暮らしの手帖の創刊者大橋鎮子さんをモデルにした
“とと姉ちゃん”
ドラマを面白くみている
暮らしの手帖はずっと愛読していた雑誌である
長姉が創刊号の 美しい暮らしの手帖を買ってきたのを読み
興味を持ったのがきっかけである
これはあなたの手帳です
いろいろのことが ここには書きつけてある
この中の どれか 一つ二つは
すぐ今日 あなたの暮らしに役立ち
せめて どれか 一つや二つは
すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで
いつか あなたの暮らしを変えてしまう
そんなふうな
これは あなたの暮らしの手帳です
広告を載せていない それまでの婦人雑誌とは違った
実用的な記事が多かった
徹底的に独自にテストした
商品テスト
買うときはいつも参考にした
花森安治さんが大好きになり
大きな影響を受けたと思う
“すてきなあなたに” にも感銘を受けたが
大橋さんは影の人に感じていた
2世紀100号近くまで購入し 娘たちも読むことがあり
大事に保管してあった
引越し身辺整理の時 手放すことを決めた
あちこちの古本屋に電話したが何処も相手にしてくれない
泣く泣く古雑誌として回収してもらった
今またブームになり
1号~100号は5万円以上の値段がついている
“戦時中の暮らしの記録”は5000円以上の値
お金のことは兎も角(本心は?)
あの時価値をわかってくれる本屋さんがいたら・・・
古雑誌と一緒に処分したことが悔やまれる