今日は、友人の足慣らしに付き合って、いつもの仲間たちと南高尾ハイキングコースに行ってきた。
高尾駅からタクシーを利用して、大垂水峠へ。歩道橋の手前の待避所のところで下りた(2510円)。自転車の人たちが時々通っている。軽くストレッチをしてから、城山への登山道の反対側にへ歩道橋を渡って行く。
最初は緩い上り下り。このあたりはシモバシラ(植物)が多いそうだ。大洞山までは30分ほど。色づき始めた木々の間を歩く。あまり人はいない。金毘羅山の休憩スポットでは、ボランティアが作ったテーブルとイス、それにリュック掛があって、すでにどこかのグループが宴の準備。おいしそうなキノコ汁やバーベキューの用意がされていた。荷物は重そうだけど、良いなあ。そのグループの中に、道々のテーブルなどを作ってきた人たちがいらっしゃるとのこと。すごいですね。
それからも軽いアップダウンを繰り返して、中沢峠に出る。そのあたりから、津久井湖がちらほら樹間に見え始め、しばらく行くと、展望スポットで結構大勢の人が休憩していた。
曇り空なのにうっすらと雪をかぶった富士山が見えたのには驚いた。隣の山の方が高く見えるけど。
西山峠を経て、泰光寺山へ。仲間はまき道を通ったが、私は階段上の本道へ。意外にきつい、特に下りが。まき道の方が早く着いた。
どこだったか、紅葉の向こうに高尾山方面が見える。
三沢峠のあたりだったか東屋のあるところで昼食とする。おじいさんとお孫さんの席に同席させていただく。今日はみそ汁もいただき、コーヒーも入れて、ゆっくりするがだんだん冷えてきた。
三沢峠の先を少し行くと、城山湖が樹間から見え始める。
ところどころで紅葉が見える。
草花や秋の草の実がみられる。つるりんどうの実
ヤブコウジの実
コウヤボウキの花
松見平休憩所(草戸山)の先で立派なカメラを構えた方がいらして、何を撮っているか伺ったら、センボンヤリだとのこと。↓
センボンヤリは春はタンポポのような白い花を咲かせるそうだが、秋には毛槍の先のような閉鎖花をつけて、実がタンポポの実のように丸く綿毛となるそうだ。春の花を見てみたくなった。
その先はアップダウンがきつくなり、休憩を取ったら、高齢の方が、この先高尾山口まで40分程度だが、まだ7つのアップダウンがあるという。数えながら行ったら、確かに最後はごく軽いのぼりだったが、電車の音が聞こえてきても、まだ登りがあるのには驚いた。
道は高尾山口駅前の国道の向こう側の山を下って、民家の横の細い道を通り、舗装道路に出た。すぐに国道に出て、また有喜堂で饅頭付のコーヒーを頂き、富士山登山のドタバタぶりを話題に盛り上がった。ここはお茶も頂けるのでうれしい。ゆっくり休んでから、始発の特急で帰宅した。
このコース逆コースはなかなか厳しいかもしれない。登りとなる階段がかなりあったから。高尾山から稲荷山コースを通り、もみじ台の先から大垂水峠に下りて、南高尾コースにでると6時間くらいのコースになる。まだ紅葉の最盛期ではなかったが、気持ちの良いコースだ。ただし南高尾コースは途中にトイレがないのが難点といえば難点かな?