10月20日 長野県諏訪湖畔の友を訪れた
雨の午後羽田から相乗りタクシーで約3時間
彼女の住むカーサ・デ・ソル湖浜に着く
諏訪湖に面し温泉がある素敵な施設である
退院したばかりだが明るい笑顔で玄関ホールで出迎えてくれる
今年4月に会ったときは大たい骨骨折入院中で気持ちが萎えていたが
前向きなファイトが戻っていた
(5年前かと思ったら)8年前のこと余命2か月の末期がんと言われてから
ネパール・ブータン・シッキム・チベット・カムチャッカ・トルコ をトレッキング
シャクナゲをはじめ多くの高山植物の花を観察してきた
私の憧れ 目標にしてきた友
久しぶりにゆっくり語り合う
癌が肺にも肝臓にも転移していると言われた
信頼している先生にお任せして 抗がん剤をもう一度使ってみる
死ぬのは怖くないが苦しみたくない・・・淡々とはなす
人間病気では死なない 寿命だと思う
二人の考えが同じだった
別れ際 笑顔で「又ね」と大きな声
見えなくなるまで手を振っていた
諏訪湖は周囲約16㎞ 標高700mの高地にあり 気候も旭川似ている
雨で山々は見えなかったが晴れると美しい
カリンの実 街路樹になっている