字を定着させていく。   
>裏金問題の「裏」は「表」の経済衰退であり、裏金問題と経済衰退は地方から中央(国)まで表裏一体となって進んでいるのである。   
>だからといって、いまの日本経済の衰退を克服する政策について、かつてのように自民党内で激しい論争が起きているわけではない。   
>中選挙区制時代には、同じ選挙区でもライバルが存在し、派閥が互いに競い合っていたので、有権者を奪い合うために政策を切磋琢磨せざるをえなかった。   
>いわゆる三角大福の時代はそれぞれが政策ビジョンを持ち、競い合う最盛期であった。   
>三木武夫は金権政治とは無縁で社会民主主義的な思考を許容した。   
>田中角栄は地域格差是正を掲げ、ケインジアン的な拡張的財政政策をとった。   
>大平正芳は宏池会を引き継ぎ、大蔵省の堅実な財政政策を志向し、国家ビジョンとしては分散型な田園都市構想を打ち出した。   
>福田赳夫は田中角栄と対立し、大蔵省の均衡財政主義とインフレ抑制路線を代表していた。   
>いまや小選挙区制度の下では、そうした政策ビジョンを争う場もなくなり、裏金を含め政治資金をもって地方議員を囲い込む利益共同体を作り、世襲政治家を軸に政府の利益配分によって地域政治の独占を図っていく。   
>劣化した政治家は政策論争をする能力に欠けているために、これから見るように「2015年体制」を形成しなければならなくなった。   
>集団的自衛権を正当化するイデオロギーとして右翼ナショナリズムが用いられたのは、歴史修正主義という反知性主義的な低レベルの議論ですみ、旧統一教会のようなカルト集団が選挙を支援してくれる「実利」があったからである。   
>文/金子勝   
 
日本人は変り身 (転身) の早さを特技としている。ナウな感じのする人達である。  
日本人について ‘うん、頭はいい。しかし、信頼できるかね’(フランク・ギブニー)     
‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’  (あるアメリカの国務長官)  
民 (たみ) 信 (しん) 無 (な) くば 立たず。(政治は民衆の信頼無くして成り立つものではない)  論語・顔淵    
 
日本人には哲学がなく、日本の政治家には政治哲学がない。 だから、わが国では政治家は信頼を得ることができないので政治屋になっている。    
政治屋の個人的な努力目標点は三バンと呼ばれている。 三バンとは 地盤:選挙区と後援会・ 看板:知名度・ 鞄:資金力 である。 
政治屋の社会的な努力は派閥形成に協力することである。議員は序列社会の一員に加わることである。内容の無い人間には組員としての印半纏の様なものが必要になる。派閥の領袖は無哲学の議員を十把ひとからげにして選挙戦の数合わせに利用する。この努力により自分はキング・メーカーになる。
このようにして派閥の序列は崩れることなく替わり映えのしない老人の世界になっている。若い人も無哲学で蚊帳の外にいるから、政界の世代交代は難しい。それでわが国は衰退途上国になっている。             
 
子供には意思が無い。だから大人が子供の後見人になる。      
意思の無い人間には加害者意識がない。だから罪の意識も無い。子供の罪は問わないことになっている。   
日本人は過ちの対する深刻な反省に陥ることが無い。だから徹底的な原因究明にも至らない。’責任者を出してはいけない’ という。意思の無い人間に責任が有ったら大変である。そうこうしているうちに調査の方はうやむやになる。学習効果を残さない。それで人間が浅はかな状態にとどまる。       
日本語の文法には時制 (tense) というものが無く、日本人には世界観 (world view) も無い。未来時制の構文がないので、日本人には意思(will)の表現がままならない。それで優柔不断・意志薄弱に見える。  
意思のある所に方法 (仕方) はある。Where there's a will, there's a way. 意思の無い日本人には仕方が無い。座して死を待つのか。 
求めよさらば与えられん。 (自ら積極的に求める態度が必要であるという事) 他力本願・神頼みでは我々は助からない。  
 
 
 
 

世襲政治家

2024-09-21 17:56:13 | 文化
>日刊スポーツ   >杉村太蔵氏、世襲政治家の苦労に言及「どうせバカなんだろうなって…」   >日刊スポーツ新聞社によるストーリー・   >2時間・   
>元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(45)が21日放送の読売テレビ「ネタバレMTG」(土曜午前11時55分)に出演。   
>政治家の二世、三世といった世襲政治家の苦労について言及した。   
>番組では、千原兄弟の千原ジュニアが、明石家さんまと大竹しのぶの長女でタレントのIMALUを「めちゃくちゃ性格がいい」と絶賛していた話題について取り上げた。   
>MCの今田耕司(58)も、「共演したことがあるから分かるけど、全然偉そうでもないし、逆に(有名な両親の)2人の間で芸能界デビューって、葛藤があったと思うから、人一倍礼儀が正しい」と納得。   
>さんまがIMALUのデビューに際し、「親の名前でデビューするんやから他人の倍は努力しろ」と諭していたというエピソードを聞き、「ちゃんと親やな…さんま兄やん」と感心した。    
>この話に、杉村氏は「政治家も二世、三世っているじゃないですか。   
>僕なんかも、(政治の世界に)入る前は、政治家の息子っていったら、どうせバカなんだろうなって(思っていた)。   
>だけど、それこそ(小泉)進次郎さんじゃないけど、聞くと本当に二世、三世の方々って大変で…」。   
>その苦労に言及し「学校ではどんなに一生懸命努力しても『親が政治家だから』と。   
>少年野球に入っても、どんなに自分が努力しても『親が政治家だからレギュラーになれたんだろ』って。   
>どんなに自分が努力しても、結局二言目には『親が政治家だからだろ』ってずっと言われる。   

日本人には哲学がなく、日本の政治家には政治哲学がない。 だから、わが国では政治家は信頼を得ることができないので政治屋になっている。    
政治屋の個人的な努力目標点は三バンと呼ばれている。 三バンとは 地盤:選挙区と後援会・ 看板:知名度・ 鞄:資金力 である。 
政治屋の社会的な努力は派閥形成に協力することである。議員は序列社会の一員に加わることである。内容の無い人間には組員としての印半纏の様なものが必要になる。派閥の領袖は無哲学の議員を十把ひとからげにして選挙戦の数合わせに利用する。この努力により自分はキング・メーカーになり鼻高々である。   
このようにして派閥の序列は崩れることなく替わり栄えのしない老人の世界になっている。若い人も無哲学で蚊帳の外にいるから、政界の世代交代は難しい。それでわが国は衰退途上国になっている。 

>もうずーっと言われるんですって」とし、本人の努力がなかなか認められない状況に、今田も「つらい…」と驚いた。   
>一方、落語家月亭八方を父に持つ月亭八光(47)は、有名人の親を持つ苦労について問われると、「皆さんそう言いますけどね、プラスマイナスで考えたら、圧倒的にプラスの方が多いです」と話す。   
>「どこか知らん店に行っても『お父さん好きやで』って、ちょっと一品足してくれたりとか…」とメリットを打ち明けると、今田が「規模が小さい! 話が小さいって!」とツッコんで笑わせていた。   

日本人には世界観がない。だから、来るべき世界(非現実)の内容を熱意を込めて大衆に語ることが無い。そして、話の内容が常に現状の修復程度の小さなモノになる。これを、人間が小さくできているというのであろうか。