風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

忖度と和の国

2017-12-06 | Weblog


 今年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞はインスタ映えと忖度だとか。
 僕はインスタグラムを利用していないのでインスタ映えはよくわからない。写真と実物が極端に乖離した写真の出来映えってどうなんだろう。問題だと思わないのかなあ。
 忖度は確かに今年、マスコミが騒いだ。本来の意味は他人の心をおしはかることであったり、おしはかって相手に配慮することなので、決してネガティブな単語ではないはず。和を以て貴しとなす、和の国、日本では忖度もできないような鈍感な人では和することはできないだろう。今のマスコミの低俗、傲慢で、かつ貧困な精神では忖度すらできないのかもしれないけど・・・。
 

今日は一日“小田和正”三昧

2017-11-23 | Weblog


 勤労感謝の祝日の朝、寝坊をした。朝8:30にばあちゃんのヘルパーさんが玄関のドアを開ける音で目が覚めた。
 毎朝4:00に目を覚ましてラジオ深夜便「明日へのことば」を聴いてから一日の活動を始める毎日の生活からすると、朝8:30に起きることは一年中で滅多にない朝寝坊だ。
 きっと寝不足が知らず知らず蓄積していたのだろう。
 それからハンナとのんびり散歩。毎朝せわしない散歩だけど、今日は時間無制限だ。道草を食うハンナに付き合いながら歩いた。
 朝食後、机や周辺の片付けを始めた。積もりに積もったごちゃごちゃした状態を片付け始めるとエンドレスで次から次と目につく。没頭した。
 午後、FMラジオをかけると『今日は一日“小田和正”三昧』という小田和正さんの特集をしていた。番組は『今日は一日“小田和正”三昧』のタイトルにウソ偽りなく、夜の10時頃まで延々と小田さんとのトークや歌が流れ続けた。懐かしい小田さんの歌を聴きながら、リズムよくあれこれ家の中を片付けた。
 多くの小田さんの曲を聴きながら、改めて小田さんがたくさんの名曲を残されたことを知る。一曲か二曲、いつか、うまく歌えるようになれたらいいなあと思いながら、鼻声でハミングを続けた。


古い山仲間と呑む

2017-11-11 | Weblog


 土曜日の夕方、岡山駅前の居酒屋で古い山友達と呑んだ。会うのは久しぶりなので、積もる話をし出したら止まらない。山の話から政治・経済や家庭の近況など、話題を肴に呑み続けた。
 話は尽きないが、すっかり酔ってしまったので、今日はここまで。店を出ることにした。友達を駅の改札口まで見送った後、最終のバスで帰路についた。





出国税

2017-10-30 | Weblog


 新聞報道によると、2018年度の税制改正に日本を出国する全員を対象に課税する「出国税」を盛り込むようだ。この出国税は恒久的に徴収する国税としては1992年の地価税以来となる新税だ。
 インバウンドで急増している訪日外国人旅行者や旅行や出張で出国する日本人を含む全ての出国者を対象に、1人あたり1,000円を徴収する新税だ。ざっと出国者数を5千万人として、500億円の税収だからバカにはできない。
 出国税は諸外国でいくつも例があるし、アメリカに入国する場合、事前に渡航認証手続きをするESTA(1人14ドル、2年間有効)の例もあるのだから、1人1,000円の出国税はほどよい税ではないだろうか。


自民党の圧勝

2017-10-23 | Weblog


 衆院選は自民党の圧勝で終わった。岡山県は5小選挙区すべてを自民党が制覇した。結局、自民党は追加公認した3人を含めて284議席を獲得。自民、公明両党で313議席となったので、定数の465の3分の2を超える圧倒的な多数派の誕生だ。



 安定政権、金融政策の継続性に対する期待感からか日経平均株価も21,696円まで上がった。15営業日連続の株価上昇は過去最長なのだとか。安倍首相の会見で「今まで以上に謙虚で真摯な政権運営に努める」と表明されていたけど、国民の厚い信認に”謙虚で真摯”に応えてくれることを期待している。そして、緊張感の高まる国際社会で安倍政権による日本丸の舵取りを注意深く見守るしかない。


Japan Blue Jeans 岡山から倉敷美観地区へ

2017-10-16 | Weblog


 日曜日の朝、南区役所で衆院選の期日前投票を済ませてから、Japan Blue Jeans岡山店に向かった。雨が降っていたので桃太郎大通りは人もまばら。先客が一人だけの静かな店内だった。
 試着をしてジーンズを一本購入した。裾上げしてもらっている間、店員さんとおしゃべりしていたら、実はこの岡山店の営業は今日が最終日ですと言われた。岡山店を閉じて、倉敷美観地区に移転するのだとか。
 岡山駅前の桃太郎大通り、目抜き通りに面した岡山店は好立地の店舗だけど、商売の適地を考えると集客力のある倉敷美観地区の方が優っているのは間違いないなあ。閉店前日に買い物をした一岡山市民としては、少し複雑な心境で移転話に耳を傾けた。



 夕食は秋刀魚と秋鮭のみりん漬け。魚はシンプルに焼いた魚が最高。旬の味に酒もすすんだ。



 山形市にある秀鳳酒造場の「秀鳳」はただの純米酒だけど素直な味と香りで実に旨い。山形の酒はレベルが高いなあ。



 朝起きると雨が降り続いていて、肌寒い。ハナちゃんもなかなか布団から出ようとしない。温かいものが欲しくて今日も朝食は温かい肉うどんと焼きおにぎりにした。


富屋食堂と日本の平和

2017-10-12 | Weblog


 武家屋敷の通りを歩ききり、富屋食堂・富屋旅館を訪ねた。特攻で戦地に向かう若い隊員(陸軍特別攻撃隊員)たちから母さんのように慕われた鳥浜トメさんが営む富屋食堂跡だ。
 富屋食堂を眺めていたら今の平和な日本は彼らの悲痛な犠牲の上に築かれていることを思い起こさせてくれた。すでに衆議院選挙が始まり、連日、政策論争で喧しいが、今の日本にとって経済と外交が主要テーマに思える。特攻隊員の死を無駄にしないためにも、今の平和な日本を守りぬくための政策論争に耳を傾けて一票を投じたいと思う。 


アメリカの銃社会から学ぶ

2017-10-04 | Weblog


 ラスベガスの凄惨な銃乱射事件は衝撃的だった。映画で見るような銃撃から逃げまどう人々の映像が現実に起きたこととは信じられなかった。犯人が保有していた自動小銃や銃弾の多さにも驚くけど、不動産事業でそれなりの財をなして何不自由ない老後をおくっているはずの男がなぜこのような犯行に及んだのか不可解すぎる。不遇の身に耐えきれなくなったとか、世の中や境遇に大きな不満を持っていて復讐心とか敵愾心を持ったというわけでもなさそうだ。なぜ・・



 すでに広く国内に銃器が行き渡っていて、比較的簡単に銃器を入手できるアメリカ社会では今回のような事件はこれからも起きるという覚悟をアメリカ市民はしないといけないだろう。アメリカ銃社会を教訓として、日本では銃器類の所持を厳しく取り締まって、持たない、国内に持ち込ませないことを鉄則にして、水際で徹底的に封じ込めなくてはならないと思う。


冷凍ご飯とバースデイプレゼント

2017-10-02 | Weblog


 月曜日。新しい1週間が始まった。仕事を終えて家に戻り、炊飯器をセットしてからハンナをシャンプーする。シャンプーが済むとドライヤーで髪を乾かす。手馴れたものだ。
 今日は朝から雨が降っていたので散歩をしなかった。夕方の散歩も中止。そのかわり家の中でハンナと遊ぶ。ハンナは楽しそうに狭い家の中を駆けずり回る。ハナは遊ぶのが仕事だもんなあ。



 ご飯が炊き上がり、小分けしてラップする。冷凍ご飯の出来上がりだ。冷凍室にストックして作業完了。
 東京で暮らす娘の誕生日プレゼントをうっかり忘れるところだった。早速、PatagoniaのWebsiteを開いてあれこれ探す。女性のウエアを選ぶのは本当に難しくて悩ましいけど、これならきっと娘が喜んでくれると確信が持てるウエアを見つけた。勇気を持ってポチーッ。喜んでくれたらいいなあ。


映画「ポプラの秋」「ちゃんと伝える」

2017-09-16 | Weblog


 無性に映画が観たくなり、Amazon Prime Videoで二本の映画「ポプラの秋」と「ちゃんと伝える」を立て続けに観た。「ポプラの秋」(2015.9)は飛騨高山を舞台に本田望結さん主演の映画だ。自死した父のいる天国に手紙を書く少女。それを自分が天国に召された時に届けてくれるというおばあさん。本田望結さんの映画を観るのは初めてだったけど、少女らしい自然体の演技がよかった。アパート『ポプラ荘』の大家さん役、中村玉緒さんの味のある演技はさすが。心温まるストーリーだった。



 映画「ちゃんと伝える」(2009.7)はEXILEのAKIRAさんが主演。園子温監督自らの父親との死別体験がベースになったのだとか。人は余命宣告を受けたとき、残された時間をどう生きるか。父と子の心の絆や生と死について考えさせられた。AKIRAさんは俳優としても素晴らしいなあ。
 夕方、息子ファミリーと一週間ぶりに一緒に食事。盃を交わしながら二本の映画について熱く語った。


2001.9.11から16年

2017-09-07 | Weblog


 今日の朝食のメニューは肉うどんと焼きおにぎりにした。冷凍うどんに肉と玉子を入れるだけ。それから冷凍の焼きおにぎりをチーンして出来上がり。男やもめの食事なんて、この程度のものだろうと開き直る。
 
 国際情勢の緊張が高まってきた。アメリカが国連安全保障理事会理事国に提示した北朝鮮に対する追加制裁決議案は非常に厳しい内容だ。石油の全面禁輸などに加えて、公海での臨検を許可する事項も織り込まれている。



 9.11のMemorial Dayが近づいている。2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件から早16年。イスラム過激派とはまた違った脅威の独裁国家が相手だ。北朝鮮は何をしてもおかしくない状況になってきた。平和的な話し合いで妥協点が見つかればいいのだけど。


伊達公子さんの引退

2017-08-30 | Weblog


 テニスの伊達公子さんが遂に現役引退を決断したようだ。今、46歳と聞いて驚いた。46歳という年齢までプロのテニスプレーヤーとして競技を続けられた強靭なスピリットに改めて感動を覚える。
 テニスで日本史上最高の世界ランキング4位という伊達さんの記録はこれから先、破られることはないかもしれない。
 伊達公子さんは1996年に一度引退した。その12年後の2008年に現役に復帰された。37歳での現役復帰には驚かされた。復帰後もしっかりと不屈のテニスをされたことにも驚かされた。
 9月11日から開催されるジャパンウィメンズオープンが現役最後の試合になる。長い間、お疲れ様でした、と伊達公子さんの引退を労い、これから今までとは違ったステージで活躍されることを期待し、再々スタートを祝福したい。


くちびるに歌を

2017-08-06 | Weblog


 日曜日の午後、四日後に出発する予定の北アルプス・テント泊山行の準備をし始めた。オリジナルのチェックリストをもとに装備品のチェックをして、ある程度の準備の目途がたったので一休みしょうと思い、Amazon Prime Videoを探していたら「くちびるに歌を」という映画を見つけた。



 2015年の映画で、中田永一さん原作の青春小説の映画だった。舞台は長崎県の五島列島。NHK全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」の作者であるアンジェラ・アキさんのテレビドキュメンタリーをもとに小説化されたようだ。合唱部の生徒たちが葛藤をしながら大会に向けて心がひとつになっていく。主演の女性臨時教師役、新垣結衣さんの演技がよかったなあ。いい映画を観た。自然豊かな五島列島の映像が美しかった。映画の余韻に浸りながら、また山行の準備作業に戻った。
 

都議選のゆくえ

2017-06-27 | Weblog


 夕方、ハンナの散歩を済ませると腕にはめたfitbitが今日も歩行10,000歩をクリアしたことをバイブで知らせてくれた。夜になって雨が降り出したので、降り出す前のタイミングのいい時間に散歩ができたようだ。
 東京で暮らす娘からハンナの顔見たさにfacetimeがかかってきた。慣れたのかハンナは映像に映る娘の顔や声にほとんど反応しなかった。今日、都議選の期日前投票に行ってきたという。都知事に就任以来、東京オリンピックや豊洲問題で無駄に時間だけを浪費した罪深さ。まったく中身のない、ただ耳障りのいいスローガンだけの○○ファーストはダメだろうと伝えたかったけど、娘には娘の考えがあるのだからと飲み込んだ。都民の良識が試される選挙の結果に注目している。





映画「母べえ」

2017-06-04 | Weblog


 昨日から吉永小百合さんづいている。今日はAmazon Prime VIdeoで吉永小百合さん主演の映画「母べえ」を観た。10年前に封切られた山田洋次監督の映画で戦前から戦後の、ある家族のストーリーが丁寧に描かれていた。
 反戦思想で獄中死する夫、滋さんの教え子で吉永小百合さん演じる「母べえ」を物心両面で支える書生役の浅野忠信さんの演技が光っていた。昭和の家族の姿は温かくていいなあ。今日もいい映画と出会えた。