この間、たまたま休みが同じだった親しい友人と、上野東照宮の冬牡丹の鑑賞に出かけた。寛永寺の牡丹かと思ったら東照宮の牡丹苑だった。
東照宮ってどの辺だったかしら?
以前花見に行った道を通って、美術館側の方に歩いて行ったら、冬牡丹の案内が出ていた。
入口に行ったら一人700円。ちょっとお高いけど、せっかく来ただからと、入園料を払って入って行った。
蓑傘に守られて、あでやかな牡丹の花が咲いていた。ちょっと終わりかけの花もあったが、まだまだ見頃の花も沢山あった。
珍しい八重のクリスマスローズが蓑笠に守られていた。
途中のミツマタ
順路に沿って進むと、最後に石庭があり、そこに牡丹があしらわれていて、雰囲気が良かった。満開の蝋梅、ちょっと終わりかけだったが傾きかけた西日に当たって輝いていた。
雪をかぶった冬牡丹はもっと見事だろうけれど、色とりどりの牡丹の花を楽しむことができた。
出口から出ると、東照宮の建物(本堂と唐門?)が金色に見事。江戸時代からの建物らしい。塀の内部の拝観は有料みたいだったので、行かなかったけど。
並んでいる灯篭も寛永4年と書かれていて、歴史を感じさせるものだった。
大分昔に冬牡丹を見に来たことはあったが、東照宮そのものを見ることはなかった。
後で調べたら、関東大震災でも建物が壊れず、戦争のときも不発弾が落とされただけで火災に合うこともなかったのだとか。今度じっくり見てみたいですね。
公園口に移動するときに、小松宮親王の銅像と早咲きの桜が咲いていた。小松乙女という桜があるそうなので、それだったのかもしれない。
ちょっと風は冷たかったが、春の兆しを感じる半日でした。
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