お天気もいいので、片鉄ロマン街道をバイクで走ろうと思って、土曜日の朝、バイクを車に積んで備前市に向かった。50分ほどで備前市サイクリングターミナルに到着。バイクをセッティングしてハンナをザックに入れて走り出す。
バイク日和だ。自転車道を気持ちよく漕ぐ。次々と通り過ぎる片上鉄道の旧駅舎が楽しい。柵原鉱山から取り出した硫化鉄鉱などを片上湾の港まで運んだ鉄道なので、長い歴史が感じられる道路だ。
人も少なくて、最高の気分。サイクリングロードを独り占めして走り続ける。
柵原ふれあい鉱山公園に到着し、駅舎跡のカフェでアイスコーヒーを飲み、柵原鉱山資料館を見学したあと、お目当の卵かけご飯のお店「らん」に向かった。
卵かけご飯のお店「らん」には既にバイクできた3人組が卵かけご飯を食べていた。ハンナをザックに入れたまま入店し、外で食べましょうかと尋ねると、可愛いね、子供より可愛いんだろうねと笑顔で答えてテーブル席を案内してくれた。
ご好意に甘えてハンナをザックに入れて背負ったまま席に着いた。
卵かけご飯を6種類のダシで味わった。どのダシも美味しかった。
「らん」さん、最高。ごちそうさま〜
来た道を引き返す。途中、あえさんをパクって、足元をパシャ、一枚写してみた。絵にはならないなあ。残念!
一級河川の吉井川沿いの道を遡って柵原まで来たので、帰りは緩やかな勾配の下り坂。漕ぐのが楽なので、気分がいい。俺って、まだまだ漕げるじゃん、って錯覚するほど気持ちよく漕げた。稲刈り前の田園の美しさに目を奪われる。
バイクを漕いでいる人も結構多くて、挨拶をするたびにテンションが高まる。
片道34km、総走行距離68kmのバイク走行があっという間に終わった。
出発地点の備前市サイクリングターミナルまで戻り、帰宅途中、スポーツジムに立ち寄りシャワーを浴びて着替えてから帰宅した。スポーツジムにバイクウエアで入ったのをジムの支配人に見つかってしまい、今日はバイクですか?どちらまで?と根掘り葉掘り聞かれた。支配人はかつて一緒にバイクを漕いだ仲間だ。色々聞きたくなる気持ちはよくわかる。
さすがに毎日ぐうたら過ごしているハンナには堪えたみたいで、帰路の車の中でも、帰宅したあとも、ぐったりしていた。ハンナは終始ザックの中で景色を眺めていただけなので、バイクを漕いだ僕に比べれば疲労はないはずだけど・・・