黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

幼い頃のやけど

2017年03月13日 | つぶやき

昨日様子を見に来た長女

腕をまくった時に肘に傷テープが貼ってあった

薪ストーブにウッカリ触って火傷したとのこと

気をつけなければ・・・と話すうちに

子供の頃のやけどを思い出す

 

約80年前のことである

その頃は釧路市の郊外に住んでいた

 

知り合いの小母さんの家へ姉と二人で遊びに行った

今頃の季節だったと思う

小母さんの家は子供はいないが ネコを飼っていた

ネコにやろうと小魚の骨をストーブの上で焼き 

取ろうとした時に鉄瓶の口に洋服が引っかかり

右足 ふくらはぎから足首まで熱いお湯を浴びてしまう

 

熱くて痛くて泣き叫んだ!

 

小母さんは大慌て 近所に助けを求めたらしい

知らないおじさんが急いできて はさみで毛糸の靴下を切りそっと脱がせてくれた

指図してジャガイモを卸し水ぶくれがボコボコできた足にのせた

不思議なことに痛みは消えたが温まると又痛くなる

 何人かがジャガイモを沢山卸し 何度も取り替えてくれた 

冷たいのをのせると痛みは消える 

少し落ち着いてから 背負われて家に戻った

 

母は驚いたが

同じようにジャガイモを卸しては貼ってくれた

しばらくは歩けなかったが徐々に良くなっていった

痕は残り茶色の変な色をしていたが引きつりにはなららかった

 

大人になりいつしか痕は薄くなり消え今は全くわからなくない

 

あの時慌てて靴下を脱いだら皮膚が剥げてケロイドになっただろう

小父さんがはさみで靴下を切ってくれた適切な処置のおかげ

ジャガイモは冷やす役目をしてくれたのだと思う

 

子供の頃は火傷の痕を持つ子供が多かったが皆 民間治療で治していた

 

今なら救急車で病院へ行っただろうが 病院へはめったに行く時代ではなかった

 

夫にも娘にもはじめて話したことである

 

昔の石炭ストーブ(Wordクリップアートから)

煮炊きもし 後に銅の湯沸しをつけたりしていた

 今日はホワイトディー

Kさんからお返しをいただいたが

もうお腹の中 有難うございました

美味しかったです

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親離れ 子離れ 孫離れ

2017年03月13日 | つぶやき

3月23日孫の卒業式がある

振袖に袴 成人式の姿も見られなかったので

見たい行きたい気持ちが募る

夫は 「最後の晴れ姿だから行って来い」と言ってくれたが

行かないことにした

孫離れする

 

長女の時は入学式も卒業式も行かなかった

二女は事情があったので卒業式だけは出席したが

最近はジジババまで大勢出席するらしい

恵まれているのか

 親離れ 子離れ 出来ていない人が多いらしい

 

娘たちも子離れしていないように思う

 

振り返ってみると

私も親離れしたのは遅かった

家から離れた時期は早かったが 結婚するまで頼りにしていた

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする