敗戦記念日でお盆の中日である
終戦記念日とは言いたくない
戦争に負けた日
1945年8月15日
豊原も暑い日だった
正午から天皇の玉音放送があるとの知らせ
学校をさぼって防空壕の中で聞いた
雑音がひどく訳が分からなかったが
大人たちは「戦争に負けたんだ
皆殺しにされるかもしれない」と語っていた
不安と恐怖で
お盆どころではなかった
今日は
戦没者を追悼する日である
戦争でなくなった全ての人々
戦死した夫の長兄 特攻隊で戦死した従兄たちに
祈りを捧げる
毎年お盆に顔を出す姪夫婦が一年振りに来訪
夫の妹であった母親を早く亡くし
今年の3月長い間入院していた父親も亡くなる
夫を頼りにして慕ってくれる
スーパーのご馳走を並べただけだったが
長女も交え楽しい団欒だった
話題の一つに樺太(サハリン)の話しがあった
敗戦時のこと
夫も樺太に10年間住んでいた
夫の妹である姪の母親の幼かった頃のこと
はじめて知る話しが 心に響いたようだった
バレーボールをしている 二女の孫は今日から
七大学の交流戦が 東京である
学生最後の試合なので 二女夫婦も観戦に出かけた
今月末には孫も来る予定
ジジ ババ楽しみにしている