11月30日までに小田急の乗車券を持っていた友人に付き合って、春に孫たちと歩いたコースを再度秋に辿った。普通は秦野から鶴巻温泉でゴールして温泉に浸かって帰るコースが一般的だが、秦野から権現山への登りがややきついので、私は逆コースの方が楽かなと思って、友人にもこちらからと申し入れた。
以前は秦野にたどり着いたのが4時近くになっていたが、もう歩けないという孫をなだめながらの歩きだったからもう少し早く戻れるかなと思っていた。でもアップダウンは多いですね。
友人がちょっと勘違いなさって、予定の直行電車に乗れず、町田で乗り換えて、予定より少し遅れて鶴巻温泉に着いた。以前陣屋の先に進んでしまって、少し大回りしてしまったので、陣屋のところで間違わないように、左折。念のため、近くにいた高齢の方に確認してから進んだ。標識などはない。左折していくと東名高速の上を渡る陸橋にすぐ出た。
途中の傾斜地のコウヤボウキの花
渡って左手に進むと見覚えのある畑の脇の道に出た。標識も出て来た。
まだコンクリートの坂沿いに、以前アケビが咲いていたと思ってみたが、それらしい実は見られなかった。
テンニンソウの種
ナンテンハギのブルーがきれい。
それから、土の道に入るとすぐに以前あった農家の野菜?売り場があった
今日は銀杏とささげ、ピーナツ(殻が向かれていた)と干し柿(ちょっとまだ半生状態で、家で干すように紐付きのままだった)が出ていて、私はそういえば春に買ったささげをまだ使っていなかったなと思って、干し柿だけ購入。少々重かった。
さらに軽く登るうちに、吾妻山に到着した。見晴らしがよい。
東屋は満杯。
大きな木の黄葉が見事。
横のベンチ小休止してから、善波峠方面に向かう。
平らな道が多いが多少のアップダウンがある。木漏れ日の気持のよい道を坦々と進んだ。逆方向からのハイカーが続々通って行った。若い人も多い。
やっと自販機の置かれている善波峠に出た。
そこの銀杏がすっかり色づいていた。
すぐに弘法山だったかしらと思ったが、少し登り降りして、銀杏の強烈なにおいがすると思ったら、大師堂の脇に出た。銀杏が沢山落ちていたが、誰も拾う人はいなかった。ちょっと熟していて、匂いがすごいし、多分粒も小さいですね。
地図読みのイベントの人たちが必死で地図と樹木の位置などを調べていらして、しばらくしたら一斉に走り出した。時間を競っているようだった。
弘法山の頂上は風が吹き抜けて結構寒い。
展望台設置工事中でまだ入れなかった。
ベンチが空いたのでそこに陣取って遅めのお昼にした。私はお湯を持って来て、味噌汁など作って頂いた。おにぎり、冷たいとつっかえそうになるのだが、今日は暖かいみそ汁のせいか、つっかえることなく食べられた。
友人からずっしりとしたパンも頂いて、先ほどの干し柿もお毒見したので、お腹はパンパン。
坂道の途中にトイレがあって入ったが、外側の見た目よりもきれいな水洗トイレだった。
ノアザミかな?
その少し下側に友人がアキギリ系の紫の花を見つけたが、名前が出てこなかった。アキノタムラソウの差生き残りで一段しかないのかなと思ったが...
そのわきの林には赤い外側に黒い実が沢山生っていた。名前何かしらと、念のために裏側に回り込んだら、標識が付いていて、ゴンズイと書かれていた。
反対側にはモミジが多く、小さなモミジが真っ赤で、若者があれがきれいでは?と話していた。見てみたら日の光に照らされて、殊にきれいに色づいていて、確かに!と思って写真を撮った。若い男の子でも、モミジを愛でるのだと、感動?
ドウダンツツジの大木も真っ赤。
坂をさらに下って行った。確かそのあたりに前に春リンドウか何か咲いていたような気がしましたが。そのあたりに熊出没の標識が...
今日は人通りが多いから心配なさそうですが。馬車道の広い道の脇、黄葉紅葉の木の間に、小ぶりの柿が生っていた。柿の実を食べに来たのかなと、見たが、よじ登った爪痕は見当たらなかった。10月末に出たらしい。
以前お昼を頂いた桜の木の園地のあたり、崖に近い方のベンチに行ってみたら、富士山の見晴らしがよかった。以前は気づきませんでした。
今度は坂道を登っていくと、権現山の展望台のところに出ました。そのあたりも階段脇に紅葉にモミジやドウダンツツジがうえられていて、黄葉がきれいでした。ピクニックの団体が何組かテーブルを囲んでいました。
新年会に良いかなとも思いましたが、駐車場は近いのですがバスはないし、歩いて秦野に出るとなると、急斜面を下りないとならないので、酔っ払いにはちょっと危険ですね。もう少し緩い道とかバスが近くまで来ているとかでないと、飲み会には向きません。
広場の回りには桜と一緒にモミジも植えられていて、なかなかきれい。
展望台に上がったら富士山頂上付近は雲がかかっていたがきれいに見えていました。一周する間にも雲が切れてきて、ほぼ頂上が見えるようになった。写真撮ったりしてさらに一周。さらに雲が取れてきました。
それから展望台を下りて、すぐわきの丸太の階段状の下山道に入った。ひたすら階段を下りて行って、道路と交差したところに出た。道路を通ったら?温泉施設に出るようだった。そこまで行けばバスに乗れるのかな?
少し登り返すと浅間山でした。
その少し降りたあたりからは富士山の展望が又見えたのですが、カラスの巣が近いのか、カラスの大群が滑空していました。人に危害をくわえるようなことはありませんでしたが、繁殖期はどうなんでしょうね。
ジグザグの坂を注意してひたすら降りて、やっと登り口の標識のある、小川の脇に出た。
川を渡ったところに大きな標識があったが、公園入口と書かれていて、こんなに急な道と思わず、登ってしまう人がいるかもしれないと心配になった。高齢の杖を突きながら登ってきた方もいらしたから。
葛葉川から丹沢方面
今日は先行するハイカーがいなかったが、記憶をたどって、万葉の湯のホテルの横を通り、大きな川(水無川)に出て、河川敷の遊歩道に降りて歩き、3つ目の橋のところで上に上がったら、ちょうど駅の真前でした。
ただ、秦野土産を買い求める場所が見つからず、何も買わずに家に帰りました。鶴巻温泉の駅前にお土産屋さんがありました。
秋もカエデやドウダンツツジが多く、楽しいコースでした。ストック出さなくて、ちょっと足に来ました。
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