87歳の姉は 母を看取った後一人暮らしを続けていた
昨年脊椎骨折で1カ月入院 退院後も一人暮らしを続けていたが
暮れから今春にかけての大雪と寒さに 耐えるのが限界だったようである
姉には子供はいない
近所に住む姪たちが手助けしているが
3月 思い切って サ高住へ移ることを決心した
家を処分し 位牌だけ持って行くことに
昨日
仏壇の魂抜きと 長年住んでいた家のお別れを兼ねて
姉妹弟 姪たち 配偶者たちが久しぶりに集まった
姉が家を建てから40年 早いもので母が亡くなって10年経つ
永代供養も済ませているので 暫らくぶりの訪れだった
和やかで賑やかなおしゃべりが飛び交い ご馳走をいただく
庭の木々は芽が膨らんだばかりだが 草花が可憐に咲いていた
新たな住まいは大雪山がよく見える5階で二間続き
衣食住が完備され 動けなくなった時は 隣のケア付き施設へ移れる
母も 義兄もお世話になり 主治医が経営している施設で
皆が 一番良かったと思う選択だった