風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

美保鶴生原酒しぼりたて

2017-07-01 | 日本酒


 蒜山でイワナ、ヤマメ、猪肉、鹿肉をはじめ山海の珍味のBBQパーティを開いた。会社の山岳部の14名が集い、賑やかな宴になった。
 蒜山の蔵元、大美酒造に立ち寄り、イワナの骨酒用の上撰酒と美保鶴生原酒しぼりたての二本を仕入れた。大美酒造のご主人と奥様が出てこられ、昨年も立ち寄って酒を仕入れたことを話すと思い出された様子だった。



 この美保鶴生原酒しぼりたてが実に旨い酒だった。度数が20度超なので、飲み口はなめらかで、つい飲み過ぎてしまいそうだったのを自重しながら盃を重ねた。


特別純米山廃出羽きらり火で藤井四段の29連勝を祝う

2017-06-26 | 日本酒


 今晩は藤井四段の29連勝を賭けた将棋戦のニュースで持ちきりだ。まだ戦いは続いている。同じ10代の最高峰の戦いなので注目度も高い。
 勝ち負けはともかく、若い人が将棋界を盛り立てていることは素晴らしい。



 今日は難しい仕事の課題に対して解決に向けた一筋の光が射したのが嬉しくて、平日は酒を飲まないという自主ルールを破り、山形の酒を呑んだ。山形市の秀鳳酒造場の特別純米山廃出羽きらり火だ。精米歩合55%の純米酒だけど、実に旨い酒だった。
 そして29戦目を藤井四段が勝利した速報が入った。すごい。藤井四段の活躍で少年棋士を目指す少年が増えるといい。気持ちよく寝れそうだ。





Manchester by the Sea

2017-06-24 | 日本酒


 土曜日の午後、シネマクレールで映画「Manchester by the Sea」を観た。主人公のリー・チャンドラー役のCasey Affleckの演技が光っていた。暗い過去を持つ役どころをクールに演じきっていた。
 映画の後、成田屋の中店に立ち寄り、一杯。成田屋の酒は津山市の多胡本家酒造場の加茂五葉。庶民派の飲み飽きることのない地酒だけど、これが実に旨い。炙りサワラをつまみながらグビッと一杯。最高。
 出された燗酒が全てぬる燗だったので嬉しかった。外に出ると予報通り雨が降っていたので、タクシーで家路についた。  



酒一筋、限定夏純米

2017-06-17 | 日本酒


 土曜日、30年以上通い続けているスポーツジムに行き、ランとバイクを漕いでいい汗をかいた。平日は家事仕事があるので退社後、なかなか運動をする時間がとれない。せめて週末だけでもと思ってジムで運動をしている。
 明日は山の会の例会で山に登るのでほどほどの運動量で切り上げた。
 天満屋地下のポンパドールまでパンを買いに出かけたついでに、酒売り場に寄り道して日本酒を一本買った。夕方、さっそく封を切り一人で呑んだ。赤磐市にある利守酒造の酒一筋、限定夏純米という酒だ。夏らしい空色のボトルも涼しげだ。
 酸味のあるスッキリした味で旨い。なるほど夏向きのさらっとした酒だと妙に感心させられた。




大典白菊の純米酒 トリプルA

2017-06-16 | 日本酒


 金曜日の夜、ハンナを連れて息子の工房に向かった。着くと、すでに夕食の準備が出来上がっていた。さっそくビールで乾杯、お疲れさん!
 孫娘を膝に抱きかかえて飲むビールは最高の味だ。次に冷酒の出番。今日は白菊酒造の大典白菊の純米酒、トリプルAの封を切った。トリプル、岡山県産の「朝日」、「アケボノ」、「アキヒカリ」の三種類の酒米を使用し、精米を70%で醸した特別限定の生酒で、天満屋地下で買ってからずっと冷蔵庫で寝かしていた酒だ。口にふくむと清冽で芳しい香りが口中にすぐに広がった。旨いーっ! 酒蔵のある高梁市成羽町の自然豊かな光景が眼に浮かび、さらに一段とトリプルAの生酒は味わい深く感じられた。
 父の日のプレゼントも息子夫婦から頂いた。ありがとう。食事の後、別棟の秘密基地にハンナと移動して、少しだけギターを弾きながら懐かしいフォークソングを唄った。



梅の宿を懐かしむ

2017-05-13 | 日本酒


 土曜日の午前中、ゴミ拾いボランティアに参加して、午後はごそごそと家の片付け。どうも片付けとか掃除は苦手だ。要領が悪くて、まるではかどらない。



 生命保険会社の冊子をパラパラめくっていたら奈良県葛城市にある梅の宿酒造の女性社長の話が出ていたので読む。つい先日、4月の終わりに山の会の例会で登った葛城山の宿のそばで売られていた梅の宿の純米吟醸を思い出した。酒は地産地消を楽しむのを信条にしているので、早速、純米吟醸を一本買って宿で皆と飲んだ。実に旨い酒だった。
 冊子によると120余年の歴史のある酒蔵だ。酒造りには幻の酒米と言われる雄町米を使っている。記事を読むとお酒にストーリー性を感じる。酒蔵のストーリーも一緒に味わえる日本酒は奥行きのある深みと魅力が尽きない世界だなあと思う。



樹氷のときめき

2017-03-20 | 日本酒


 3連休の最終日、月曜日の夜、息子夫婦が孫を連れて来てくれた。鍋を囲んで賑やかな夕食となった。
 普段、耳の遠くなった義母との会話はなく、毎日一人っきりの静かな食事だけど、今晩は孫を囲んで賑やかな食事となった。
 息子が知人から頂いた沖縄土産、島らっきょうをアテに飲み始める。



 山形県の佐藤佐治右ェ門酒造の代表銘柄『やまと桜』の大吟醸「樹氷のときめき」の封を切った。旨い。難しい理由付けはいい。旨いものは旨い。
 心地よくなったところで息子夫婦を見送り、すぐにハンナと寝る体制に入った。


いなたひめに酔う

2017-03-18 | 日本酒


 午前中にお坊さんが来られて、読経をしていただいた後、バルコムにバイクを持って行った。フォグランプの部品が届いたので取り付けをしてもらうためだ。
 取り付けの間にスポーツジムに行き、バイクを漕いだりマシーンの上を歩いたりして2時間あまり時間潰しをした。
 2時間半後にバルコムに行くとフォグランプの設置は終わっていた。これで薄暗がりの道でも少しだけ安心してバイクを繰れそうだ。



 クリーニング屋さんに行き、ワイシャツを出して、クリーニングが終わったワイシャツを受け取る。その後、ガソリンスタンドで給油して、本日の行動予定は終了。家に戻り、ハンナと散歩をした後、猪の肉を野菜と一緒に炒めてハンナとシェアしながら夕食をとった。缶ビールを一本飲んでから日本酒を呑む。今日は鳥取の稲田本店醸造の「いなたひめ」を開けた。酒米の強力で作った酒で実に味わい深い酒だった。純米吟醸だけど純米大吟醸のレベルに達する旨し酒だった。山陰の酒のレベルの高さに感激しながら美酒に酔った。
 明日はバルコムのバイクツーリングで大和ミュージアムまで行くので、飲みすぎないようにセーブしながら飲み続けた。



やまと桜

2017-02-17 | 日本酒


 金曜日の夜、ハンナを連れて秘密基地に行った。いつものことながら岡山市内から車で20分ほどのところなのに、田園が広がり、周りには人家の灯りが少なくてひっそりと佇んでいて、田舎に来たというセカンドハウスライフのスイッチが入る。部屋に入るとハンナはドッグランに来たかのようにはしゃいで駆けずり回る。
 冷凍食品でつまみを作り、山形の佐藤佐治右衛門の純米吟醸「やまと桜」の封を切る。ひとり酒だけど、旨い。ちびりちびりやりながらギターを奏でる。古いフォークソングを歌っているそばで、ハンナは気持ちよさそうに居眠り始めた。


福寿海と薪割り

2017-01-28 | 日本酒


 金曜日の夜、ハンナを連れて息子の工房に向かった。夜8時前に到着。すでに鍋の準備も整っていた。早速、本日の日本酒、鳥取、中川酒造の純米吟醸「福寿海」の封を切った。
 中川酒造は「強力」というイメージだけど、この「福寿海」は「強力」とはかなり違った趣きの旨し酒だった。とにかくしっかりと深みのある香り高い酒で気に入った。息子と旨いなあ、旨いなあを連発しながら「福寿海」を味わった。
 ハンナと工房に泊まり、土曜日の朝、ハンナをザックに入れて背負い、薪割りを始めた。午後、薪割り完了。鈍った身体には、結構、いい運動になったみたいで、体の節々に程よい疲労感が残った。
 

熟成酒 やまと桜

2017-01-20 | 日本酒


 ハンナを連れて息子の工房に泊まりに行った。みぞれが降る中、車を走らせた。工房は薪ストーブでほどよく温もっていて、炎を見てほっこりする。早速、鳥取、中川酒造のいなば鶴 純米吟醸 「五割搗き強力」を開け、冷やで呑む。スッキリした飲みやすい酒だ。赤ちゃんを膝に乗せ、あれこれ話をしながら呑むとすぐに空いてしまった。



 次に本日のメインの酒、山形の佐藤佐治右衛門のやまと桜、純米吟醸熟成酒を開ける。平成11年度に醸造した17年間熟成させた酒だ。気品のある美しい琥珀色で、熟成酒特有のコクに深みがあり、旨い。日常的に呑む酒ではないと思うけど、熟成させた日本酒は捨てがたい味わいがあり、美味しかった。冬は日本酒にかぎる。


一本義と花垣

2017-01-08 | 日本酒


 里帰りした。岡山から新幹線のぞみで新大阪まで出て、そこから特急サンダーバードで武生へ。サンダーバード(雷鳥)は座席が左右2座席でゆったりしていて、座席の足元も前後に広くて快適だった。僕は決して鉄男さんではないけど、久しぶりの列車移動で興奮してしまった。見慣れた郷里の景色も列車の車窓から眺めるとまた違って新鮮に見えた。



 夕方、兄弟で近くの料理屋にくり出して盃を交わした。昔話や近況のことなど話はあっちこっちしながら話が尽きることはなかった。勝山の銘酒「一本義」と大野の銘酒「花垣」をぬる燗で延々と交互に飲む続けて、すっかり飲み過ぎてしまった。



ぬる燗のおいしい季節

2016-12-25 | 日本酒


 ぬる燗のおいしい季節だ。今晩は鷹勇の封を切って、ぬる燗で呑んだ。純米でも吟醸でもないごく普通の上撰酒だけど、実に旨い。
 この前からバイクの調子が悪かったので、バルコムへ持っていき修理を依頼してタクシーで家に戻った。アイドリングしている途中にバイクのエンジンが突然止まる現象は先月から連続して起きている。先月バイクの定期点検に出したのに直らなかった。根本原因を取り除かないと安心して乗れないので、今回は時間をかけて点検して直してもらうことにした。
 でも今日はいいことがあった。全国高校駅伝の男子の部で地元倉敷高校が初優勝するし、年賀状はやっつけ仕事で見事にやっつけたし、めでたし、めでたしだ。だからよけいに酒が旨かった。今年もあとわずか。


獺祭2割3分

2016-12-10 | 日本酒


 東京で暮らす娘が法事のために帰省した。水曜日の夜11時過ぎ、岡山駅まで車で迎えに出た。駅前広場は人もまばらで、桃のイルミネーションも寂しげだった。

 翌、木曜日の夜、息子夫婦がやってきた。獺祭の純米大吟醸、磨き2割3分の封を切り、鍋を囲んで語らう。ふだんは日本酒を飲まない娘も美味しいと盃を傾ける。久しぶりに賑やかな夕食となり、90歳のばあちゃんもテンションが上がり、独り善がりに会話に加わってくる。家族っていいなあとしみじみ感じながら盃を重ねた。


熊屋酒造の純米酒「ハレ」

2016-11-22 | 日本酒


 岡山駅前の居酒屋で4人で呑んだ。色々と日本酒を呑んだ中で熊屋酒造の「ハレ」という酒がよかった。
 熊屋酒造は倉敷市林にある酒蔵で、このハレという酒は岡山市北区建部町の特別栽培米雄町を使用して作った純米酒のようだ。すっきりとして、しっかりした旨味があり、キレの良い美味しいお酒だった。酒米は雄町米100%で白桃酵母を使用している。岡山は酒どころ、まだまだ知らない酒蔵がたくさんあり、美味しいお酒がたくさんありそうだ。