今日は仲間とハイキングに出かけた。家族にはいろいろ迷惑をかけてしまったけど。
シロヤシオがそろそろ咲く頃かなということで、檜洞丸の隣の畦が丸に行くことになったのだ。あいにく2名は都合がつかなくなったが、4人で電車で出かけた。
コースは新松田から富士急湘南バス西丹沢自然教室行きで大滝橋下車、登山コースに入り、大滝沢沿いに東海自然歩道コースを辿り、一軒家避難小屋を経て、畦が丸避難小屋(トイレあり、使用の紙類は持ち帰り、手洗いなし)のすぐ先に頂上があった。見晴らしはないが気持ちの良い新緑の中での昼食となる。
大滝橋から頂上までの間には、ヤマツツジ、ミツバツツジは見られたが、シロヤシオには気づかなかった。
頂上から善六のタワを言うところにかけての尾根道にはシロヤシオや東国ミツバツツジがあったが、今年は花月が悪いらしい。特にシロヤシオはたまにたくさん花の咲いている木もあったが、ちらほら咲きでつぼみも少なかったから、早いというわけでもなさそう。
おととしの檜洞丸のシロヤシオに比べるとちょっと物足りなかった。来合わせた若者が、いつか来たときは満開でシロヤシオのトンネルだったのに!とがっかりしていた。
まあ、とにかく見られたのだからぜいたくは言えませんね。
しかし、このあたりは広葉樹が多くて、杉林が少ない。本当に見事な新緑のオンパレードだった。
善六のタワという標識は見当たらなかったので、その位置ははっきりしなかったが、尾根道から西沢の谷に下りていくあたりのことだったのかしらね。
西沢への道は階段が特に多くて、結構膝に来たが、私は重装備のサポーターをつけたので、何とか痛くならずに済んだ。
沢の底にたどり着くと今度は沢を渡る木の橋が次々に現れた。しばらくすると本棚の滝の分岐に出た。
ザックを置いて、そこから5分程度で滝の見られる地点に出たが、なかなか立派な滝だった。特に左の大きな滝(落差は40メートル以上あるのかな?)の水量は豊富で見ごたえがあったが、中央部や右側にも細い滝があって、いったいどこからこの水が流れてくるのかしらと不思議だった。
またしばらく川を右に左に渡りながら下りていくと、下棚の滝への分岐がある。相当に足に疲れの出た人たちはそのまま進み、私はまたザックをおいてリーダーについて見に行った。ちょっと滑りやすいざらついたところもあったがセーフ。
下棚の滝も落差30メートルくらいはあるだろうか。こちらもなかなか見ごたえがあった。途中の苔むした崖にはイワタバコの葉がたくさん見られたので、もう少し後なら花が見られるかもしれない。
戻って先に進んだら先行した方がテーブルのところで休憩していた。軽く行動食を食べて、出発。バスの時間が気になるので、少し頑張って歩く。相変わらず、右に左に沢を渡っていったいどれほどの木橋を渡ったことか!
途中で若者二人ががカメラだけ手にして滝を見に行くと言ってすれ違ったが、もう4時半に近かった。「暗くなるから気を付けてね」と声をかけたが彼らは懐中電灯くらい持っていたのかしら?沢は暗く、大きな岩も多いから大丈夫かしら?無事戻れたかな?
やっと広い河原に出てほっとしてもまだ橋があった。その上堰堤の脇の階段を上って下りてを2回繰り返したので、疲れた足には堪えた。
最後の吊橋のところに出た。緑の鉄製の吊橋を渡ったら、そこは、西丹沢自然教室の裏手だった。バス停がすぐ前にある。自然教室には水洗のお手洗いもあったし、水道で顔も洗えた(この水は飲めないとのこと)。
バスの停留所には人が並んでいたので私たちも並んだが、臨時バスが定時のバスの10分前くらいにでて、ほとんどの人が座れた。
私たちはぶなの湯の温泉入場券付の往復乗車券(2200円)を購入して行ったので、中川で下車してぶなの湯に寄った。時間が遅いせいか他に下車した人は少なかったし、お風呂も空いていた。
ここはアルコール類を置いてなくて、食堂もない。休憩室は持ち可なので、御菓子類を広げて、最終バスを待った。帰りは山の方は乗り降り自由なので、便利。最終バスが2時間近く後だったので、帰宅は大分遅くなった。
うーん、明日は足が痛くなりそうだ。同行の皆様いろいろありがとうございました。