今日のテレビ東京の番組で清里のことを取り上げていた。
なんと清里の開拓は、小河内ダムの建設で埋没した村の人たちが開墾に入ったのが最初だったのだそうだ。
子供時代にそういうニュースを映画で見たような気がする。多分まだテレビは普及していなかったと思う。
苦難の末にやっと野菜が取れるようになったが、戦争でまた疲弊したそうだ。
その日本の状況に頭を痛めた米国人がやってきて、立教大学の先生をしたりしたのち、清里に牧場を開き、今の清泉寮ができたのだそうだ。食料不足で栄養失調になっていた農民達に栄養をつけるにはどうしたらよいかと、考えて牧場を作ったのだとか。
そんな背景があるとは知らなかった。清里で、その方の銅像を見たりしたのにね。ジャージー牛って、冷涼な環境でも元気に生きられる牛として導入されたので、もともと牛乳が美味しいとかの理由ではなかったらしい。
その後リゾートブーム、ペンションブームが起きたが、私はそういうニュースを横目に、お金がかかるのでペンションなどに泊まったことはなかった。もっぱらユースホステルだった。
しかい面白い歴史だなと思った。