ソチのオリンピックアルペン会場
青空が広がり 白い山並みが美しかった
アナウンサーの説明で コーカサス山脈だと知った
黒海からカスピ海まで連なる コーカサス山脈(カフカス山脈)
山脈の北はロシア 南はグルジア アゼルバイジャン の領土である
コーカサス地方には 様々な言語 文化 宗教をもった民族集団が暮らしており
紛争も度々起きている
ふと旭川ゆかりの彫刻家 中原悌二郎の
“若きカフカス人”像のことが浮かんできた
中原悌二郎が 大正8年に製作した彫刻
ニヒルで暗い表情の像に強烈な印象を受けた
モデルは満州を放浪の末 日本に来て 新宿中村屋に寄宿していた
カフカフ人のニンツェという青年
革命で逃れた来たのか 苦難の生涯を送ったのだろう