引越してから明日で一か月
新しい住まいの生活にも慣れ 少し落ち着いた
これまでの経過を記してみる
“引越しを決心するまで”
気持ちは若いつもりだったが いつの間にか84歳と80歳の高齢夫婦
冬の生活を考えると 一軒家での暮らしは限界に思うようになってきた
夫は肺の病気持ち 肺年齢は95歳以上とのお墨付きである
私は生来の怠け者で 家事全般が大嫌い おまけに腰痛の爆弾を抱えている
冬の除雪対策として融雪槽 ロードヒーティングを設置しているが
、数年前から雪かき小父さんにも除雪をお願いしてきた
それでも正月3日の大雪には参った
年と共に寒がりになり 築34年の家は寒く 灯油代も莫大にかかる
バスは一時間に1本になり 車がないので 買物も何処へ行くのも不便になった
私は数年前から転居したいと思っていたが
庭いじりが趣味の夫は決心がつかない
他に趣味(道楽?)で 長年表装をしているが 裏打ちの音が響くので引っ越したくない
寄る年波に勝てず とうとう今年の春 決心してくれた
高齢者が住いを変えるのは 自立できなくなったり どちらかが欠けた場合が多く
子供との同居や 食事付きの施設に入ったりする
幸いにも二人とも自立しているし 家事は嫌いでもやれる
それに自由がほしいので 娘との同居はいやである
便利な場所のマンションに引越そうと 珍しく二人の意見が一致した
娘たちも大賛成である
先立つものが無いので家を売り 安い中古物件を買うことにした